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バンドレビュー No.9 IN FLAMES

国スウェーデン(ヨーテボリ)

活動年1990-

ジャンル:メロディックデスメタル、オルタナティブメタル、オルタナティブロック


アルバム数:14枚

コンセプト:よくわからんが創作の中の世界という感じがする 人が作りしものの世界という感じか


ジャケット☆☆

技術☆☆

哀愁☆☆☆

安定感☆☆

ネームバリュー☆☆☆

個性☆☆


北欧メロデス四天王の一つに君臨するバンド。北欧ならではの叙情的なメロディが炸裂する王道メロデスバンドであったが、突如アメリカ市場を意識したのかサビでクリーンヴォイスを入れたりとオルタナティブ路線(メタルコア的な要素もある)に走ってしまった。そんな中でも8thや9thのようなメロデス時代を上回る神作を叩きだしている。メインソングライターのイェスパーが抜けてからは当時の面影を残しつつも謎バンド化してきてる。


ジャケットの特徴

ゲーム「マザー」とかに出てくる敵キャラみたいなやつが中央にいるのが多い。たまにお洒落なデザインのものある。



メンバー

アンダース フリーデン V

ヴォーカルでありインフレイムスの顔。デスヴォイスとクリーンを混ぜ合わせた歌唱力は唯一無二で多くのメタラーに影響を与えた。

急に若返ったり急に老けたりと髭の具合で年齢不詳になる。


ビョーン イエロッテ G 2nd〜

ソングライティングの中心。イエスパーのような華はないが個性あふれる甘いギタメロは他の誰にも作れない。彼とイエスパーのコンビは最強だった。ゲームオブスローンズに出てくるキチガイ「ホーダー」に似ている。

ターナー ウェイン Dr 13th〜


ニクラス エンゲリン G 3rd 10th〜


ブライス ポール B 13th〜



元メンバー


・グレン ユングストローム G 1st〜3rd


イェスパー ストロムブラード G 1st〜9th


メロデスの創始者の一角とも言える存在でとっつきやすいクサメロディーで多くのメタラーを熱狂させたスター的存在。心身ともに病的な方で高確率でライヴをバックれる。



ヨハン ラーソン B 1st〜3rd

ピーター イワース B 3rd〜12th

ダニエル スヴェンソン Ds 4th〜11th

黄金期を支えたドラマー。全裸でウロウロしたりと狂気おじさん。ソングライティングには関わっていなかったが彼がいなくなったと同時にバンドが弱くなった印象がある。


ジョー リカルド Ds 12thのみ


アルバム

第1期

1st ルナーストレイン ☆☆☆

2nd ジェスターレース ☆☆☆

3rd ホラクル ☆☆☆☆

4th コロニー ☆☆☆☆

5th クレイマン ☆☆☆☆

初期はかなりダークだが王道メロデス路線を突き進んだ時代。心にくるメロディが多い。


第2期

6th リルート トゥ リメイン ☆☆

7th サウンドドラック エスケープ ☆☆☆

サビでクリーンヴォイスを取り入れメタルコアちっくというかオルタナティブ路線になった時代。アメリカ市場に媚を売っちまってる感があり、自分は苦手。賛否両論時代と言える。


第3期

8th カム クラリティ ☆☆☆☆☆

9th ア センス オブ パーパス ☆☆☆☆☆

今までにないアグレッシヴなメタル色とかつてないほどの哀愁が融合し、超進化を遂げた神時代。かつてのメロデスとはまた違うがこの2枚はメタル史に残して欲しい作品。6thと7thが必要な寄り道だったことがよくわかる。


第4期

10th サウンズプレイ グラウンド ☆☆☆☆

11th サイレンチャームズ ☆

12th バトルズ ☆☆☆

13th アイ ザ マスク ☆☆

14th フォーゴーン ☆☆☆

イェスパーが抜け、ポップメタルみたいになってしまった時代。クリーンヴォイスに重点を置いた曲が大半でメタル色も彼ら特有の哀愁も全てが中途半端になってしまっている。それでもちゃんと良い曲はある。





1st Lunar Strain 1994年

総合☆☆☆☆ 75点

暗黒の哀愁が溢れる怒涛のデビュー作

とにかくダークなメロデス。メロディアスだが捻じ曲がるようなリフで前進していく曲が多い。民謡的な音を入れたりクリーンボイスの女性ボーカルのみの曲があったりと散漫な雰囲気がある。しかしこの時期にしか味わえない哀愁があり、音質が悪いのを気にしなければ普通に良い作品。月に1人残された孤独感を味わえるような曲が多い。

おすすめは1、2、9、11 (11以降はボートラ)

1.Behind space

2.Lunar strain

3.Star forsaken

4.Dreamscape

5.Ever lost

6.Ever lost2

7.hargalaten

8.In flames

9.Upon an oaken throne

10.Clad in shadows

11.Stand ablaze

12.Everdying

13.Subterranean

14.Timeless

15.biosphere


#1

1stの1発目から超名曲。一度聴いたら忘れられないインパクト大のイントロ、サビではワルツ調になる予想できない展開とテンポチェンジ、ラストは北欧民謡っぽさのあるアコギで締めくくる激動と哀愁のオンパレードだ。このような壮大な内容を数分でまとめてしまったことで頭では処理できない銀河の凄まじさを表すことに成功している。

初期メロデスの最終進化系とも捉えられる一曲はメタルファンは必聴である。再録版は音質が良いがアコギパートとワルツパート(半分ほど)を省いているのでダメだ。


歌詞

俺のことを星の名前で呼んでくれ 人間の動き全てに虚しさはつのり顔なき憤怒に立ち向かう 不完全な夢の捻じくれた瓦礫から宇宙の影の天体から沈黙を招き 月に届かんばかりの塔が空で這い回る-今に引き倒されるんだ

星が再構成される-四次元に突入するために 全ての銀河系を越え 凍てつく時空を越え 天使たちは墜落する 宇宙に隠れた次元の中俺たちは突入する


ダークでスローなナンバー。前の曲とは違い淡々とした曲調だがこちらも展開とリフが豊富で隙のない名曲。訴えかけるような悲哀に満ちたメロと邪悪なアイアンメイデンという感じがするギターが良い味を出している。


歌詞

人類の人知を越えた恐怖に漆黒の宇宙で沈黙は金きり声をあげる この地球上で命より複雑な知識というものがあるから星の進化と共に知識は共鳴する 我が天国の歌と共にひとつになっていく孤独こそ痛み 


北欧民謡っぽいヴァイオリンから始まる速めの曲。こちらも重なり合うギターが良い旋律を奏でている。ラストに疾走しぶった斬る終わり方は尖っていて好みだ。

次から次へと怒涛の展開がやってくるこのような計算されてないようでされている勢い任せ曲は初期ならではでかっこいい。


歌詞

砂漠で目を鞭打たれ 悪意がぼやけた日に明かりをもたらす 太陽が俺の肌を焼き開いた傷口を砂が舐める この嘲りの渦に罰は下される 


ダークナンバーが多い本作の中では唯一少し明るさのあるインスト曲。メロは相変わらず上質だがギターのノリが軽くちょっと拍子抜けしてしまう。 聴けば聴くほどギターラインがアイアンメイデンに似ている、、笑



2部構成曲でこちらは前半。ヘヴィで暗いスローテンポ曲。切なさを放つギターメロが始めから終わりまで襲ってくる

名曲。逃げても逃げても闇が迫ってくるような雰囲気を作れてるところが凄い。


歌詞

涙に溢れた俺の窓を通って魂に飢餓感が忍び寄る 嵐が汝の罪を浄化する 


前の曲の続きとなっている。なんとこちらはアコギと女性ヴォーカルのみのゴシック風バラードナンバーとなっている。曲のクオリティは中々に高いがあまりの唐突さにまず引いてしまう笑 インフレイムスらしさ0かと思いきやアコギの旋律は後の名曲に繋がる彼ららしさがある。


歌詞

歓喜の7曲を通して彼の名前は太陽のような声を生き返らせる 


管弦楽器のみの民謡全開インスト曲。

良いメロディで斬新なトラックなのは評価できるが前の曲と言いメロデスバンドとは思えないほどの尖っぷりで脳の処理が追いつかず沈黙してしまう。。


バンド名を冠したトラック。話題にならない曲だが、ダークさと哀愁が極まっていて個人的には名曲だと思う。アイアンメイデンの大曲へのリスペクトも感じられる貫禄のある曲展開が魅力。サビにあたる場所のギターがかっこよく、中盤の疾走パート、神秘パートと、泣きのギターソロでも魅せまくってくる。最初期なのにメロデスの集大成と言える内容なので多くのメタラーと音楽好きに聴いてもらいたい一曲だ。


