我が家に眠る幻の廃村「ピングー村」-上- 廃墟探訪X
- 奥田ゾンダーランド
- 2020年12月1日
- 読了時間: 3分
今回はかなり特殊なお話だ。スペシャルに分類分けしようと思ったがある意味廃墟探訪にも分類できてしまう。結局奇妙な話になりそうなので奇談に分類わけした。
廃墟や廃村というものは家の中にでも存在してしまう、ことに気づいた。
最近はよく部屋の掃除をしている。
コロナの自粛で暇だから、というそんなちっぽけな理由ではない。集めている鉱石の置き場が無くなってしまったからである。石の話は後日しよう。
ピングー村。こいつを片付ければかなりの面積を手に入れることができる、、!!



なんなんだ、、このシルバニアの残骸に謎の住民たちが転がっている惨状は!!と思う人が大半だろう。シルバニアについてくるウサギたちは集団疎開させ、ターミネーターや坂本龍馬、アニメキャラなどありとあらゆる人種を住まわせてたカオスタウンの廃墟だ。
この幻の廃村「ピングー村」の繁栄と衰退を語っていきたい。
私は小学生の頃にシルバニアファミリーやフィギュアを集め、一つの村を部屋に形成していた。その名は「ピングー村」。。
全ての始まりは幼少期に誕生日プレゼントで貰ったピングーハウスとシルバニアファミリーであった。
ピングーハウスはシルバニアの家と比べると広さ、ゴージャス感、家具など全てが劣っていた。
当時ピングーが好きだったので(今でも好きだぞ)、こんなウサギどもではなくピングーたちに贅沢な暮らしをさせたい。という思いから全てが始まった。
シルバニアの家の形に沿って家具を置くのも気に食わなかったので家具だけひっぺがし段ボールの上に自由に家具を置き完全オリジナルの家を作った。
家具を好きな場所に置き、思い描いた通りの家をつくるのは当時すごく楽しかった。
(このピングー村建設もあってか小学校4年の頃の将来の夢は建築家だったのだ!笑)

2007年3月新ピングーハウス建設。この段ボールハウスがピングー村の前身だったのだ。アルバムの下にある2016年12月!などと書いてあるが気にしないでほしい笑
ピングー村には色々設定がありこの村は2016年に誕生したことになっている。隕石で世界が崩壊し、生き残ったわずかな人類はこの世紀末の世に希望の村を誕生させるという小学生のくせにえらく重い世界設定になっていたのだ笑笑 自分たちだけが安全で幸せという優越感を人形に味合わせたかったのだろう。
当時は遠い未来と思っていたが気がつけば2016はとっくのとうに過ぎてしまったではないか!あーあ...

2007年4月には住人が20人近くになり村へと進化していく。(半分ほどが得体の知れないフィギュアだが、、まともなのはピングー一族とレゴ男とベジータくらいだ)
段ボールハウスを撤廃し本格的にシルバニアの家を本格導入。


ピングーに贅沢な暮らしをさせたかったのだ。
村の形になってきた。

2007年末には市役所を設立。

小学校で開催されるお祭りで木工コーナーがあり、そこでお父さんとピングー村のための建物を2件自分たちの手で作り上げたのだ。そこで市役所と教会を作ったのだ。
人口は60人を超え、住民にも品が出てきた。(マリオやドラゴンボールのキャラを導入し色とりどりに)
そしてレストランまで作り上げた。


2008年には建物がさらに増えドラッグストアなども建てた笑

村はじわりじわり大きくなっていく。

2008年6月には駅を作り村を南北に分けるまでになった。

ワンピースのキャラなども導入し人口は更に増える。

当時毎日遊んでいた友達を洗脳し友達の家にも村を建設していた笑

2008年8月にはピングー村を更に広い部屋へ移し、近代化を推し進めていく。デジタルカメラを導入し画質アップしたのもこの頃。

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