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奥田ゾンダーランド

振り向けば世界遺産


なんだこの瓦礫の山が世界遺産かよ!とても原爆ドームや屋久島と同等の価値があるとは思えないものな世界遺産に登録されてきてる傾向にある。


私は未開の地を歩くのが好きだ。知らない街を歩くことにより脳は刺激され、人生をマンネリから引き離してくれる。最近では自分の持つ収集癖や完璧主義が暴走し、全ての駅、全ての町を歩いてみたいというとんでもない思考に陥った。 

自分の知らない町があるということが嫌なのだ。

ただがむしゃらに歩くわけではなく気になる道や遺跡、図書館など軽く目的地をまず決める。そしてそこに向かう道中で偶然面白いものや美しい景色に出会えればラッキーという感じに歩くのだ。


徘徊おたくになってから7年が経つ。

いつもは振り向きもしなかった通過していく駅ども。でもその駅は誰かにとっては非常に重要で思い入れのある大切な拠点になるものだ。


そしていつしか私は全ての駅に意味を見出すことができるのではないかと思い始めた。自分にとって重要な「記憶」「思い出」「観光地とは違う世界遺産級のなにか」を各駅に求めるようになった。


そして今回の企画が生まれた。

いろんな駅のディープスポット発見記録である。

いわゆる勝手に独断で決めた新世界遺産探しだ。

いつかは全国全ての駅で世界遺産を見つけたい。



新座駅の世界遺産 (武蔵野線)

謎の米軍基地跡

武蔵野線の新座。地味に栄えているが駅を降りて歩いてみると危険な道路ばかりでストレスが溜まる地域だ。


・駅名の由来

新座は昔、新羅郡と呼ばれていた。その名の通り、奈良時代にこの地域に朝鮮民族である新羅(しらぎ)人を住まわせていたことからその名がつけられた。新羅→新座になったわけだ。


新座駅を南に歩きまくると地平線が美しい畑道に出る。そこを突き進んだ先に、、

上空からサテライトビームが降り注いできそう謎施設を発見。米軍基地の跡らしい。

この異様な光景は鳥肌物だ。知る人ぞ知るスポットに違いない。

世界遺産の価値大ありだ


東所沢駅の世界遺産 (武蔵野線)

「血の出る松」


武蔵野線の中でも雑魚扱いされがちな駅だが

意外とこういうところに知り合いが住んでたりする。


・駅名の由来

所沢の東にあるため。

昔、秋津〜所沢間に駅があり、そこの名前も東所沢駅だった。(今の東所沢駅とは位置が全く違う)しかしそこは戦後に廃駅となり今は跡形もない。


東所沢駅を東に歩いていくと滝の城址がある。

この滝の城は多摩西部と北関東の諸城を結ぶ「伝えの城」として重要な役割を担っていたが1590年に豊臣秀吉による小田原征伐時にぶっ潰された。

この城址の庭に

血の出る松跡があったとされている。

木を切ると赤い液が出ることからそう呼ばれていた。

これは、、世界遺産の価値大ありだ



武蔵砂川駅の世界遺産 (西武拝島線)

北には基地。南にも基地。基地と基地に挟まれている町でどこか虚無感がすごい町。



・蔵砂川駅の由来

近くを流れる残堀川は普段は石と砂が剥き出しであることから砂川という地名がつけられた。北海道に砂川という名前の駅があるため武蔵国の武蔵と砂川を掛け合わせて武蔵砂川という駅名が誕生したとされる。武蔵村山から武蔵を取ったという説もある。


南に歩いていき細い路地に入る。そこを抜けると、



うん?標識が全て英語??

すぐ横には横田基地

しまった米軍エリアだ!!