歌詞

現世のこの体をちぎられいばらの世界にばら撒かれた 涙と苦痛に虐げられ俺を星を越え堕ちていく、堕ちていく


暴れ疾走曲。ギターは中々かっこいいと思うがメロディアス要素0で全体的にヤケクソ感が強いため本作で唯一の手抜き曲と言える。


歌詞

南の猟犬たちは夜明けに目覚める。我が渇望を癒す体液を求めて夜を抱く太陽に捕らえられてしまった。我が欲望がもたらす夜の影に視覚を奪われ塵へと砕かれる。


こちらもダークなミドル曲。にじりよってくるようなリフが好き。展開は地味であまり存在感もないがしっかりメタルらしい良いリフを刻んでくる。


歌詞

なんの価値もない光景を目の当たりにする両目も永遠の歳月を通し血を流す




2nd ジェスターレース 1995年

総合☆☆☆ 83点

ジャケ☆☆☆☆ タイトル☆☆ 18

方向性を確立させた傑作メロデスアルバム

方向性は前作と変わらないダークさを維持したメロデスだが今作では安定感が増し、前作では散漫だった雰囲気も払拭され、まとまった作品となった。破壊力がある曲は無いものの一度もだれる事なく聞き通せる良曲が詰まった邪悪で美しい傑作である。アルバムを通しリードギターがシンセサイザーのような音で面白い。この作品を最後にデスメタル色は薄れていく。無限に広がる墓地を恐怖に怯えながら駆け抜けていく感じの曲が多い。

おすすめは1、2、3、4、5、6、7、8

1.Dead eternity

2.The jester race

3.Graveland

4.Moon shield

5.The jesters dance

6.December flower

7.Artifacts of the black rain

8.Dead god in me

9.Wayfaerer

10.Lord Hypnos


破壊力抜群のブラストから始まる。怒涛のイントロ後は静まり返りそこからミドル、そして疾走を見せるテンポチェンジが激しいナンバーだ。どのパートもかっこよく劇的な曲構成に挑んだ彼らの意欲は評価できるが中盤に少し間伸びをしている感じもする。イントロのブラストパートをどこかでもう一回取り入れて欲しかったのもある。


歌詞

人類の困難な生活手段を司るのは時間

表層から凍てつく静寂へと越え宇宙を漂っていく 死者の虚しさをふちどる声 


かっこよすぎるイントロに圧倒されるアップテンポ曲。BメロのAnd we goを畳み掛ける所は癖になる魅力があるがサビがへぼく拍子抜けしてしまうところが残念。捻りのある間奏や展開のある曲がたくさんある中、この曲だけはストレートでシンプルな内容と言える。


歌詞

貪欲な神が宿る騎士の心は機械仕掛け 臨終の報いにはパンと毒が盛られた

語るは沈黙のみ

新狼時代の手先たちを抱きしめながら

偶像の遺物たる形見を捧げながら 


爆走曲。ザクザク進んでいくギターリフがかっこいい。テンポダウンしてディープヴォイスで囁くサビはこの作品の邪悪さを表していて好き。メロデスラッシュ的な間奏部分も聴きごたえがある名曲だ。


歌詞

幻想を燃やせ イデオロギーを抹殺せよ 人類は死すべき 理想郷の夢を凌辱するために汚れを知らない空に原子雲が絶えず浮かぶ


アコギを取り入れたワルツ調のメロデスバラード。デスメタルなのにバラードととして成立しており後のデスメタルバンドにも影響を与えたに違いない名曲。北欧的な冷たさのある美しさとヘヴィな曲調との融合が見事。


歌詞

虚しい心に宿る虚しい野望が丘に向かって我が十字架を運んできた 血のインクで約束を結ぶ兄弟が我が静かなる最後を宣告した 


大好きなインスト曲。淡々と旋律を刻んでいく独特な雰囲気が癖になる。途中のリフもかっこよく異様な存在感を放ったナンバーである。



ギターが主役の疾走曲。サビが存在しない面白い曲で(ミドルテンポのAメロがサビという扱いか)序盤と中盤に入る光線のようなギターソロがイカしてる。後半の高速パートも邪悪と哀愁が溶け込んでいて素晴らしい。


歌詞

永遠と死を顕わす古代の真珠 12月の声はその息も枯れ白と灰色の花畑は取り憑かれている 悲しみに満ちた我が死の景色こそ緑なり


勢いのあるミドル曲。リフではなくクオリティの高いメロで見せてくる曲で後のホラクルやコロニーに通ずるものもある。そしてこの曲も間奏にひねりがあって面白い。


歌詞

人工的な黒い雨で虚無な一般大衆に餌を与え乾いた冷笑を浮かべ影の中に沈んでいったのだ 


変化球効きまくりの奇怪な疾走曲。

古いディズニーのようなリフに驚かされるもメロパートはしっかりIn Flames色を出せている。そこから邪悪な疾走ターンからの淡々とメロを刻んでいくミドルパート、そして赤子の鳴き声から女性の絶叫という怪物屋敷みたいな流れにはびっくりさせられた笑 展開が最も豊富な曲で支離滅裂という印象もあるがどのパートも練られて良いメロを聴かせてくれるため良曲認定できる。


歌詞

射精された情熱で汚されたパレット 禁じられた快楽主義の色 全ての預言者たちよ お前の滴るような秘戯で我が苛酷な国を呪え



長めのインスト曲。序盤は余ったリフを繋ぎ合わせたような内容でそこそこ良いが、突如レースゲームのメニュー画面みたいなパートになり、更にそこから遊園地のような平和メロディパートになってしまう、、。アルバムの世界観を台無しにしてくるポジティブメロにがっくしで今作で唯一の蛇足曲と言える。


アップテンポ曲。メイデン風のギターの使い方がやはりイケメンで全体的にわかりやすいメロが多くて良い。中盤でアコギが入りスローなパートになるところなど実験的なパートも心地いい。


歌詞 

休火山の目覚めの中、遥かなる汝の住居へと続く険しい螺旋階段

かつて永遠に夏が消えていった場所で神々の凍てついた音楽を渇望する 


3rd ホラクル 1997年

総合☆☆☆☆ 82点

ジャケ☆☆☆☆☆タイトル☆☆

美しさと苦悩が混じり合う渾身の一枚

前作に比べ音質が良くなり少しメロディも明るくなった。勢いがなくなり、ゆったりした感じの曲が多いがこれぞメロデスと言えるクオリティ。次作コロニーが有名なため地味な印象が強いがアクセントがしっかりついたアルバム構成で最後まで飽きずに聴き通せる。 目の前には希望、そしてすぐ後ろには絶望

広がってるような世界観。

おすすめは1、2、3、5、6、7

1.Jotun

2.Food for the gods

3.Gyroscope

4.Dialogue with the stars

5.The hive

6.Jester script transfigured

7.Morphing into primal

8.Worlds within the margin

9.Episode 666

10.Everything counts

11.Whoracle


今後の彼らの進化を匂わすミドル曲。

キャッチーさとかっこよさが上手く噛み合ったイントロのメロが良い。Aメロでのディープヴォイスやメインメロを崩したようなサビなど人気作である次作コロニーの前哨戦とも言えるトラックだ。


歌詞

永遠に満足することのないばらまかれた茸が死に行く世界から胞子を伸ばす

たったひとつの最後の言葉にその存在を夢見るために輪が水平線を侵略していく



イントロでは疾走するが内容はスロー気味のミドル曲となっている。こちらは前作の雰囲気が残っていて全体的にダークでへばりつくようなギターリフが印象的。Aメロのバックのギターの哀愁が凄まじい。存在感は薄いかもだが聴けば聴くほど味が出る推し曲だ!


歌詞

血を流す者を切り出血の根本を再び縛る ガラスでできた天国の船へと星々と会話しながら消極的な傲慢さの中へと漂わせていく


前作に入っていた名バラード「Moon Shield」の続編のような内容でアコギを使ったワルツ調のパワーバラードだ。北欧の叙情的なメロで溢れているクオリティの高いナンバーだ。ポジティブさとダークさが混じっているこの時代のIn Flamesが好きだ!


