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奥田ゾンダーランド

深大寺驚異のFラン蕎麦屋「き○し」

これはT-塚田と2014年の秋の終わりに深大寺に行った時のお話だ。

T-塚田との旅は9回目である。

深大寺入り口付近の水車小屋。哀愁がある。 深大寺自体は良かったのだ。問題は昼食だった。 深大寺は鬼太郎だけでなく蕎麦も有名なのだ。 休日ということもあり、深大寺は人でごった返して

いたためどこの蕎麦屋も行列ができていた。

おや?ひとつだけえらく空いてる店があるぞ!ラッキー!と名前を言ってはいけない例のあの蕎麦屋を見つけて

しまったのだ... .その名は「きよし」

外からみてもおかしな空きようだ。なぜこの時点で我々は察しなかった...。

入ると壁じゅうに怪しい張り紙がたくさんあった。 中でも「近藤勇は不滅」「尾崎豊は存命中」などという

意味不明なワードが書かれている巨大な張り紙には

不意打ちをくらった。

その後、すぐに悪夢がやってきた。

蕎麦を注文しても来ない、、全然来ないのだ。 なんと1時間経っても来なかったのだ。 これ、おかしくね?笑とT-塚田と話してたちょうど

その時、先程注文を頼んだおばあさん店員が登場し俺らに向けて放った言葉は「注文なんでしたっけ?」 !!!??? 正気かこいつは!? 1時間待たせて注文を

忘れただと!?怒りは抑え再び注文をすると、今度は別の席の客に「注文なんでしたっけ?」と聞きに行った。 そしてついに隣の席にいたカップルがブチギレて店から出て行ったのだ。 彼らはどうやら2時間近く待たされても来なかったらしい笑 そりゃキレるか笑 キレられたおばあさんの店員は猛スピードで厨房に行き「このクソババア!!下手くそ!!お前が下手で遅いから客がまた帰っちまったじゃないか!!」と厨房にいた

もう1人のおばあさんに罵声を浴びせまくっていた。

内紛起こす前に早く蕎麦出してくれ...。そして店の奥にはダンブルドアみたいな店長?的な仙人が無言で座禅を

組んでいたのだ。 おいジジイ働けよ!笑 どうなってんだこの店は笑

その事件から30分後にようやく俺の蕎麦が来た。 1時間半待ってようやく来た蕎麦はシュレッダーから出た紙くずのような見た目で味も...で1000円以上とられたので白目がしばらく続いた。 しかしT-塚田の分はまだ来ないのだ。 その間にもまた別のカップル客がキレて帰り、

再びおばあさんは厨房にいるもう1人のおばあさんに罵声を浴びせにいった。

最初の注文を頼んでから2時間近く経ちようやくT-塚田の

分も来た。同じメニューなのにこの30分の差は何だ?

完食し、逃げるようにこの店から出て思った。

我らはひとつ賢くなった。 空いてる店舗には何かしら訳があると、、、。 前回紹介したDQN引越しセンターのマリオと今回の蕎麦屋きよしは人生において大切なことを教えてくれたのだ。

そのあと深大寺で引いたおみくじは末吉でキーワードは「忍耐」 思わず笑った。


帰りは哀愁のある道を歩き東小金井駅まで歩いた。

〜きよし後日談〜 後日この蕎麦屋のレビューをみてみると☆1で他の

お客さんもみんな俺らと同じ気持ちで戦慄した笑 みなさんのレビューを集めてみました。



雑誌にまで取り上げられるほど笑 

皆も地獄をみたのだな..笑

ところが今日この記事を書くにあたって久々にレビューをのぞいてみると☆3.4になっていた!なんと最新記事は☆5が連発していたのだ。 何があったんだと調べてみると2016年に2代目が店を

継いで内装もメニューも接客も全てが生まれ変わり先代が残した負の歴史を払拭しようと努力していたのだ!

私たちが行った時のジジイババアは夫婦だったらしく

自称蕎麦打ち50年と言っていた人物だったらしい。

現在では本物の蕎麦打ち50年の職人を雇い店は繁盛しているようだ。 なんだこの漫画みたいな展開は笑笑 なぜ今まで潰れなかったのかは想像に苦しくない。 私たちのような初見殺し勢を襲い、首の皮一枚で営業していたのだろう。にしても初代がダメで2代目が優秀って

例はかなり稀だろう笑

歴史人物とかでも2代目が大体ダメなのに、、、笑 まあとにかくブリトラの歌詞に使われそうな店だった...


終わりに かなり話は変わるが深大寺は鬼太郎好きにはオススメできるスポット。 自分は昔から鬼太郎が好きで漫画からアニメまで全てのシリーズをみている。 アニメは全シリーズどの世代がみても面白い 2期が個人的には一番好きかな、、1期も禁止用語が飛び交うあの水木さん的な感じが良くて3期は音楽が良くて4期も安定してて好き。5期は雪女しか記憶にない。まあどれも好きだ。


おまけ T-塚田との旅のラインナップも書いておく。(2014年秋までの) 最初は日野塾本陣←新鮮組名残の地 2回目は南極記念館←立川にある怪しい記念館 3回目は川越 ←4回くらい行っている。



川越に行った時の写真を少し載っけた。 川越は江戸時代的な街並みが象徴的な哀愁を感じさせる街だ。駄菓子屋

などもあり、ここでは昭和時代のお菓子などを食べることができ

タイムスリップした気分になれる。何度も行きたくなる良い観光地なので是非オススメする。

あとこれ 川越で手に入った中国のピングーwww めっちゃ不気味笑

5回目は神保町←古い本屋がたくさんある。 6回目は上野国立博物館←あまりの暑さに西郷の銅像に向かってキレまくってた思い出がある。 7回目は浅草←浅草はお勧めしない。 そして神回の8回目は奥多摩方面から歩いて拝島まで行くという鬼畜企画をやってのけた。

10回目以降の旅の紹介はまた次回に...旅はまだまだ続く

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