うっかりアメリカ領土に入ってしまった。

入り口みたいなとこでようやく立ち入り禁止の看板が目に入りゾッとした。米兵から撃たれずに済んで良かった。。昔はアメリカ米兵の家族とかがたくさん暮らしていたらしいが現在では奇妙なアーティストとかが別荘として使っている家もあるらしい。

日本でこの光景が見られるのは中々に面白いので世界遺産に登録する価値大ありだ。


入間駅の世界遺産 (西武池袋線)

妖怪デイリーヤマザキ


入間駅 西武池袋線

少し離れたところにアウトレットやら色々若者受けするなにかがある西埼玉の都会を名乗る田舎町 


・駅の由来

「入」は豊かな収入、「間」は「太陽を囲んだ平和な生活を営むこと」を表すということで「入間」(いるま)が選ばれたっぽい。昔から自然豊かな地であったということだろう。他にもアイヌ語で熊の足跡を意味する「いるまおい」から来ている説もあるが不明。


入間をぶらぶらしてると突然現れたデイリーヤマザキの成れの果て

勿論営業はしていない笑

このカオスコンビニ、実は廃墟ではないらしい。写真を撮りまくっていたら中から2人の老婆がにょこにょこ出てきたのだ!

真相はいかに、、。


西府駅の世界遺産 (南武線)

西府の古墳群

古墳の聖地である。

街の至るところにサイバイマンクラスのへぼい古墳がたくさんあるので古墳巡り初心者におすすめの町だ。


・駅の由来

府中の西にあるためという雑に理由


ここの世界遺産は言わずもがな 

古墳だ!

ここのは立派な古墳で管理されている。

公園にあるもっこり古墳


人の家の庭にある古墳 羨ましいぜ


これも一応古墳らしい、、笑 

西府古墳群 世界遺産の価値大ありでは!?


新丸子駅の世界遺産 (東急電鉄)

サーキット場跡

武蔵小杉から一つ北に行ったところにある多摩川要員駅。全体的に無駄に家賃が高そうな街である。


・駅名の由来

地名の由来から入ると丸子(まるこ)は昔マリコと呼ばれていた。遥か古代にここには丸子部(まりこべ)と呼ばれる川の渡しを管理する人々がいたことから丸子の名がつけられたとされる。丸子駅が先にできてしまったのでここは新丸子という名前になった。


新丸子駅から歩いてすぐのとこにある多摩川。その多摩川にはなんと、、

実はこれは観客席の跡である。

ただの河川敷やんけと思うがここには昔

多摩川スピードウェイと呼ばれる1936年に創設された日本初の常設自動車レース場があった場所なのだ。戦争の影響でたった一年で閉鎖しれてしまいコースなどは跡形もないが、観客席の名残がこうして残っていたので撮影した。

日本初の歴史あるサーキット場の跡、、これは、世界遺産の価値大ありだろ!


下山口駅の世界遺産(西部狭山線)

西武遊園地の残骸

始発が西所沢で終点が西武球場という野球ファンのためだけの路線であり、その途中にあるスーパー空気駅。


・名の由来

山口という地名の由来から入ろう。

昔々この地には、桓武平氏の流れをくむ武蔵七党の村山党から派生した「武蔵山口氏」という支族がおりました。武蔵山口氏がこの地を支配していたことから山口という地名が生まれた。

下山口という駅が存在するのに上山口という駅は存在していないことに疑問を浮かべる人もいるだろう。私もその一人だった。調べてみると、なんと!昔はこのヘボい西部狭山線(当時は山口線という名称)に上山口という駅があったのだ!戦時中にこの路線いらねえだろ、となり狭山線は休業。何十年か経ちようやく下山口駅は復活するも上山口は復活することなく幻の廃駅となってきたのだ。西所沢と下山口駅の間に存在していたが現在は跡形もないらしい。ロマンだ、、、。


下山口駅の南西側を探索していると西武遊園地の裏山に入ってしまった。そしてあるものを発見した。

昔の西武遊園地の遊具の残骸が捨てられていた。。自分が子供の頃は大変賑わっていた西武遊園地。しかし年々廃れていきいつ廃墟と化してもおかしくないほどに追い詰められる。この赤字遊園地に追い討ちをかけたのはアーケード街爆発事故だ。夜中に大爆発を起こし、幸い怪我人はいなかったもののアーケード街を復旧させる力は残っておらず、そこにあった遊具たちはここに廃棄されていたのだ!自分が昔乗ったものがこんなことに、、


これは原爆ドームを彷彿とさせる。世界遺産の価値大ありだろう!

