誰が為に球を打つ -上- (謎の我が卓球人生)
- 奥田ゾンダーランド
- 2022年5月28日
- 読了時間: 14分
私の壮絶なる高校部活史をダラダラ話そう。
史劇スペクタル的なお話でただ長いだけでダレダレだがお付き合いしていただければ幸いだ。
中学時代は吹奏楽でズンドコやってた私は高校に入り軽くスポーツをやりたいと思った。当時地域センターで卓球にハマっていた自分は軽い気持ちで卓球部に入ろうとした。
4月に体育館であった部活動紹介で卓球部の紹介ターンがあった。長ランを着たリーゼントみたいなヘアスタイルをしたヤバそうな部長が現れ、大声で「女子よ入れ!」との一言だけ発し卓球部の部活動紹介が終わった。一つの部活に3分は使えるのだが、なんと卓球部紹介は5秒で終わってしまい賑やかな部活動紹介にブリザードを吹かせる滑りっぷりを披露してくれた。ビラもポスターもなく一番アピールが効くこの機会も台無しにした卓球部であったが、「まあいい。。蓋を開けてみれば隠れた楽園かもしれない!」と思い入部してしまった。
蓋を開けてみた。
リーゼントはともかく、3年生には卓球も強くて、人柄も良い2人がいたのだが、すぐさま引退。
残ったのは怪しい2年軍団。
・モアイ像みたいな無愛想部長
・卓球の実力は素晴らしい舞茸星人
・ぬりかべ
・マスターヨーダ
・腐タワシ
・メダパニ
・ややイケメンでスタイル抜群なのに卓球がめちゃくちゃ弱く仲間から真のジョーカーというあだ名をつけられた先輩
の7人だ!
全員絵に描いたような陰の極みがする連中だ。。
なんかこう、火拳のエース的なかっこいい先輩とか、魅力的な女子の先輩とか1人でも居てもいいのになんじゃこりゃああああ!!
1年生の同期も蓋を開けてみると....
・インド人みたいな顔をした怪しい男 (即退部)
・中村俊輔によく似た男(幽霊)
・ペン回しの天才 (幽霊)
ほぼ俺ひとりで漆黒の闇の中に飛び込んでしまったのだ。。、
第1部 第1学年編
第1章 これぞ本当の地獄の黙示録
汚い剣道場が活動場所で部室はない。更衣室もDQNバスケ部、バレー部に占領されているため剣道場で着替えさせられるというスードラ階級であった。
部活動は週2回
火曜と木曜だった。月、水、金は剣道部が使っている。蒸し風呂のような剣道場に詰め込まれて日々活動していた。剣道部との仲は絶妙に悪く「道着にピンポン玉が入っていたぞ!」など異常なまでにクレームが多く常に冷戦状態であった。
西側のクーラーの効いた部屋では厳しい柔道部が日々鍛錬しており「おおおおお!!!キエエーー!!」という男の青春が毎日聞こえる。
南側の部屋では青春溢れるダンス部が3代目とかをかけながら踊り散らかしておりJKの青春を感じとることができる。そのためたびたび剣道場で卓球をしていると「俺は何のために、そしてどんな意味があって今打ち合っているのだろう、、」と泥沼思考に陥ってしまう。
部活は基本2時間。適当に1時間打ち合ってラスト1時間は試合形式にしている。
1年の夏には真のジョーカーを倒せるほど卓球のレベルは上がった。(真のジョーカーはそれほど弱い) 毎日真のジョーカーと打ち合っては破りまくって自分の士気を高めていた。
ゲームでいうトレーニング場的な存在で真のジョーカーが休みの時とかは鬱々としていた。
次に弱いのは腐タワシだ。
陰の極みである腐タワシは弱いと言っても8回に1回くらいしか勝てない。この腐タワシが中々にヤバいやつなのだ。サーブを打つ前にボソッと「#€÷〒○ドラゴン 召喚!」的な呪文を唱えながら技を放ってくるため色々と集中ができなかった笑 彼のジンクスらしく毎回何かを「〜召喚!」と放ち怪しいサーブを放ってくる。
自分のラケットのこともエクスカリバーと呼んだりとどこか超越世界にいた人間であった。
3番目に弱いのはメダパニだ。
首を傾げながら0.8秒くらいの速度でサーブを放ってくる敵キャラだ。疑問符サーブと勝手に名付けていた。メダパニは日によってやたらめったら強い時と全然そうでもない時の差が凄い部員であり、勝てる時は勝つことができるが、勝てない時はとことん勝てない感じであった。そのため他校との団体戦の時も必ず部長が口にしていたのは「今日勝てるかどうかはメダパニの調子次第」となるくらいだ。