歌詞

引き上げられた短剣が犯した罪のために化石となった盗賊たちのねぐらに横たわる 巧妙な墓石に書きこまれ我らの命は果てた



明るめのギタメロが主役のインスト曲。彼らのセンスの良さが出ている旋律が魅力。途中アコギになるところなど個性もちゃんと活かせている。


アップテンポ曲。この曲の主役はなんとギターソロである。イントロやAメロ、サビなども安定のクオリティで十分かっこいいがラストの長いギターソロを聴けば全てはそこまでの引き立て役だったことを知る。速弾きと泣きを通して最高のメロディをぶつけてきてくれるソロは必聴だ!


歌詞

虚しい鼓動にうち震える猛烈な羽根が牙の地獄から飛び出してくる 鋭い銀幕に包まれた新しい夜明けをすする


お得意のアコギワルツの名バラード。

アコギパートの静かなディープヴォイスからのサビで哀愁あるメロに乗せて感情を爆発させるところがミソだ。


歌詞

我々に見えるのは始まりの挿絵とこの苦悩だけ ゆっくりと動いていく有頂天な奴が地獄の決定的な概念を作るだろう 


インフレイムスにしては珍しく最初から最後まで疾走しっぱなしの曲。リフがカッコよくサビに当たる部分では初期のようなダークな哀愁もあり純粋な北欧メロデスを堪能できる。


歌詞

花火の爆発音と錬金術 遺伝子は繋ぎ合わされ未来へ向かって彼女の有機的な救いの中へと誘発された


プログレッシヴなミドル曲で実験要素が強い。工夫されたリフやシンセターン、そして間奏部分の壮大なパートが新鮮味があり好き。これだけ面白いことを詰め込んでいる曲なのにサビが単純で手抜きなのが残念。


歌詞

雨の雫が葉を打つ モノトーンの水たまりのそばをやつは歩く 

そして火花を放ち真空に満ちた涅槃の世界へともたれかかっていった


わかりやすいメロデス曲で人気。サビ後に来るギターソロが良いアクセントになっている。質は高いと思うが他のB級メロデスバンドでも作れそうなタイプの曲で個性という面ではハマれなかった。


クリーンヴォイスがおじさん臭いヘヴィなカバー曲。コレジャナイ感が強い。


アルバムの世界観に合った危機迫る感じのインスト曲。シンプルな内容だがアコギがドラマチックだ。


4th コロニー 99年

総合☆☆☆☆ 61点

ジャケ☆☆☆☆ タイトル☆☆☆ 20

メロディの嵐が吹き荒れるインフレイムスの代表作

更にメロディアスになり、聴きやすくそしてノリやすい曲がアルバム全体を占めている。

前作まであった暗い美しさや音楽の深さなどが影を潜め明るくポジティブな曲が多くなった印象だ。メロデス入門にぴったりな一枚でもある。

ただ前半の勢いは凄いが後半がグダグダになってしまうため最後まで聞き通すのが辛いアルバムでもある。明るい世界観からの急にダークになるボートラは余計だった。

おすすめは1、2、3、4、5、6、7

1.Embody the invisible

2.Ordinary story

3.Scorn

4.Colony

5.Zombie inc

6.Pallas anders visa

7.Coerced coexistence

8.Resin

9.Brhind Space

10.Insipid 2000

11.The new word


イントロから超メロディアスな有名曲。

一回聴けば頭から離れないイントロと間奏のメロが良い。イントロを崩したようなサビが若干手抜きなのが気になるが1発目から魅せまくってる。間奏や終盤のメロも良くメロデスの教科書に載せたい曲だ。



歌詞

誕生しては消えていく人種、しかし大地は永遠に留まる 全ての川が海に向かって流れても海は溢れることはない 魂の中に巣食う恐怖は未踏の泉だ 沈黙する口に浮かぶ言葉を読むがいい 


ミドル曲。明るいが哀愁のあるメロがたまらない。Aメロでは今後の彼らの変化を匂わすクリーンヴォイスを披露する。2回目のAメロのピアノを入れるセンスも凄まじくシンプルなのに聴きどころが多い名曲だ。


歌詞 

エゴイズムが人類の関係を物語る 流行がモラルをより明るく輝かせる世界では成功は赤い血の色で書き記される 権力への乾きによって仕組まれたものが 

なりたくもない誰かになれと無理強いされ自分自身を失っていく、どんどん深みにハマりながら入り込んだ傷の罠に捕われてしまった。

中身がなく意味がない言い訳に満ちた存在の深海にはまる


気持ちがいいメロディアスなナンバー。イントロの爆走から心を持ってかれる。Aメロから徐々に盛り上げメロで畳み掛けてくる構成は見事。ポジティブな曲が多い本作の中でもとりわけ明るく聴くと元気がもらえる。


歌詞

俺がこの塔から彼女に目をつけて以来、禁断のレンズを通して現実に焦点が合わされた


メロは抑えめの正統派ヘヴィメタル路線で魅せてくるミドル曲。彼らにしては珍しく渋さ勝負をしてくる唯一無二のナンバーだ。古いレジェンドバンドへのリスペクトも感じられる曲でリフがかっこいい。


歌詞

お前の世界で夜は脅威ではない 不可解で耐えられないものに住みつかれ、俺の世界で暗闇は地獄の光景に姿を変える 


これまたメロが強いアップテンポ曲。

励まされるポジティブメロの嵐も良いがAメロのシンセが癖になる。

間奏部分の静寂パートでは貫禄というかベテランバンドの余裕すらも感じさせ成長を感じる。


歌詞

神聖な基盤の演台 浅はかさと美しさだけが彼女の体に漂う 


アコギのインスト曲。かっこよく渋く美しいメロを奏でてくれる。インフレイムスにアコギを持たせたら無敵ということを知らしめた短い名曲だ。


所々で疾走を見せる曲で、ヘヴィさと爽快感とメロディアスなパートのバランスが非常に良い曲だ。天高く舞うようなサビではクリーンとデスヴォイスが入り混じる声が聞け、フリーデンの進化も垣間見える。


歌詞

俺の痛みを共有するためにお前を旅に連れて行こう 俺たちの理想は崩壊した 強制された共存


ワルツ調のミドル曲でキャッチーなナンバー。わかりやすい曲のため人気っぽいが前作に入ってた曲のメロディを使い回している気がしてあまり好きでは無い。。


歌詞

悲しい歌が再生される 切望する1夜よりも1ヶ月のほうが短い時もある 道理の地図が俺のために再び書かれる


メロディは抑えめでゴリゴリのリフが主役なアップテンポ曲。ボートラ感が強く本作に合っていない。サビの唸りクリーンヴォイスが気味が悪い笑 実験曲だろう。


歌詞

無知、そして慈悲のもない奴らが闊歩する


テクニカルなギターソロだけ最高なアップテンポ曲。そこ以外は普通すぎて面白みに欠ける。


歌詞

隠された命の流れが深みで膨れていく その言葉にやがてもうひとつの顔が与えられるだろう 


5th クレイマン 2000年

総合☆☆☆☆ 69点

ジャケ☆☆☆☆ タイトル☆☆ 21点

大人びた情感溢れる彼らの真骨髄とも言える作品

前作に比べメロディラインは控えめになり、大人びた渋さが目立つかっこいい曲が多い。アメリカ市場を意識したかサビでクリーンボイスを使うというオルタナ手法がこの時期からちらほらみえてきた。良く言えばマンネリを防ぐため新たな扉を開いた新時代メロデスの夜明けとも言える一発だ。

古い色褪せた写真の中にいる過去の自分を思い出している男の物語を感じ取れる。

おすすめは1、2、3、4、5、6、7、9

1.Bullet ride

2.Pinball map

3.Only for the weak

4...As the future repeats today

5.Square nothing

6.Clay man

7.Sattelites and astronauts

8.Brush the dust away

9.Swim

10.Suberbun me

11.Another day in quicksand


メロデス大物バンドとしての貫禄を見せつけるようなクオリティの高いミドル曲。Aメロではディープヴォイスを使う渋さ炸裂ターンが輝きサビではお得意の哀愁メロに乗せてデスヴォイスを炸裂する。欠点は間が空く箇所がいくつかありそれがこの曲の個性なのだが少し流れが悪いようにも感じてしまう。