西武遊園地の闇と名付けた


東村山駅 (西武新宿線、西武国分寺線他)

哀愁の極み 北山公園

志村けんで有名。

活気はないが公共施設的なのは地味に充実している。西武新宿線、西武国分寺線、西武西武園線の弱々しい3本の路線が通っている。一見主要乗換専用都市のように思えるが3本中2本が弱すぎるため都会になれなかった。


・名の由来

村山という地名の由来から入ろう。

昔、狭山丘陵のことを「群山」(むれやま)と呼び、それが訛り村山(むらやま)になったと言われる。その後村山党という武士団が現れ、村山という地名が定着した。ここは武蔵村山の東に位置するため東村山になった。


東村山駅から北に10分ほど歩くと


タイムスリップというか長野県の田舎にワープした気分になる景色が!

美しい。山の下には西武西武園線が通っており、電車が通ると更に絵になる。

ここは北山公園という場所であり、春夏秋冬でそれぞれ違った美しい景色を堪能できる隠れ名スポットだ。

これはシンプルに世界遺産の価値大ありだろう!


玉川上水駅の世界遺産(西武新宿線、多摩モノレール)

ぼったくりモノレールが通り、学生で賑わう多摩の町。大通りと墓と学校などの巨大な施設しかない「大理石」感漂うタウンだ


・名の由来

江戸時代に水不足で悩んでいた多摩の地に玉川兄弟が頑張って水路を作り上げた。これが後の玉川上水であり駅のすぐ南に玉川上水が流れていることから玉川上水駅となった。

鷹の台や武蔵砂川などいろんな駅のすぐ南側に玉川上水が流れているため、無理矢理ここにその駅名をつけたという駅名ネタ切れ説もある。


駅からすぐのところに公園がありそこには、、


これはただの廃墟ではない。

旧日立航空機立川工場変電所跡である!

建物の壁をよくみてみると大量の弾痕がある。太平洋戦争時代にこの地は軍事工場があったため空襲の的となってしまった。その時に銃撃を受けた建物が今もこうしてひっそりと保管されているのだ。

これは、、原爆ドームと並ぶ世界遺産ではなかろうか!?

(困ったら原爆ドームを例に出しているわけではない、、)


鷹の台の世界遺産 (西武国分寺線)

下水道

津田塾生と武蔵美生に愛用される地味な駅。

変な駅で1日に1回くらいしか使用されない激レアなホームが存在する。

駅前の商店街はコロナによる通学生消滅に伴い大ダメージを受けゴーストタウン化している。


・名の由来 

江戸時代尾張徳川家の鷹場があったため。

江戸時代に偉い人たちによる鷹狩りイベントが行われていた地なのだ。


ここの世界遺産はふれあい下水道館だ!

下水道の全てを知ることができ、臭い下水道の中に入ることもできる凄まじい場所だ!

これは世界遺産の価値ありだろう!


京王よみうりランド駅の世界遺産 (京王相模原線)

ありがた山

読売ランドがすぐ側にあるテーマパーク専用駅。よみうりランド前駅という非常に名前が似た駅が小田急線にも存在するがそちらは読みランからえらく離れている初見殺し地雷駅なので注意。



・駅名の由来

京王線で読売ランドのすぐ側にあるからという適当な駅名。


ここの世界遺産は楽しい読売ランドに決まっているっっっ

なわけねえだろ!!