4番目に弱いのはぬりかべ
12回に1回勝てるかどうかというくらいだ。いつも「勘弁してくれよ〜」とかなにかと何かに対して嘆いていた人ですぐにお腹を壊してトイレにいっていた印象しかない
3番目に強いのは部長だ。
モアイ像みたいな人でとにかく無愛想。
人生のつまらない部分を寄せ集めて作ったような人物だった。卓球は強い。
2番目に強いのはマスターヨーダ。
陰の極みがするが個人的に好きだった。マイペースでめちゃくちゃ眠そうな顔をしながらだらだら卓球するも全ての球が曲がる神業師だった。
試合で勝った時も負けた時もコメントが「眠い」であったためキャラとしては中々に輝いていた。
1番強いのは舞茸星人
現役時代1度も勝てなかった。人としても中々出来てた。以上
第2章 玉砕の始まり
夏には全国大会予選みたいなのに駆り出された。初の試合である。

普段の先輩達が敵を打ち破ったりしていくとこはやはりかっこよかった。まさに漫画のような世界だ。腐タワシが覚醒して謎に3回戦進出を決めた時とかは変に盛り上がったりした。これが部活動の良いとこでもあるのか、とは感じた。
会場でいろんな選手を見るのも新鮮だった。
観覧車のようなサーブを打つ選手や点がはいる度に「うおおおお!!!おおお!?ああおおおお!!」と床をバンバンするキチガイじみたのもいた。張本のチョレイが生ぬるく感じるほどだ笑 相手のサーブミスで点が入っても同じ行動を取るので観ているこっちがヒヤヒヤした。この時代の卓球界では有名な人物らしく「ハッピーボーイ」というあだ名がつけられていた。
高校時代卓球部に所属していた大学の友達の話を聞くと、試合中にラケットのラバーを食べたりする強キャラもいたそうだ。
卓球界は奥が深いな。
そして肝心な自分の初試合。敵はブロッコリーみたいな奴だった。
いざ勝負してみると実力は雲泥の差で試合を続行するのも恥ずかしくなるほどだ。
簡単に1セットを取られた。
後ろにいる相手の高校チームから「敵弱くね?」「ラッキーだなあ」みたいなオーラが漂ってくる。自分が弱いのはよくわかっている。なのに弱いと思われたくないという意味のわからないプライドが発動し、急に「くぅ、、やはり肩が完治していないか」的なことを言い肩を押さえる仕草をしたのは最高にイタい思い出だ。そんなアホなことをしていたら事件が起きた。
自分はサーブを打つ際にラケットを下に向ける。肩を押さえる素振りを見せながらいつもの謎回転サーブを打とうとすると、ラケットが台に当たり吹っ飛び、そのまま相手に自分のラケットを直撃をさせてしまう事故を引き起こしてしまった。。
「なんなんだよお!!?こいつ!」的な顔をしながらブロッコリーは怪物を見るような目でみる。
もうダメだ。。頭真っ白の中、初の試合は黒星で幕を閉じた。俺の死に目を見届けず去ってゆく先輩たち。これが生き地獄か。。
第3章 秋の伝説のインターハイ予選
秋にはインターハイ予選に駆り出された。
試合は国立競技場で行われた。手違いか何かで私はシード権を何故か貰っていたため2回戦スタートになっていた。
初勝利を今大会で手にするつもりが、2回戦からだと強そうなのと当たる確率が高くなる、、。
2時間ほど待ち2回戦が始まる。時は正午!ついに自分の名前がコールされる、、と思いきや「井草高校 江戸川チンポさん。対戦者の病欠により不戦勝となります」
なに!!? 3回戦進出を決めてしまった、、、先輩たちはエース以外全滅してしまいみんなは体育館の端でにゃんこ大戦争やウィンドランなど当時のしょっぼいスマホゲーをやりながら暇を潰していた。部員が全滅するまで帰ってはいけないという規則のためみんなは尻を痛めていた。
そして昼過ぎになり運命の3回戦へ!今度はしっかり相手の名前もコールされ卓球台に立つ。
あれ?おかしいぞ、、待てども待てども相手が来ない、、。
「インターハイ予選 3回戦 井草高校 江戸川さん。対戦相手が現れないため不戦勝になります。」
!!!???