前の曲とは対照的に流れが良くリフがかっこいいライヴでも定番のアップテンポ曲だ。サビでは初めて本格的なクリーンヴォイスを投入し、自分達の進化を見せつける。インパクト大な歌メロのため

違和感ではなく良い意味での衝撃の方がでかいため成功と言える試みだ。


ヘヴィだが北欧ちっくなメロディラインを基盤にしているためドラマチックなミドル曲だ。淡々と前進していく感じの曲調は実に彼ららしい。北欧色とアメリカ色がうまく融合しているため新旧どちらのファンも納得させる出来である。


存在感の薄いミドル曲だがその分リフで魅せてくる。まさかのBメロが主役と言っても過言良いほどにBメロがかっこいい。狙ってないインフレイムスにしか出せない魔力があり曲になる。その他サビなどはあっさりしていて面白みに欠けるので地味曲と言われても仕方ない。


静と動で魅せてくる展開が魅力のナンバー。イントロやAメロは静かに渋さを出していき

サビでは感情を爆発させるようにメロディアスになるところがたまらなく良い。後半もイェスパーのメロディの引き出しの多さに驚かされる。


気分爽快な半疾走曲。サビの半分クリーンヴォイスな歌声とキャッチーなイェスパーメロとの融合が素晴らしい。イエスパーの弱点でもある弱っちいAメロリフが気になるためオール疾走にしてしまったほうが良かったかもしれないといった感想。


お得意のワルツ調パワーバラード。宇宙を漂うような静けさが特徴的。地味だが渋い哀愁が案外癖になる。ギターソロはさすがのクオリティ。


地味なアップテンポ曲。統一感がないのか全体的に中途半端で余ったメロを繋げている感もあったりする。各パート光るものがあるだけに化けきれず残念。


イェスパーらしさが全開に出た超メロディックなナンバー。とにかく明るくキャッチーでポップとまで言える内容。前作コロニーが好きなファンならまず気に入るだろう。個人的には中盤に登場するリフが好み。


Arch Enemyのクリストファーアモットがゲスト参加した曲。そのためギターソロの出来が素晴らしい。ソロの部分だけアチエネを聞いている気分になる不思議なナンバーだ笑

そこ以外はまずまずなメロとリフで良くも悪くもない無難フレイムスと言った感想だ。


物足りないヘヴィな曲。重くてダークな雰囲気がありながら展開はインフレイムスらしくポジティブな面もある。Aメロやギターソロが味があるだけにもう少しパワーなどが欲しかった。


6th リルート トゥ リメイン 2002年

総合☆☆ 11 34点

ジャケ☆☆ タイトル☆

新境地へスタートを切った脱メロデス作品

賛否両論を巻き起こした転換期と言える作品。完全にメロデスから脱してシンセサイザーを多用したオルタナティブメタルと化したアルバム。良い曲はあるものの曲数の多さとメリハリのない曲、パワー不足でゴワゴワした掴みどころのない曲が続くのが難点で、全体に漂う浮遊感がインフレイムスに合ってなくもはや違うバンドと捉えるしかないように感じる。

1.Reroute to remain

2.System

3.Drifter

4.Trigger

5.Cloud connected

6.Transparent

7.Dawn of a new day

8.Ergonomic

9.Minus

10.Dismiss the cynics

11.Free fall

12.Dark signs

13.Metaphor

14.Black & white


疾走曲で全体的にリフがかっこいい。ただサビのHIDEを連想させるモザイククリーンヴォイスが気持ち悪く色々と台無しになっている...笑 


キャッチーなリフとサビメロが印象的で今作の中ではかなりの存在感を放っている。イェスパー節が健在なところに彼らの個性が輝いていて安心するトラックだ。


シンセをバリバリに使ったミドル曲で浮遊感があり、中々に聴き慣れない。彼ららしさは所々にあるも全体的に異様に明るいポップ寄りの曲だ。


イントロからブラストをみせるアグレッシヴ曲。ヘヴィなギターなのはいいが本作のコンセプトともズレているし結局何がしたいのかはわからない曲。もじょもじょ何か言って流してるだけのサビはただの手抜きなのでは、、


ワルツバラードで良い雰囲気なのだがふわふわし過ぎていてもっと出せるはずの哀愁を逃しているような気がする個人的に惜しいナンバー。


爆走曲でリフがいかつく爽快。ただサビがどうも受け付けられん。。アグレッシブターンから一転、卒業式的なお祝いムード疾走になるのが気色悪く感じてしまう。


地味なミドル曲だが本作で最もクオリティの高い名曲だと思っている。濁るようなサビからのキャッチーな疾走はイェロッテとイェスパーの個性が上手く噛み合った良展開である。このような魔曲がゾロゾロいる9thへの伏線的存在とも考えられる。


イントロの疾走ターンが神メロなのにテンポダウンしミステリアスな雰囲気を出してしまう残念曲。あのメロを基盤にしたアップテンポ曲にしていれば名曲に仕立て上げることができたのではと考えてしまう。


こちらも独特の浮遊感のあるトラックだが前作クレイマンにも入ってそうな雰囲気のミドル曲で割と聴きやすい。


イェスパー節炸裂のメロディアスアップテンポ曲でコロニー時代のファンを狙った曲か。

サビのクリーンがソイルワークっぽさがあり気味が悪いがその後の疾走は気分爽快。


オールクリーンでフワフワした今までにない曲調のバラードだが心に刺さる曲だ。サビで顔を見せるケルト風の弦楽器などが良い味を出している。


次作を彷彿とさせるヘヴィなリフから始まるミドル曲。重い曲かと思わせといてサビではポップになるところに気持ち悪さを感じてしまうなんとも言えない曲だ。。


7th サウンドトラック トゥ ユア エスケープ 2004

総合☆☆☆ 57点

ジャケ☆☆☆☆ タイトル☆☆ 18

さらなる進化を求め試行錯誤の中生まれたヘヴィアルバム

前作の浮遊感溢れるアルバムから一転してゴリゴリに重たいメタル作品に仕上がった7thアルバム。原点回帰したように聴こえるが前作のオルタナティブ路線をしっかりと継承しているのでメロデスに戻ったのではなくヘヴィメタルにより近付いた印象。一味違ったシンセの使い方やメロディ、そして作品全体を覆っている水滴のような音が個性的で好き。ヘヴィさの中に垣間見えるミステリアスな曲調が面白い世界観を作り出している。ただ似たような曲が多いところが困ったところ。ビデオの世界に現実逃避をしているものの脳の後ろの部分では必死に現実に戻ろうともがいている感じの曲が多い。

おすすめは2、3、4、11

1.F(r)iend

2.The quiet place

3.Dead alone

4.Touch of red

5.Like you better dead

6.My sweet shadow

7.Evil in you

8.In search for I

9.Borders and shading

10.Superhero of the computer rage

11.Dial 595 escape

12.Bottled


かつてないほどにヘヴィなデス曲。

原点回帰というわけではなくスリップノットなどを連想させるアメリカをかなり意識したメタル曲だ。面白い試みだが彼らが今まで培ってきた魅力を全て殺してしまっているので個人的にはアウトな曲だ。


ダークでミステリアスなシンセのメロが癖になるミドル曲。シンプルな構成だが中毒になりそうな不思議な魅力のある好きなトラックだ。


明るい曲調のアップテンポ曲だが裏では不安と哀愁も感じ取れる奥が深すぎる名曲。

不穏なサビの後に1度だけ登場するメロとリフに凄みを感じる。


ヘヴィなミドル曲。ゴリゴリ音からの浮遊感あるサビが癖になる。上手く例えるとサウナからの水風呂感がある個性の強い曲だ笑

間奏部分のメロと曲の3分の1を占める長い終盤のパートはこの時代のインフレイムスにしか出せない懐かしさや哀しさを感じて心に沁みる。


前の曲に曲調がかなり似ているヘヴィミドル曲で印象が薄い。単体では微妙な曲だが、逆にアルバムの世界観には合っている曲ではあるので外せないナンバーでもある。もうひとひねり欲しかった。


インパクトのあるシンセから始まる人気曲。

ほどよく浮遊感がありほどよくリフが決まっててほどよくヘヴィ&メランコリック、そしてキャッチーという当時の彼らのマスターパックとも言えるナンバー。ファンやライヴのことを考えて計算されたタイプの曲のため、勢いと魔力が魅力の本作の中では浮いている気もする。