駅から徒歩5分ほどのところに



誰でも一目見たら驚くであろう奇怪な山

「ありがた山」がある。

大量の無縁仏が密集している謎多き地であり不思議な感覚に陥る。

希望溢れる夢のよみうりランドという光、死を連想させ現実という沼に浸されるありがた山という闇の対比がたまらない。

これは、、世界遺産にするようなものではないが世界遺産の価値大ありだろう。


豊田駅の世界遺産 (中央線)

哀愁の郊外

東京西側の都市、立川と八王子に挟まれる地味な拠点。歴史を感じる日野と比べると影が薄いが静かで住みやすさは半端なく良さげな町だ。


・駅名の由来

TOYOTAとは関係がない。堤防を頑張って近代化させて水害を減らしたおかげで豊かな田んぼがあったとこから来ている。

詳しくはわからない、、。


駅から徒歩15分ほどの所にさざえさん的昭和哀愁ロードがある

この哀愁たまらない。豊田駅の南側は哀愁溢れる昭和風物件が多いので心が浄化される。これは世界遺産の価値大ありだろう

(ね、、ネタ切れではないぞ!!)


ここからは新田義貞3連発だ!


小手指駅の世界遺産 (西武池袋線)

小手指古戦場跡

西武池袋線田舎の入り口。栄えているところは栄えているがそれ以外はどこか寂しい町だ。西武池袋線では意外と優遇されている駅だ。広い平原と南には狭山丘陵があるため戦争するにはもってこいの場所だったため、何度もいろんな脳筋武将どもによって戦場の舞台にされている。


名前の由来

東征中のヤマトタケルが戦勝を祈願して北野村の北野天神社にて籠手をかざしたところから来ている。


小手指古戦場跡

1333年に後醍醐天皇の命で鎌倉討幕のため立ち上がった新田義貞。鎌倉爆破への狼煙はここ小手指であがる。苦戦を強いられたが何回にも渡る小手指戦を制したのは新田さんであった。


静寂の平原。遠くには狭山丘陵。どこかタイムスリップした気分にもなれる。大河ドラマとかで戦争のロケ地にも使っても良いような場所だ。ここは世界遺産の価値大ありだろう!


所沢駅の世界遺産 (西武新宿線、西武池袋線)

久米川古戦場跡

埼玉自慢の都市のひとつ。西武新宿戦、西武池袋線がクロスする駅で人は多い。

繁華街は夜になるとDQNでいっぱいになる品があまり感じられない駅だ。


・駅前の由来

室町時代に京都の僧侶が今の所沢を訪れた際に歌を残した。「野遊(のあそび)のさかなに山のいもそへてほりもとめたる野老沢(ところさわ)かな」

 この「野老沢」の「野老(ところ)」はヤマイモ科の植物のことで、ところざわという地名と「山のいも」をかけた歌になっているそうだ。ただこの説は有力なだけであって本当の地名の由来は不明とされている。


久米川古戦場跡


久米川だが、所沢駅からの方が近いので強引に所沢の世界遺産にした。小手指で新田は今度は久米川で鎌倉軍と激突。所沢の山を巧みに使いここでも勝利を挙げる。ひっそりと建つ石碑の哀愁に心をやられる。これは世界遺産の価値大ありだろう!


近くにある精神幼稚園という名前がカオスな幼稚園も候補だったが色々よろしくないので取り下げた。



分倍河原駅の世界遺産 (南武線、京王線)

南武線と京王線の乗り換え駅で駅の中の人の移動は凄まじいが外は閑散としているシュールな町だ。名前がかっこいい。駅前には新田義貞の銅像がある。ここで戦っただけなのに銅像にここでされるとは、、。


・駅名の由来

諸説ある。

洪水などで収穫が少ない地であったため律令制で民衆に支給する口分田を倍の広さにしたことから分倍河原という名前がついた説が有力。

その他にも六所の神を分配してまつる六所分配宮に由来するという説、国府の背後という意の府背が転じたとすると説、

「分倍」は、「分梅(ぶばい)」の書き換えで、「たわわに実った梅を選別するほど沢山の梅の木がある河原」から来ている説もある。



駅から徒歩10分ほどのとこの公園にある。新田はここでも猛威を振るい分倍河原でも瀑布軍を撃破。そして鎌倉になだれ込み、時代が大きく変わる。鎌倉終わりのカウントダウンって感じがする石碑。これは世界遺産の価値大ありだ!