対戦相手が帰ったのか何なのか行方不明になったらしく無条件で4回戦進出を決めてしまった、、
エースは負け、井草高校卓球部唯一の生き残りは雑魚である私だけになってしまう事件が発生した。
4回戦を待ちついに夕方になる。「なんでこいつの負け試合をみるために残されなきゃならんのだ、、。」先輩たちは完全にグダグダになってた。
そして勝ち目のない4回戦。高校名や名前は忘れたが先輩たちはこう言う。「お前がまさか、奴と当たるとは、、。これは200%負ける。潜りじゃなければ誰でも知っている有名な強者だ。」
どうやらかなり有名な強キャラらしい。
相手は水時計みたいな奴だった。
試合開始
おかしなことにバンバン俺のサーブや謎ドライヴが決まり8-2と1セット獲得まで目前まで迫った。先輩たちは驚き、自分もここにきて才能が開花したというのかああ!??
と脳内はドーパミンで溢れかえった。
これはもし負けても1セットさえ取れれば、、!
北斗の拳で例えるとスペードあたりのキャラがラオウに敗れるも右腕をもぎ取り歴史に名を刻む系の選手になれるのでは!?
いやもしかしたら勝利してしまい高校で表彰コースも!?これはオリンピック選手内定への序章か!!?
なんてお得意の妄想を膨らませていたらあれよあれよというまに点を入れられ気づけば8-10。ほとんどのサーブを超強力ドライヴで返されそのセットは抹殺された。
どうやら基礎がぐちゃぐちゃ、奇妙なプレイをするため、序盤だけベテランを翻弄することができたという珍試合をしてしていたのだ。完全に攻略され綺麗にストレート負けをしてしまった。
「期待した俺らがバカだった、、」
「いつもの平常運転だったね」
と優しく?声をかけてくれる先輩方。
夏の大会以上に生き地獄であった....