バラード。前作に入っていそうな浮遊感のある曲。サビのオルタナ感が気になるがそこ以外は美しく癒される。


ストレートな疾走曲。ギターリフで攻めまくるスタイルの曲。本作初のスピーディーなナンバーで爽快だがインフレイムスでなくても作れてしまう曲でもう少し魔力がほしかった。


この時代特有の哀愁が煮詰まったミドル曲。少し地味な印象も強いトラックだが、イントロやサビの重々しい空気、Bメロのリフ、ギターソロなど彼らにしか作れない世界を構築できているので推し曲である。


明るい疾走曲。若干狙っている感がありあまり好きではない。子供騙し曲と呼んでいるがメロデス初心者には聴きやすい内容だと思う。


安定感あるミドル曲。キャッチーでシンプルで覚えやすいが悪く言えば無難。合格ラインを越えようと必死になって作った感もあり、魔力不足。


曲全体はゴリゴリヘヴィなのにサビでは浮遊感あるぐちょぐちょクリーンヴォイスを見せてくる気持ち悪い曲。クオリティの高いボートラをここに入れて欲しかった。


8th カム クラリティ 2006

総合☆☆☆☆☆☆ 100点

ジャケ☆☆☆☆タイトル☆☆ 33点

最終形態へと化けた孤高の最高傑作

前作、前々作の要素に初期の頃の凶暴性と叙情性を復活させ、さらにスピード、メリハリが加わり様々な層のリスナーが受け入れるヘヴィメタル要素を混ぜた一つの到達点的作品となっている。全ての曲がシングルで出せるレベルの脅威のクオリティ。何とも言えない哀愁も含んでおり、曲のインパクトもこれの右に出るものはない。ただ全ての曲が強力過ぎて聴き疲れすることもある。何にせよメタル史上最強の一枚と言っても過言ではない。眠りの深度が上下する感覚、夢の中の世界を自由自在に動ける感覚、目がさめる直前遠ざかって行く夢などが表現されているように聴こえる。

おすすめは1、2、3、4、6、7、8、9、10、11、12

1.Take this life 特A

2.Leeches A

3.Refrect the storm S

4.Dead end A

5.Scream A

6.Come clarity A

7.Vacuum A

8.Pacing deaths trail B

9.Crawl through knives 特A

10.Versus terminus 特A

11.Our in finite struggle 特A

12.Vanishing light B

13.Your bedtime story B


破壊力抜群のアグレッシブナンバー。

とにかく勢いと力がある曲。サビではカリスマを見せつけるようなギターと歌声が襲う。6thで取り入れたクリーンヴォイスやオルタナ要素、7thで実験したヘヴィメタル要素を最高の形にデスメタル化させた。新生インフレイムスの狼煙と言いたい名曲だ。


うねるようなリフが癖になるミドル曲。

アグレッシブでもありミステリアスでもあるのにサビでは哀愁も感じさせる不思議な魅力のある曲だ。初めはサビのインパクトが薄いと感じた曲だったがバックで流れるギターの良さに気づいた瞬間評価が上がった


個人的にインフレイムスで一番好きな曲で最高傑作と言えるパワーバラード。

感情を爆発させるアンダースのデス混じりの歌声とどこを取っても隙がない上質なリフ群が最大の武器。そして解放されたかのようなサビのクリーンパートはリスナーをどこかに天界に連れて行ってくれるほどの魔力がある。


女性ヴォーカルを起用したやや実験的な半疾走曲。サビでの男女のハモリが武器。また、曲全体のバックで流れるギターも中毒性があり色々な楽しみ方ができる良曲だ。


クリーンが一切登場しない完全デス爆走曲。サビが力任せで手抜きだが小細工なしのギター勝負となったAメロBメロのリフは癖になるかっこよさがある。


こちらは前曲と打って変わってアコギを組み込んだオールクリーンヴォイス曲となるパワーバラード。オルタナ感はあるが普通にサビメロが良い。

イントロや間奏部分のソロなどでインフレイムスの個性を発揮し哀愁を出せているため、安物アメリカバンドとの格の違いを見せつけている。


怒涛の疾走曲。Bメロのリフが主役と呼んで良いほどにかっこよく間奏なども緊迫感の作り方が最高だ。ただサビの歌メロが前々作を彷彿とさせる不自然歌メロで、そのせいで流れがぶち壊れていて非常にもったいない。疾走感を維持しデスで通してくれれば名曲になれた。


勢いあるアップテンポ曲。オールデス声曲でチルボドっぽさもある。力任せで浅さも感じるが全てのリフがギリギリ合格ラインを超えるクラスなので文句もつけられない笑 無難な繋ぎトラックといった感じだ。


本作後半のハイライト。シングルカットしても良いレベルの高クオリティミドル曲でサビのクリーン歌メロが頭に残る。キャッチーだが哀愁のあるリフとメロは6th〜7th路線の集大成感もある。サビで「In Flames」と叫ぶとこは激アツだ。


ここでまた爆走曲。これもシングルカットできるクラスの名曲。デスラッシュを思わす凄まじいリフとサビでの想いが切り裂けるようなアンダースの歌声がかっこいい。In flamesのクリーンはこうでなくっちゃ!


アップテンポ気味なミドル曲。サビと間奏で湧き出る哀愁はこの当時にしか出せない魔力があり大好きだ。それ以外は手堅く大人しい印象。次作へと繋がる要素がちらほら見えている。


イェスパー色が強いキャッチー&メロディアスな疾走曲。とっつきやすく人気曲だが、狙ってる感があったり他のメロデスバンドでも作れそうな内容なので個人的には微妙。


9th ア センス オブ パーパス 2008年

総合☆☆☆☆☆☆ 90点

聴けば聴くほど沼に引きずり込まれていく魔力がかった傑作

前作カムクラリティと肩を並べる最強のアルバム。前作を剛だとすると今作は柔という感じ。最初聴いた時は微妙だったが数年経ってから聴くととんでもない出来であることに気づくスルメ型アルバム。曲に迫力がない、音がこもってる、6th時代に舞い戻ったなどという批判の声も多いが、このアルバムが作り出す世界観は唯一無二であり、全曲にマジックがかかっている。かっこよさもインパクトも前作の方が上だが、今作は誰にも作れないような不思議な哀愁が何重にも重なった曲が多く、心の奥深くを横から突いてくるような脅威的なアルバムである。前作に並びSランクを出せる一枚だ。

おすすめは1、2、3、4、5、6、7、8、9、11、12、13、14


1.The mirrors truth A

2.Disconnected A

3.Sleepless again A

4.Alias A

5.I'm the highway特A

6.Delight and angers 特A

7.Move through me A

8.The chosen pessimist A

9.Sober and irrelevant A

10.Condemned B 運命の宣告

11.Drenched in fear l A

12.March to the shore A

13.Eraser A

14.Tilt B

15.Abnegation B


アップテンポな曲。周りを無視したように突き進んでいく今までに内容なリフといい、前半いきなりギターソロが入ったりするところといい本能だけで作ってる感が凄い。

しかしサビではわかりやすい哀愁メロを放ってきたりと人によっちゃ忙しく感じるが、抑制という感じがして良しだ。


疾走とミドルパートを繰り返す風変わりな曲。耳に残るザクザクリフとサビがどこかはいまいちわからないが心打たれるギタメロが散りばめられていて哀愁の沼にどんどん引きづり込まれる名曲であり魔曲である。この時代のアンダースの泣いてるようなデスとクリーンが混じった歌声は国宝ものである。


センスあるアコギから始まるがゴリゴリしたミドル曲。凡曲の雰囲気が漂うがサビではこのアルバムにしか出せない独特な雰囲気が漂っており良曲認定せざる得ない。また今作から輝きだしたイエロッテの美しきギターソロもこの曲で聴ける。


ややスローテンポで壮大な曲。神秘的なイントロに戸惑うがすぐにインフレイムスにしか出せない世界に取り込まれる。メインとなるイントロサビメロが1番クオリティが低いと言えるほど他のパートが良い。粘着的な哀愁がAメロBメロ、そしてアコギインストに凝縮されている。


アップテンポナンバーでイントロのリフから一気に引き込まれる。サビでは爆走するのに浮遊感も感じられるところがこのアルバムの異常性が感じられて素晴らしい。テンポチェンジは激しいがどのパートのリフも秀逸で終始ノレる名曲だ。