武蔵小金井駅の世界遺産 (中央線)

開発が地味に進められている国分寺の隣。

住みたい街ランキングでなぜか上位になりがちで乗り降りも意外と激しい。夜になると現れがちな中央線武蔵小金井駅行が害悪のため印象は悪い。


・駅名の由来

「黄金に相当する豊富な水がわき出る地」を意味する「黄金井」が後に「小金井」に転じた説がある。水が乏しかった土地だが突如水が湧き出たため、黄金レベルの価値があることから調子に乗ってそのような名前を付けたのだろう。他にも府中の土豪の金井家から分かれた小土豪がこの地に住んで小金井(分家)と名乗った説もある。栃木県に小金井という駅が先に存在していたため武蔵小金井という名前になった。ちなみに栃木県の方の小金井の由来は昔は金井村という名前だったとこから来ている。


ここの世界遺産は陸軍技術研究所跡の石杭だ。

探すのに苦労した。。道路を匍匐前進をしながら探していたため危うく通報される所だった。駅から徒歩10分ほどのとこにひっそり隠れている。

学芸大や文化大、サレジオ学園など巨大な施設が集中しているこの場所、実は戦時中に陸軍の大規模な兵器開発が行われていた研究所がいくつもあったのだ。

怪力光線?だったか、そんな危なっかしいものばかりを扱っている怪しいところだが戦後には綺麗に撤去された。近年まで給水塔跡や小屋などの遺構もかろうじて残っていたがそれらも今は存在しない。唯一残っているこの地域の陸軍技術研究所の遺構はこの石杭のみである。この写真ではわかりづらいがうっすらと陸軍という文字が書かれている。

この研究所の兄弟分には登戸研究所という毒ガスや風船爆弾などを開発していたやばい施設もあった。政府は負の遺産としてこういう施設は保管せずに消し去りたかったのだろう。非常に勿体ない。





新小金井駅の世界遺産 (西武多摩川線)

野川公園

西武多摩川線という武蔵境から是政を繋ぐ謎路線に存在する駅。「新」が付く駅は本家に比べて何もない殺風景な駅になりがちだ。


・駅名の由来

東小金井、武蔵小金井と比べて明らか地味な新小金井駅。しかし実はここ、小金井の中では最も歴史が古い駅なのだ。武蔵や東よりも先に出来ているのになぜ「新」が付くのか。

その理由は簡単で、栃木県にある小金井という駅が先に存在していたため東京のこちらは新にされたわけだ。


ここの世界遺産は野川公園だ!

哀愁オブ哀愁というわけで世界遺産に価値大ありだろう!

段々疲れてきた...


仏子駅の世界遺産(西武池袋線)

東金子窟跡郡

地味な駅だ。


・駅名の由来

仏子は小さな平地や河岸段丘、谷頭、鈍頂の山などにみられる地名なので、地形によるものであるという説が有力。他にも仏師がいたとか武士がいたから仏子という名前がつけられた説もあるがそのような資料は見つかっていないため、この説は否定されている。


ここの世界遺産は東金子窯跡群だ!

なんとここで作られた瓦は国分寺の建設に使われたりしたのだ!その他にも須恵器などをここで作っていたらしい。墓とか住居跡ではなく何かの施設だった史跡というのは大変萌える。



西国分寺駅の世界遺産 (中央線、武蔵野線)

都市機能は国分寺に持ってかれ、史跡系はここに集中している。中央線と武蔵野線を繋ぐ駅であり駅構内だけは人でごった返す。


・駅名の由来

国分寺の西にあるからという雑な理由。


ここの世界遺産は武蔵国分寺跡だ!

