ピングー村はその後進化を続ける。
2008年から2009年にかけてピングー村は最盛期を迎えることになる。
シルバニア最上級の家を導入し、ピングー邸にした。
図工で空箱で建物を作ろうという課題があったのでピングー村のためにライヴハウスも建設。
演奏しているのはデトロイトメタルシティだが後ろにセックスリボルバーズと書いてある。笑
進化したレストランの様子。
スーパーマーケットと博物館まで建設した。
スーパーの様子だ。
人口が膨れ上がりカオスなことになってきた。笑
人口増加と村の規模が膨れ上がったことにより、ピングー村に法律や新聞なども現れるようになった。
前回の終わりにも話したがシルバニアのウサギたちをウサギ帝国という悪に仕立て上げ、村を攻撃しようとしている世界設定にこの頃からなっていった。
攻撃されつつあるピングー村は軍隊を置き、富国強兵路線へと走っていく。笑
こちらの小学校時代に書いたピングー村の資料①
左には法律や憲法などが書かれており、右にはピングー軍の編成などが書かれている重みのある紙だ笑
軍の兵器紹介書やピングー村の歴史など、様々な資料を当時書いていた。
こうしてピングーは村で神扱いされている存在になっていった。現人神だ笑 昭和天皇と同じである。
小学6年になりとんでもない思想を持つようになったのである笑
オリジナル曲のピングー村国歌斉唱を作ったり、ピングー村の紙幣を作ったりと極めまくっていた時代だ。
紙幣がどういうわけか坂本龍馬や勝海舟、、笑
国歌斉唱も特攻だとか戦争には負けない、などと歌詞にありあり、もはや大日本帝国の軍歌じみている。今思うと、オリジナル曲作るあたりやってることが麻原彰晃と一緒であり、頭を抱える。
個人的にお気に入りなのは週一ペースで作っていたピングー村の新聞だ。
村で起きたニュースなどを勝手に妄想しては書いていた。
4コマ漫画では毎回ピングーがグロテスクな死に方するのが笑える笑 神なのにここだけなんて扱いなんだよ...
左の記事の殺害されたベビークッパ君というのがジワる。
クッパ無罪確定！という見出しが凄まじいパワーワードで今でもお気に入りだ。
またテレビ欄もカオスであり、脳みそランド、しなびた子供、ルイスの下着泥棒、きん玉乱太郎、ゲロ朝ニッコリ、ウサギ帝国から身を守れ、のどちんこ、など気になる怪しい番組がズラリ。
そしてこの頃には戸籍も作っていた。
どんだけピングー村に時間と労力を費やしていたのか、、。
その後、キン肉マンのキャラや幕末の志士たちなど新たなカオス住人も増え、マンションも建設した。
そして商店街も建設。
個人的にえげつないと思った写真
ウサギ帝国の手下を捕らえた図↓
なんちゅう酷いことしてんねん笑 トイストーリーのシドを彷彿とさせる光景だ。
近年になり、ウサギたちを雑に扱っていたことを反省し、懺悔をしようとウサギを掘り出したら、ウサギの顔に5mmほどの茶色い幼虫みたいなのがひとつ、ふたつ、、ぎゃああああああ！！！
速攻でガラクタ入れの宝箱の中に封印。幼虫が好むカーペットと同じ繊維だったため巣にされていたのか！
ウサギは家にはいなかったことにした。
こうして最盛期を迎えたピングー村。
2010年になり中学に入学すると部活動やら楽しい学校生活に振り回されてピングー村への愛は少し薄れ進化は止まってしまった。
そしてピングー村が廃村になる決定打が2011年の3月11日に起きてしまった。
悲劇は国のみならず奇妙な家の中に存在するヘンテコな村にまで及んだ。
3.11でピングー村は凄まじい揺れでめちゃくちゃになり崩壊する。
そして死者も出た。
地震により棚から降ってきた壺に直撃してしまった新撰組3番隊長斎藤一は首が切断してしまい死亡してしまう惨事が起きた。
それ以降、ピングー村は復興されることはなく瓦礫の村のまま10年近くも経ってしまったのだ。
(気力を完全に失ってしまったのだ。復興させたかったが中途半端な気持ちで復興させても村の未来は見えていなかったので諦めた。)
しかし長年「復活」というわずかな希望を持ち続けているため撤去はできていない。
高校時代や大学時代など、定期的に復興計画を進めようとしていたのだ。(全て頓挫したが)
大学時代に閃いたピングー村復興計画は女体(にょたい)導入計画だった。
ピングー村は女性が明らかに少ない！女キャラをかなり導入すれば活気付くだろう！とわけのわからん思想に陥りブロードウェイに買いに行ったりもした。(その日に中野ブロードウェイでイスラム系のおじさんにトイレで財布を盗まれるという悲劇に見舞われた)
(このシルバニアハウスは写真ではわかりづらいと思うが蜘蛛の巣に覆われてしまいスタルチュラハウスと化してしまった。。)
女キャラを導入するも結局復興には至らず廃村からの脱却は未だにできていない。
よくよく考えてみると現実に存在する廃墟や廃村と似たような運命を辿っている。もしかするとこの廃墟好きの自分は、知らぬ間に自分の部屋で宇宙のビックバンの如く「廃墟化」という現象を発生させてしまっていたのかもしれない。
何故廃墟が生まれてしまうのか、、この謎の答えはこの部屋にあったのかもしれない。
ピングー村はいつの日か復活してくれると信じている。。。
完
Kommentare