# 6

ミドルテンポ曲。にじり寄ってくるリフ、サビ前のインフレ魔術ターン、そして色んな感情が滲み出るようなサビ、メロディックなCメロからの哀愁ギターソロと、圧倒的な魔力で塗りたぐられた王道の美構成を見せてくれる名曲。奥の深いこの時代のインフレイムスにしか作れない1発である。


ヘヴィなのに浮遊感ある不思議な雰囲気のミドル曲。目玉となるサビの実験的シンセも良い味を出せている。ライヴでは盛り上がりに欠けそうだが良曲である。

イエロッテの神メロギターソロにも注目だ。


この少し異質で奇妙なこのアルバムのハイライトとも言える大曲。静かに始まり徐々に音が重なり合い最後は膨れ上がるように壮大な世界観をみせてくれる。終盤には唯一無二の世界にリスナーが飲み込まれる作りになっていて圧巻の構成。プログレにも区分できないまさに誰にも真似できない神業と言える。単純だが複雑に計算された音作りがこの曲を非凡で美しいものにさせているような気がする。華がなく長い怠い曲かと思われがちだが、何のためにアルバムというものがあるのか、、その答えはここにあるので是非、アルバムを通して聴いてほしい。


爆走曲。唐突感はあるがサビでのシンセの入れ方など至る所に爆発したセンスが突き刺さっている。サビ後にくるギターソロなど1回目と2回目で違った味を見せてくれるところなども味があって素晴らしい。華はないが解剖しがいがある疾走曲といったところだ。


今回のアルバムの中では唯一弱いトラック。

所々さすがと言えるギター回しがあるもののサビでの疾走が後のインフレイムスの悪い部分であるアメリカンオルタナ色があり少しゲンナリしてしまう。無駄なテンポチェンジが多く聴いてる側が疲れてしまう所も難点だ。


とにかくリフが良いミドル曲。どこかが特化した名曲の類ではないが安定したインフレイムスにしか出せない空気感の虜になる。優しく甘々しいギタメロが今作に合ってて好み。逆に今作だからこそ輝けた曲なのかもしれない。


唐突な爆走から始まる疾走トラック。やけくそつぎはぎ感もあるが全パートのクオリティが高いため気持ちよく聴ける。中盤の突如やってくるギターソロにはびっくりするが哀愁がどっぷり塗られているため昇天ものである。


10th サウンズ オブ プレイグラウンド フェイディング 2011

総合☆☆☆ 61点

ジャケ☆☆☆☆タイトル☆☆ 17点

メインソングライター抜きで挑んだ力作

メインソングライターのイェスパーが脱退するという事件が起き、どうなるかと思いきやなかなか完成度の高い作品に仕上げてきた。メリハリがついていて前作よりも取っ付きやすさはあるが何度も聴いてるうちに物足りなさも感じてしまう。

イェスパーがいなくなったせいか前作の言葉じゃ表現しきれないような巧みなメロ魔術が無くなってしまったのは痛いが今のインフレイムスの姿を100%の力を出せている。上手く綺麗な作品として収めることが出来たため成功作と言えよう。全体的に何か大事なものを落としてしまったような寂しさを感じてしまうが逆にそれが唯一無二の世界観を作れていて良いのかもしれない。枯れていく世界を俯瞰してるような曲が多い。

おすすめは2、3、4、5、8

1.Sounds of a playground fading

2.Deliver us

3.All for you

4.The puzzle

5.Fear is the weakness

6.Where the dead ships dwell

7.The attic

8.Darker times

9.Ropes

10.Enter tragedy

11.Jester's door

12.new dawn

13.Liberation


新生インフレイムス幕開け曲。彼らが武器とする北欧風の哀愁溢れるイントロから始まるミドル曲。工夫されたリフに感情が炸裂したサビとどこを取っても悪くない。イェスパー無しでもファンを裏切らない姿勢を見せた「宣言曲」のような捉え方もできるが逆にファンの顔を窺っている「守り曲」のような気もしてしまう。


新生インフレイムスのベストを尽くせた名ミドル曲。アメリカ意識のモダンスタイルの曲だが、ミステリアスな雰囲気とサビの不思議な哀愁は唯一無二の魅力が詰まっている。ギターソロも最高に良く隙のないトラックだ。夜の観覧車で演奏するPVのセンスも抜群だ。


ヘヴィナンバー。ダークなリフがかっこいく遮断機のようなライドが癖になる。インフレイムスの暗い部分が冴え渡っていて個人的に好きな曲だ。


爆走曲。全体的にツギハギ感があり、サビが明るすぎな気もするがえらく爽快感あるので良しとしよう笑 イエロッテの持ち味が発揮されているギターパートが素晴らしくテンポダウンした終盤の浮遊感も個性があっていい。


静寂からの泣けるギターが炸裂するイントロから心奪われる名曲。リフやソロもインパクト大で前作とは違った貫禄を見せつけている。ポップな要素も目立つ曲だがこれまで彼らが築き上げてきた独特の哀愁を放てているので受け入れられる。この路線を極めればいいものの何故今の彼らは闇堕ちしてしまったのか。。


謎オルタナアメリカ媚売りロックバンド化の序章とも言えるミドル曲。雰囲気やリフは彼ららしくて良いが歌メロの作り方が完全に北米チャートハンターになっていてゲロッパだ。11th以降はこの先の曲がドッと増えるので終わりの始まりとも言える。


静かな渋めのバラード。平常運転の哀愁でまあまあ良い。インスト的な感覚で聴ける休憩ソングでもある。


リフがアグレッシブなミドル曲でBメロがずば抜けてかっこいい。2周目が来た時にはそのBメロがギターソロに変化するところもオシャレだ。変にドラマチックなサビはイェスパーの穴を感じ違和感もあるが良曲と言える。


哀愁ありまくりの神メロから始まるミドル曲。その後はクリーンまみれで記憶に残らず今ひとつ。イントロとアウトロが主役でそれ以外は全て長いオマケという感じの良曲だ。


こちらもくそかっこいいリフから幕を開ける疾走曲。無理矢理疾走曲にしている感も否めないがアルバム後半の良いアクセントになっているためそこまで気にならない。ただこちらも前作に入っていそうな雰囲気を放ちながらも曲全体の印象が薄いのが難点。序盤のリフをもっと活用できれば名曲に仕立て上げれたかもしれない。


謎インスト。ジェスターというタイトルに期待していたがこれは、、無い方がよかった。

変なハーモニカとギシギシを繰り返すだけの手抜きトラックだ。


まるでイェスパーが平然と残って作曲に絡んでいるようなインパクト大のメロとリフが炸裂するアップテンポ名曲。中盤の静寂パートも美しくドラマチックで感動的だ。1st〜10thまでの軌跡を描くような集大成曲でイェスパーの葬儀感もする。。笑


せっかくいい流れで来てたのに最後にハリウッド映画の主題歌的なアメリカンなポップ曲が来て台無しエンド。オールグリーンヴォイスで変に感動を誘おうとする曲調が気持ち悪い。黒歴史である次作の予告であろう。


11th サイレン チャームズ 2014

総合☆☆ 34点

ジャケ☆ タイトル☆☆

迷走し全てが中途半端となった凡作

前作に比べデスメタル色はほとんど薄れ、代わりにジャスティンビーバー風のポップス色が作品全体を占めているとんでも作。そしてとにかく元気がないアルバムでインフレイムスらしさは急激に下がった。メンバー全員が老人ホームに入ったのかと疑うほど全体的に覇気がなく中途半端なロックとポップスを混ぜたような曲が多く不快。過去の元気だった頃の自分が脳内で呼びかけてくるも、それに応答する気力すら無くただ、休日の自宅のソファでゴロゴロしているだけの男をアルバムを通して描いているように感じる。

おすすめは3、4、8

1.In plain view

2.Everything’s gone

3.Paralyzed

4.through oblivion

5.With eyes wide open

6.Siren chams

7.When the world explodes

8.rusted nail

9.Dead eyes

10.Monsters in the ballroom

11.filtered truth


ダークなリフがかっこいいミドル曲でイントロのギターが特に好みだ。サビでは弾けるような明るいメロを聞かせてくれる。無難だが前作に入っていても良いレベルクオリティだ。


ヘヴィな爆走イントロから始まり原点回帰かと思わせといて実は強がってるだけのオルタナ的ななにか。デスメタルをやりたいのか奇妙なポップをやりたいのかはっきりさせて欲しい曲。


