愉快爽快埼玉墓巡り
- 奥田ゾンダーランド
- 7 日前
- 読了時間: 4分
2022.7に小学校の頃からの友人「バクダット」と古墳巡りをした。
メイン記事に初登場のバクダットについて少し話そう。
【バクダットとは】
彼とは小学校中学校が一緒でかなり長い付き合いである。小学校の頃はバクダット家に遊びに行ってはグラセフをやり散らかし中学校時代は一緒にピラニアの餌を買いに行ったりもした。高校に入ってからも付き合いは続き温泉に行ったりしていた。
大学以降もちょくちょく博物館や歴史資料館とかに行ったり、世界情勢を話すためにカレー屋に行ったり、極左と極右が集まる演説会に行ったりと社会派系のイベントを共に楽しんでくれる友人である。
そんな彼と今回は関東最強の古墳を見るために埼玉古墳群に行くことにした。以前描いた記事「振り向けば世界遺産」をご覧になった方はわかるように私は古墳マニアでもある。そのため今回の旅はボス級古墳がたくさんみれるため心躍る旅となった。
車に乗せてもらい到着。

広い
玄関口から歩いて5分ほどで最初古墳
でけええ!!

ここまでえぐい円墳を見たのは初めてだったため飛び上がった。
山やん!

古墳データ①
丸墓山古墳 6世紀前半頃に造られた直径105m高さ17mの日本最大級の円墳。
1590年の石田三成による忍城攻めの際に陣をこの古墳の頂上に築いたとされる。

古墳の頂上からみる景色は絶景だ!

続いて歩いて5分ほどで第二の古墳

鍵の形で有名な前方後円墳タイプの稲荷山古墳だ。
古墳データ②
稲荷山古墳
5世紀後半と古墳時代最初期に造られた直径120mの前方後円墳。
1937年に前方部は土取り工事作業で消失するも2004年に復元される。半分レプリカってのが残念だ。 教科書にも載っている有名な文字の入った鉄剣もここから出土されたとのこと。

登ってみた。まずまずだな。
写真は撮らなかったが古墳内に強引に資料館を造築していて度肝を抜かれた笑
そしてこちらをご覧あれ


至る所に点在するこの「古墳を大切に」という看板がどこかシュールでジワった。
真夏で凄まじい暑さでここから段々アドレナリンが切れはじめてキツかった。
怒涛の前方後円墳の嵐

古墳データ③ 将軍山古墳
6世紀後半に造られた直径90mの前方後円墳。
千葉で採れる房州石が使われていて関東における地域交流に関しての重要な資料となる。
見応えあったが柵があり近寄れなかったのが残念。

古墳データ④ 二子山古墳
6世紀初めに造られた直径132mという首都圏では最大級の前方後円墳。手がつけれられていない古墳で出土品やデータが不明。。バクダットの話によると発掘することで天皇が朝鮮系の人間だという事実が見つかる可能性があるため、宮内庁が阻止してくるらしい。
なんだっていいじゃねえか。歴史の新たな真実を紐解く貴重な資料に手をつけないのは馬鹿げてる。一番有名な古墳である仁徳天皇陵もそんな理由で研究ができないままらしい。歴史学科の僕はうずうずしてしまう、、笑

古墳データ⑤
愛宕山古墳
6世紀前半に造られた直径54mとこの埼玉古墳群の中で差一番小さい前方後円墳

古墳データ⑥
直径66mの6世紀半ばから後半にかけて造られた古墳。
段々似たようなものばかりになってきてマンネリ古墳群となってきたのでここいらで紹介は終わろう。
奥に行けば行くほど謎古墳が見つかる笑
なんだこの荒れ放題古墳は、、

手入れせずに何が古墳を大切にだ笑笑
一応これも古墳らしい↓

バクダットがこれをみて福田康夫クラスの古墳と言ってたのが笑えた。
古代の墓場に現代の墓の墓地造るな、、

後半はツッコミどころ満載の埼玉古墳群であった。
撮影OKの資料館も堪能。

本物見れたのは嬉しい。
推し埴輪↓

古代人センス良すぎだろ。

埼玉古墳群は冗談抜きで世界遺産にしても良いクオリティだ。
帰りにもうひとつ気になっていた史跡に訪れた。東松山にある吉見百穴だ!


軽く中にも入れる。日本軍がかつて利用していたこともあり一番下にあったトンネルは涼しい。

軽くこの吉見百穴について話そう。
存在は江戸時代中期から知られており、明治20年にようやく発掘調査を始める。その当時はコロボックル人の住居であると発表されるも大正に入り古墳時代の後半に死者を埋葬する墓穴であることが判明した。

素晴らしい史跡だったが暑すぎてあまり記憶がない、、笑
久々にビックな歴史探訪ができた。バクダットには感謝だ。書いているだけであの日の暑さを思い出してしまうのでこの辺で終わる!さらば!
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