ただストーリーのキャラになれた感覚で、アスリートの最下層を味わうことができたのは良い経験だった。また、勝ちがちらついた瞬間、ダメダメになってしまうという人間の心理の奥深さも学べた。
この事件を機に体育の履歴書とかに毎回「インターハイ予選4回戦進出者」と鼻を高くしながら書き入れるようになった。
哀れとか小さい奴とか言わないように。。
第4章 荒野にサボテンが咲く!?ブレジナ参戦
冬は基本的に大会はない。
陰の空間に冷気が走る季節だ。そう二重地獄というやつだ。そんな中、この時期に新部員が入ることになった。
同じクラスにチェコのフィギュアスケーター、ミハルブレジナにそっくりな女子がいた。イケメンで応援している選手なのだが、、女子なのにブレジナにそっくりなのだ....。あだ名の付け方に俺の性格の悪さが垣間見えてしまうな。。許せ

出典: https://images.app.goo.gl/S81o3AXdD6f75TMt8
↑参考までにブレジナ選手
そのブレジナとは文化祭準備中に仲良くなったのだがなんと彼女、中学時代に卓球で関東大会に出場経験があるほどの実力者だったのだ。
そういうわけで卓球部にスカウトした。
僕「うちの卓球部はジャニーズレベルのイケメンな先輩がいっぱい居て活気溢れていて楽しいよ!帰宅部ならこの最高の卓球部に入るしかない!」
ブレジナは俺の口車の乗せられ見学することになった。
これでこの湿めに湿った部活動に新たな風を吹かすことができそうだ。
そして次の部活の日にブレジナが卓球場に入る。すると
腐タワシ「インペリアルドラゴン..召喚!!」
腐タワシにフルボッコにされるジョーカー
「おいおいおい腹痛すぎだろう。」
と言いトイレに向かうぬりかべ。
剣道着を入れるロッカーにみたいなとこに身体をうずめて「うーんうーん」と言うマスターヨーダ。
「しょ!ひょう!よう」
と呪文みたいなものを言いながら練習する
舞茸星人とメダパニ
部長であるモアイ像が入部届を持ってきて
「入る気あるんだったら書いて」
とアホなほど無愛想な態度でブレジナに渡す
ブレジナ「ねえ!!どこがジャニーズよ!」
怒りと笑いが混じった言葉は今でもジワっている
なんじゃかんじゃいいながらブレジナは入部してくれた。まるでゲームや漫画のようで人生で初めて勧誘に成功する気持ちよさを味わってしまった。
第5章 敗北!三学区戦!
学期末には三学区戦という大イベントがある。
三学区戦
杉並区 中野区 練馬区
この3つの区域の高校でNo. 1を決める。
団体戦と個人戦の両方があり2日に分けて行われる。
先ほど紹介したインターハイ予選や全国大会予選と違い優勝という文字が見えてくる小さいけど一番大事なのは大会だ。先輩たちもこの大会に照準を合わせてくる。
覚えている範囲だが当時のレベル的にはこうだった。
西高 めちゃくちゃ強い 絶対王者
豊多摩高校 強い シルバーコレクター
やや強い
大泉学園高校
普通
井草 武蔵ヶ丘
鷺宮高校 練馬高校 杉並高校 石神井高校
伏兵
中央ろう
雑魚
第四商業 杉並農業 うんちゃら工業
こんなところだ!
我ら井草は3学区内では常に中の中くらいにいて武蔵ヶ丘がライバル的存在となっているた。
大会前はやたらと遠征試合があった。
なぜなら先輩たちが本番に向け腕を磨くために格下の近くの農業高校や工業高校に練習試合を申し込みまくるのである。
練習試合では先輩たちが弱い弱小校部員を一方的に虐殺していくのをただ見せられる笑
モアイ像は倒した後も笑みすら浮かべず、当然の結果だといった感じで邪悪なオーラを放ち台を去り、フルボッコにされた相手校の生徒は「うー...」と困り果てた顔で壁際で座り込みゲームをやり始めるあの光景は今でも忘れられない。
なんじゃこの経験値稼ぎみたいな試合は、、
まあ三学区に向けて俺も士気を上げるか、とミカヅキモみたいな相手校のいかにも弱そうなのに声をかけて試合をしてもらった。
結果はなんとフルセットの末負け...
決着がついた瞬間
涙目のミカヅキモ「あ、、勝った、、
先輩、、僕勝った、、初めて勝ったよ僕!!!」
五輪でメダルを獲ったかのような感激をみせ
相手校の先輩たちと抱き合うミカヅキモを前に口を開けたまま立ち尽くした。
間違いなく勝てる試合だった。
こんな雑魚に負けてたまるかという謎のプレッシャーで精神面が歪んだりした結果ケアレスミス連発からの大自爆。自分の弱さに絶望した1日だった。
幸いにもなのか不幸にもなのかわからんがこの試合を見ていた我が校の先輩は誰もいない。そう、、ひっそりと敗北してしまったのだ。
舞茸星人「おい奥田くん。君もどいつかぶっ飛ばして士気上げときなよ」
私「いや、、僕は今回肩が悪いので見学だけにします!」
先程の試合を隠蔽し闇に葬るという最低な有様だ、、笑
自分が強くならない理由はここにあったのかもしれん...