イントロのリフは彼ららしくて良いが、その後はイマイチ何がしたいのかわからないポップ調のオールクリーンヴォイスミドル曲。


ふわふわしたシンセを使う気怠いジャスティンビーバー風の曲。インフレイムスらしさは皆無。割り切って聴けばそこそこいけるがもはや何のバンドを聴いてるのかわからなくなる。


アメリカの安っぽい感動系映画の主題歌を狙ってそうなポップバラード。メタル嫌い洋楽好きの一般層にはウケそう。


斬新なベースイントロが印象的なミドル曲。

これまたフリーデンのうだうだクリーンヴォイスが全編を占めていてイントロ以外記憶に残らない中途半端な曲になってしまった。


珍しくメタルらしいヘヴィな曲調から始まるナンバー。ただし原点回帰感は0でメタル素人バンドが頑張ってアグレッシブメタルをやろうとしている薄っぺらさを感じるリフだ...。そしてサビでは一転し女性ヴォーカルを起用した浮遊パートになっている。美と醜を上手く表現しようと試みたっぽいがこれもミスマッチ。こんな狙ったことしなくたって昔の彼らは全曲そういう哀愁を自然に出すことができたのに。。悲しくなる。


ようやく来たミドルテンポの良曲

イントロの時点で北欧メロデスらしい哀愁が感じられホッとする。サビの前のリフやクリーンとグロウルが混じったフリーデンの歌声など彼らの長所が活きている所が魅力。

黄金期の曲と比べると雑魚だがこの時代の彼らにしてはよく頑張った曲と言える。(めっちゃ上から目線で失礼笑)


イェロッテの個性あるリフが心地いいミドル曲。全体的にジャスティンビーバーしていて気に入らないがインフレイムス色も死んではいないので許せるトラックだ。


デスメタルナンバーかと思わせるアグレッシブなイントロから始まる曲。蓋を開けてみるとなよなよへなへなサビでゲンナリソングであった。


リフやらソロやらグロウルやら懐かしさを感じる良いパートはあるものの肝心の曲全体の雰囲気がゴミクズなので30回くらい聴いても記憶に残らない残念曲。オルタナヘロヘロビーバーフリーデンソングが好きな人ならいかるのか?


12th バトルズ 2016年

総合☆☆☆ 55点 18

ジャケ☆☆ タイトル☆☆

かつてのメロディと思い切ったポップ路線が交わる努力作

中途半端ポンコツオルタナの前作に比べるとメリハリややる気が戻ってきた印象の本作。開き直ったようなポップ曲もあったりと彼らの突き進む路線は相変わらず謎だが、アメリカ風の歌い回しと北欧の雰囲気がなんだなんだ上手く共存できており案外悪くない作品となった。復活、進化、力作、のどれにもあたらないがこれはこれで完成されていて改善点はないので良い落とし所と言える。

ゲームの中の世界の迷宮に迷い込んだ少年の心情を描いたような曲が多い。

1.Drained B

2.The End S

3.Like Sand A

4.The Truth A

5.In My Room B

6.Before I Fall B

7.Trough My Eyes A

8.Battles C

9.Here Until Forever C

10.Underneath My Skin C

11.Wallflower B

12.Save Me 特A

13.Greatest Greed B

14.Us Against The World C


レビュー

北欧風の雰囲気、攻撃的なリフ、グロウルとかつての彼らを思い出させてくれるミドル曲だ。特化したものは特に感じられず相変わらずビーバー風洋楽な歌い回しなども気になるが前作よりはずっと好感の持てる姿勢だ。


レビュー

今作の主役的なミドルナンバー。

イントロのギターリフが素晴らしいクオリティでAメロではちゃんとデス声を聴かせてくれるためインフレイムス復活を匂わしてくれる。サビの歌メロが完全にクリーンヴォイスだがメロがはっきりしていて今までとは違うかっこよさがあるため聴き入ってしまう。全体的に完成されていて今の彼らのスタイルを完全に確立させている曲なので受け入れられる。これもダメだという人は相当なオルタナ嫌いで今のインフレイムスが何をしても全部駄曲に聴こえてしまうだろう笑


レビュー

ワルツ調のインフレイムスバラード最強神話はイェスパーが消えても健在だということを示した力作バラード。北欧感漂う音作りが素晴らしくAメロのフリーデンの歌い方は個性も出せていて心に響く。ただサビが少しアメリカちっくなのが残念。


レビュー

問題作。アイドル風のポップ曲で批判殺到不可避ソングだ笑 イントロのウィーアーウィーアーウィーアーを聴いた瞬間終わったと思った曲。ただ所々イエロッテならではのリフが顔を出していて彼らの個性は出ているため全否定はできない曲だ。そして変に中毒性のある旋律なため8周回って許せてしまう謎曲である笑


レビュー

イントロのメロを聴いてイェスパーが戻ってきたのかと思ってしまったミドル良曲。

渋いAメロ、印象的なリズムのサビと良い部分はちらほらあるがこの曲のハイライトはイエロッテのセンスが爆発しているギターソロである!メロが良すぎてインフレイムス史上1番好きなソロである。この部分だけでかなりの点数を稼げた曲だ。


前作に入ってそうなミドル曲。Bメロだけは魔力はあるがそれ以外はオルタナアメリカ曲で微妙。サビの女性コーラスっぽいのを入れてたりと頑張って個性を出そうとしているのはいいが、なにか間違っている。。


レビュー

ここにきてアグレッシヴ疾走曲。リフがかっこいいがBメロサビはクリーンヴォイスになり明るくなってしまう。過去のファンも喜ばせたいがオルタナティブなアレもやりたいという心の迷いが見えている。


レビュー

イントロのいかついリフはグッドだがその後は普通のクリーンヴォイスが続いてしまう物足りないミドル曲。歌メロはそこまで悪くないがもうひとひねり欲しかった。


レビュー

こちらもイントロとAメロはかつての北欧的な哀愁のあるメロを聴かせてくれるがサビではアメリカチャートを気にしたヘタレクリーンを披露してしまう残念曲。半分北欧、半分アメリカな曲が続く本作である。


レビュー

いかついイントロから幕を開け疾走来るかと思わせてちんたらオルタナ歌メロを響かせる肩透かしポンコツ曲。サビのナイチンゲ〜ルってとこが無駄に気になる。


レビュー

冷たさある北欧バンドらしい雰囲気を作っている7分ある長いスロー曲。イントロが2分もある攻めた構成で本作では異彩を放っている存在。歌メロも珍しく哀愁があり聴ける。そしてストリングスを取り入れた間奏は北欧の雪原を意識していてお洒落だ。名曲とは言えないが努力賞は与えられる意欲作である!


レビュー

彼らの持ち味が出たイントロのキャッチーなメロが印象的なミドル曲。Aメロではデスボ、そしてサビではクリーンを楽しむことができ、2つの顔を持つフリーデンを堪能できる。(本来の彼の魅力はそこではないが、、)完成度は高く新旧どちらのファンのことも考えている内容。

この曲を受け入れるか受け入れないかはファン次第と言ったところだ。


ボートラ第一弾。イントロのギターとAメロのグロウルは冴えまくってて名曲きたかと思わせてからのライヴ映えを狙ったサビの「おーおおー」でガン萎えさせてくる期待殺し曲。サビさえなんとかすれば昔のインフレイムスなのに。。


ボートラ第二弾。オルタナを通り越してJ-POP風になってしまったアホ曲。Aメロは無理矢理疾走デスをぶちこんでいるのである程度のメタラーは騙せそう。



13th I the mask (2019)

ここ2作で初期からのファンが離れていったのを気にしたのか、曲によってはデス色をかなり戻し、メタラーの顔色を伺う作品となった。一瞬原点回帰かと思うが無駄にアグレッシヴさを押し出しただけでサビではアメリカに媚を売りまくった展開に持っていくところにはウザさを感じた。特に後半は壊滅的な洋楽風の曲や似たようやバラード感動系のミドル曲が集中し聴くに耐えない。復活作とほざくファンもいるがこれは商業作であり、前々作とは違った悪夢の再来である。全時代のファンから好かれたいという思いがあるせいか、周りの目を気にしすぎておりイエロッテの才能を活かしきれていないところが悔しい。今作の数少ない聴きどころと言えば彼のずば抜けたセンスのギターソロとリフくらいだろう。



