金塊を求めて 第一弾 初の採掘:渋沢鉱山
- 奥田ゾンダーランド
- 2021年8月3日
- 読了時間: 3分
石集めにハマっていることは以前記事で話したが今回は初めて自分の手で石を採掘しにいった冒険談をここに載せたい。
2020.10 私は廃鉱山に潜入して鉱石を掘り当てることを決心した。
渋沢鉱山の存在を知った瞬間、鉱石探し&廃墟探訪の2つを同時に楽しめるビッグイベントを起こせると思い、すかさずゼミの戦友であったインパール伯爵を召喚し、神奈川の渋沢(小田原方面にあるやや地味な町)に出動した!
渋沢駅で降り、インパール伯爵と合流しバスで辺境の地へと向かう。

「峠」という超シンプルなバス停で降り、ここから廃鉱山まで徒歩で行く。

哀愁のある静寂に包まれた田舎だ。ここにきて唯一すれ違った人間はトラクターに乗ってこっちへドドドド!と迫ってきたかっこいい老人だけだ。
闇の山に突入。

途中グラッパの見張り小屋みたいなノスタルジアハウスがあった。鉱山が稼働していた時代に使われた遺構か。

当時使われていた機械的な何かが落ちていた。


山を歩くこと5分。ネットに載ってる写真だと橋があったのに消滅している!笑

ショボい川で助かった、、。少し濡れたが難なく突破。
その後危ない山道を一つ二つ越えた先に、、

坑口発見!

この先に何があるのか気になったが、浸水してるわ、カマドウマまみれだわ、で断念。
死んでも入りたくない恐怖の穴だ。
更に進むと今度は穴二つ。



丁寧に看板まであった。
この渋沢鉱山は1935年から1948年まで稼働していたそうで10名ほどの作業員がいたらしい。金や銀の発掘を狙っていたらしいが結局石膏や黄鉄鉱しか採掘できず早々と廃鉱山になってしまったらしい。
インパール伯爵が採掘場を発見!

この粘土質の部分から鉱石が取れるのだ。
レンガで岩を砕く伯爵笑

粘土質の塊をザルにいれて川で洗うというゴールドラッシュ的なやり方だ。

水につけるとことで土は流れていき鉱石だけがザルに残る。
伯爵が掘り、自分は川で洗うという効率的なやり方で採掘しまくった。2時間半ほど山にいたな笑


鉱石界の雑魚であり愚者の金と呼ばれる黄鉄鉱がいっぱい手に入った!プロからみればハズレの鉄屑を拾えたにすぎないが自分は初の鉱物採集に感動した。この一歩は小さな一歩だが自分にとっては大きな飛躍ってやつだ。
日が暮れてきた。夜になったら恐ろしいことが起こりそうなので撤退。

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