そして試合が終わりさっさと帰ろうとする先輩たち
僕「あの、相手校の人たちと交流とかしなくて良いんですか?」
モアイ像「あんな雑魚どもと仲良くなって何になる」
はああー、、我が部が強くならない理由はここにあったのかもしれん
結局自分一人で相手校のところに行って外交をしてきた。「今後も練習試合を共にしてお互い励まし合い、部活動を充実させましょう」的な内容の同盟を結んだ。
ミャンマーあたりの国がナウル共和国と手を結ぶ感じだ...
ミカヅキモからクッキーをもらったりした
陰鬱な鍋の中で過ごすような高校生活を送っていた私は他校の人間と触れ合う面白さをここで学べた。
常に、外に目を向けるべきだ!
この考えはこの時代に根付いたのかもしれない。
帰っていく先輩たちに追いつき同盟報告をする。
ぬりかべ「やるやん」
腐タワシ「き、、きみは、、ポイントがあがったね、、!あと40たまると、、箱がもらえる、、と思うよ」
マスターヨーダ「はあああはやく帰りてえええ」
相変わらずこいつらは....
絶望と希望が入り混じる奇妙な練習試合時代であった。
いざ三学区戦
会場は西高。先輩たちが武蔵ヶ丘の生徒たちと握手を交わし「今回は俺らが勝つぜ」みたいな会話をしているをみて
「おお、、くっそ残念な図柄だがスポーツ漫画として成り立っている名盤面や」と勝手に感激していた。
先輩たちは早々に瞬殺され、最高成績を収めたのは舞茸聖人ではなくマスターヨーダであった。(ベスト8)
マスターヨーダ「うーんなんかよくわかんけど今日は勝てるわ」
ぐだぐだしながらこのセリフを吐く姿に少しファンにもなってしまう。
そして自分の試合がやってくる。
今回こそは勝つ!どんな相手だろうとここで汚名返上だ!
自分の応援にはぬりかべくらいしか来てくれなかった。
ぬりかべ「あーあ。。中央ろう学校の連中だ。お前すげえの引いちまったな。厄介だそー」
俺「??」
めちゃくちゃに気合を入れて台に行くと
補聴器を付けたロン毛の魔術師みたいなのがやってくる。そして彼の後ろには6人ほどの補聴器を付けた生徒がズラッと並び全員一斉に手話を始める。
!!!???
儀式!?呪いなのか!なんだ奴らは!!
ああなるほど聴覚障害の方か...
強い相手でも弱い相手でもなくまさかの聴覚障害者が相手というとんでもなくトリッキーな対戦カードを引いてしまった。。
蓋を開けてみると一拍置いてからぐにゃぐにゃ曲がるドライヴを放ってくる超強キャラであった。惨敗である。耳が聴こえない分、動体視力やセンスが飛び抜けているのであろう。これぞ漫画のようなキャラであり敵ながら惚れてしまった。
一人ひとりプレイスタイルが違うスポーツの面白さもいろんな人間との試合を積み重ねることで知ることができたのであろう。
先輩に報告に行く
舞茸星人「どうだった?」
僕「佐村河内守にぶっ殺されました」
舞茸星人「はいはいお疲れさん」
こんな感じであっさり1年生の終わりを迎えてしまった。
そして2年生になる直前にモアイ像からこう告げられる
「お前、明日から部長な」
ブレジナは幽霊と化し、技術、知能関係なく必然的に私が部長になってしまったのだ。。
こうして邪悪な部長時代がやってくる...
つづく
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