  1. Voices

  2. I, the Mask

  3. Call My Name

  4. I Am Above

  5. Follow Me

  6. (This Is Our) House

  7. We Will Remember

  8. In This Life

  9. Burn

  10. Deep Inside

  11. All the Pain

  12. Stay with Me

淡々とザクザク進んでいくリフが渋く味があるミドル曲。サビではお馴染みのアメリカ意識のクリーンになるがかっこよさの方が勝っているため気にならない。オープニングナンバーにふさわしい良曲だ。


レビュー

メロデス四天王の意地を見せつけるような衝撃の爽快感あるイントロから始まるアグレッシヴ疾走曲。名曲かと思いきやサビでヘボい歌メロが来て台無しソングと化す。リフがかっこいいだけに残念過ぎる。

昔のような曲をやるんだったら変にモダン要素を入れずに思い切って最後まで北欧を貫き通してほしかった。


レビュー

アップテンポ曲でこちらもリフのセンス抜群なのに歌メロのせいで評価が激下がりな惜しい曲。ソイルワークを思わせるコレじゃないクリーン歌メロが耳障り。ギターが全盛期並みのセンスを取り戻している中、過去最高に歌メロが足を引っ張っているのが悲しくてタチが悪い。


レビュー

原点回帰?を匂わせるデスメタル色の強いナンバーでBメロまでのグロウルターンは圧巻であり今までとは違ったヘヴィさを見せてくれるため新鮮味もある。サビはクリーンヴォイスでゲンナリだが他の曲に比べて一貫性があり久々にデスとクリーンの融合も見られるためギリ許せる。

間奏の展開も決まっていてイェスパー脱退後のなんちゃってメロデス曲の中ではかなり優秀な方だと思う。


哀愁MAXのアコギから始まるパワーバラード名曲。全編クリーンだが本来彼らが持っている昔ながらのヨーテボリの風が吹き荒れているので魅了される。オルタナロックに舵を切っているならこういう路線で行ってほしいのだが難しいのか、、


意味不明ポップ曲。ジャスティンビーバービーバーで洋楽ウェーイな人は喜ぶのか?

全体的に奇妙な構成。ポップ路線を起点にしての実験曲でもあるのでもはや地獄。


全米チャートで上位にランクインしてそうなクリーンヴォイスの嵐曲でもはやインフレイムスでもメタルでも北欧でもないナニカ。

ただ無駄に歌メロのクオリティは高いので割り切って聴けばそこそこいける。


もうバンド名変えろと言いたくなるポップ曲。個性もなく聴くに耐えん。


#9 

疾走曲でカムクラ時代を彷彿とさせる破壊力のあるリフと歌い回しは圧巻!名曲来たと思わせといてサビで間抜けな「ソーバーンバーンバーン♪」という歌を披露。案の定撃沈である。その後のソロはかっこいいだけにサビだけが害悪という勿体なさ過ぎる曲だ。


Arch Enemyを連想させる怪しいリフが魅力のミドル曲。そんでサビのなよなよクリーンでやらかすお決まりの流れだ。中盤の間奏パートはクレイマン時代を匂わすギターソロとアコギソロがありそこだけは感動モノだ。


バラード。クリーンだらけだがこちらはうっすらと北欧感がありまだ聴ける。中盤のギターソロは神。


黄金期を思い出させる哀愁アコギイントロから始まるバラード。最初の雰囲気は抜群に良いが聴き通してみるとフックがあまりなく無難な展開の連続で印象の薄いトラックであった。


14th Forgone (2023)

イエスパー脱退以降一度はオルタナロックバンドになりかけた彼らだが、今作では黄金期を彷彿とさせる攻撃性が戻ってきている。

初期に見られた独特なアコギパートを取り入れたり全編デス曲のトラックを2つほど入れたりとついに原点回帰の影が見え隠れする作風にまでなり久々に名曲と呼べるレベルの曲もちらほらある。一方、部分部分で残るオルタナ色も独自の進化をしてしまいかっこいい北欧流デスパートとアメリカナイズロック色がキメラのように不自然に結合してしまっているため、世界観が意味不明なことになっている。

前作よりはずっと良いが自分たちが今やりたいことと初期のファンを裏切れない葛藤が浮き彫りになっており、相変わらず商業臭もしてしまうところが残念。またインフレイムスあるあるのアルバム構成ミスも発動しており、前半に激しい曲が固まった分、後半は似たようなミドル曲が続いてしまい変な気分で終わってしまう。。後半にもう一つ派手なのがあれば大きく評価は変わったかもしれない。




レビュー

初期を思い出させる哀愁たっぷりのインスト曲。アコギインストだけのアルバムを作ってほしいくらいのクオリティである。


レビュー

At the Gatesが頭をよぎるメロデスラッシュ曲で凄まじい迫力だ。スピードとパワーで溢れるリフが爽快で攻撃で魅せるという彼らの新たな一面を見ることができる。

サビのクリーンは蛇足だが、新旧ファンのどちらも驚かすことができる会心の一撃である。


7th時代が頭をよぎるゴリゴリのデスメタルナンバー。かと思いきやサビでは前作パターンであるオルタナティブクリーンヴォイスを披露するという昔のファンに配慮しつつ今やりたいことを存分にぶちこんでいるせこい曲。

海溝プレート型地震のように我慢して強がって我慢して悪ぶってサビでんはぁーー限界という感じにアメリカンを発揮してくる有様。

デスパートをいかつくやっておけば古参共は喜び目を瞑って名曲認定してくれるという姿勢が見え隠れし少し情けなさすら感じた。人気な曲なのにこんなに愚痴ってすまぬ。


レビュー

ワルツ調のミドル曲でイントロのリフを聴いた時は期待が高まったが開けてみると12thに入ってそうな印象の薄いのんびりオルタナクリーン曲であり肩透かしだ。強力な曲に挟まれているため中途半端の極みという印象。


レビュー

まさかのブラストから始まる爆走曲。

本格的なブラストを取り入れた楽曲はインフレイムス初であり、隙無しのリフの嵐とオールデスヴォイス構成に度肝を抜かれる。途中に入るアコギなど初期を思わす演出も激アツでカムクラ時代に回帰どころかジェスターレース時代にまで進化して戻っている名曲だ。

回帰と進化の両方を味わうことができる曲で新時代をこじ開ける鍵となる存在なのに他の曲が足を引っ張っているのが残念でならない。。


レビュー

前曲の続きであり、こういう構成も1stを彷彿とさせて面白い。こちらは彼らが初期から武器にしているワルツ調のパワーバラードになっていてこれはこれで魅力的だ。所々前曲のメロをクリーン化して入れていたりする。

間奏とアウトロのメロはさすがと言える哀愁だ。


前の曲に少し似た雰囲気のほぼクリーンヴォイスのバラード曲。前作に通ずるアメリカンな雰囲気は苦手だがアコギやギターのセンスはやはり一皮剥けているため聴ける。デスヴァージョンにしてくれたらかなりの名曲に化けるのでは?と思ってしまう。


疾走から始まるアグレッシヴなナンバー。7th〜8th時代を彷彿とさせ昔からのファンが求めているものが詰まっている。ただ力任せ感も強く彼らの本当の魅力が薄れてしまっているような気もする。まあメタラーには受ける曲だろう。


ゴリゴリにヘヴィなデス色が濃いミドル曲。しばらくイカついパートが続きややダレるがサビではお決まりのクリーンヴォイスが入る。バックのメロが魔術的で癖になるため今回はサビパートに救われる形となった。

ジェスターレース時代を思わせるギターソロ、ラストのサビでデス声になるところなど所々聴きどころもある良曲である。


ミドルテンポ曲。イントロのギターリフやアウトロのアコギは個性が出ておりかっこいいのだが、歌メロは前作を彷彿とさせるアメリカンなものでパッとしない曲となってしまった。インフレイムスの良い面と悪い面の両方が存在して聴いてて頭が重くなる。


中途半端すぎるぐだぐだ曲、かと思いきやサビのクリーン歌メロがけっこう好みなので許せる曲。この曲単体で聴くと一体今僕は何のバンドを聴いているのだろうと不思議な気持ちになってしまう。。


最後の最後もミドル曲。メロデスファンのためにいかついデスAメロを免罪符として置いておき、Bメロやサビでなよなよオルタナクリーンを見せる卑怯な曲。とにかくサビもグダグダで何がしたいのか意味不明。後半のルナスト時代を思わすデスパートだけは一級品。ここを主体にして曲作りしてくれよ、、。


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