昔はここに巨大な国分寺があり七重の塔などもあったらしい。当時のままの姿で残っていたリアル世界遺産になっていただろう。

「国分寺跡で土を掘れば土器や歴史的なアイテムを手に入れることができる。」という怪しい噂を友達から聞かされ高校時代に行った時の写真だ。結果謎の瓦を何枚も手に入れることができた。それが本物か偽物なのかはわからない。何年か庭に飾っていたが金魚がくたばった際に副葬品として一緒に埋めてしまい消えてしまった。


国立駅の世界遺産 (中央線)

鉄道総研廃線跡

吉祥寺に次ぐ西東京でおしゃれな街。高いビルなどはないが大学も多く古き良きスタイルの活気ある街だ。乗り換え駅でないが人手が多く単体の力で成り立ってる貫禄のある駅。


・駅名の由来


駅名の由来

国分寺と立川の間にあるという理由で国立になってしまった、、。わかりやすくてよし。


ここの世界遺産は鉄道総合技術研究所の廃線跡だ!

昔は国立駅〜鉄道総研まで線路が延びていた。そのほとんどは撤去されたがここだけは残っていた。この鉄道総研ではリニアモーターカーなどの実験や開発していたことで有名。古い電車なども施設内に置かれていたりする。鉄道マニアにはたまらない聖地だろう。


【その他の世界遺産】

府中駅の世界遺産 府中縄文の湯

(詳しくは温泉レビューを)


立川に張り合える多摩の都会駅。

街のデザインがシャレオツでどこか落ち着いている。私がかつて働いていた2日で潰れたバーもこの府中の街にあるので聖地ではある。


・駅名の由来

武蔵国の国府が置かれたことにより府中という名前がついた。大昔はここが東京の中心であったということだ!


北府中の世界遺産 下河原廃線跡

(詳しくは廃墟探訪episode9を)


刑務所と東芝のためにあるような北府中駅

夕方と朝は東芝社員の山になる。北府中〜府中本町間のトンネルで壊滅する電波問題なんとかして欲しい


・駅名の由来

府中の北にあるからという雑な駅名。



東府中駅の世界遺産 府中基地跡

(詳しくは廃墟探訪episode3&4を)


隣の都会駅府中に便乗して都会を自称をしている何か。おまけで作られた感がすごい東府中駅


・駅名の由来

府中の東にあるからという雑な駅名。


小川駅の世界遺産 テルメ小川

(詳しくは温泉レビューを)


温泉にハマるきっかけにもなった我が聖地でもあり小平の名を世界に知らしめることができるレベルの温泉だ!


・駅名の由来 

小平は昔、小川一族が支配していたチンケな村「小川村」という名前だった。そこから来ている。


南大塚駅の世界遺産 西武安比奈線跡

(詳しくは廃墟探訪episode6を)


・駅名の由来

この入間の地には昔、大塚という村が二つあった。その二つの村は北大塚(現坂戸市)と南大塚という名前に改称され、南大塚という名前は残り続けた。大塚という地名は至る所にあり、古墳やらが関係しているとされている。


百草園駅の世界遺産 ちょうまんぴら公園

(詳しくは温泉レビューを)

とても怪奇現象が起きたダーク公園 というかこの一帯に点在する公園全て不気味 これは世界遺産だろう


・駅名の由来

江戸時代に造られた日本庭園がここにあり武蔵野が草深い地だったことから百草園という名が付けられたっぽい。


京王片倉の世界遺産 竜泉寺の湯 八王子店

(詳しくは温泉レビューを)


・駅名の由来

京王線京王片倉駅。地名の由来は、、謎!



久地駅の世界遺産 久地の廃アパート

(詳しくは廃墟探訪episode19&20を)


・駅名の由来

かつて暴れ川であった多摩川が度々河岸をクジ(刔)(えぐ)っていたためそこから久地の名がついた説と、溝の口の入り口ということから入口のクチがクジになったという説がある。


津田山駅の世界遺産 雑草しかない東高根の植物園

(詳しくは廃墟探訪episode20を)


・駅名の由来

南武線津田山駅。この地で宅地開発事業をしていた玉川電気鉄道の社長である津田興二が名付けた。自分の苗字を駅名にするというレアケースだ。



この辺で終わろう。またいろんな変なところを旅して数年後に第二弾をやるかも。





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