高校2年の時に修学旅行で行かされたマレーシアに行った時の旅行記を書く。 異様に意識が高いうちの高校は(自称進学校井草)国際交流が売りだとかで強引に修学旅行の行き先も沖縄とかではなく、シンガポールにしていた。しかしうちらの代だけ、
予算の関係で旅費が安いマレーシアにされたのだ。
マレーシアは辛うじて先進国入りしている国なので
ソマリアとかコロンビアに行くわけでなく、安全は保障
されている。しかし、しかしだ!その年は2014年でマレーシアではデング熱、エボラ出血熱が流行。それに加え
イスラム国が過激になっている時期でもあった。そして
1番の問題は日本航空で行くはずだったのが、これも予算の関係かで、その年に3機も墜落しているマレーシア航空になったのだ! ただでさえ、飛行機恐怖症で飛行機に乗れないというのに、それはないだろう!!(小学生の頃に日航機墜落事故について調べすぎたのが原因だと思う) 死亡フラグビンビンで友達とボイコットさえも考えるほどであった。だが結局行くことになった。永遠の別れを告げるために、前日に
従姉妹の家に飛び込むほどだった。 意を決し当日、練馬に住む友達 通称「もりもりてる」の家に泊まらせてもらい(漫画:肉体派のモデルになった
友達だ!本名はもりもりてるではない笑)そのまま朝日と共に成田へ!
あ、JALだ あれは陥ちるやつや、、なんて思いながら
マレーシア航空に搭乗 気を紛らわせようと漫画を描きながら離陸を待っているとマレー人のキャビンアテンダント
さんが「わーお!」と言って俺の漫画に感激を受けていた。俺は「ああ、この人と一緒に死ぬんだな」という感情しか湧かず途中から一人で「墜落して死ぬ確率45%、マラリアにかかって死ぬ確率15%、イスラム国に攫われる可能性20%、原住民に吹き矢で殺される可能性、、」など
ワンピースのホーキンスみたいにブツブツ呟いてたらついに飛行機が動き出し、離陸!俺は墜落時の姿勢をとりデスメタルを大音量で流し「んーーー!!!!」と叫んだり、勝手に過呼吸になりかけたりと散々な有様。隣に座るのは現在ミスター青山学院のかっこいい男。彼は離陸を風の
ように受け止めなにか歌を口ずさむかっこよさをみせる。この2人の差は客観的にみたらなかなか凄まじい世界観だっただろう。 途中 ミスター青山「おお、機内食だ」 俺「機内食の肉みてみなよ、これ1時間後の俺らの姿だよ」 ミスター青山「おお、ゲームもあるよ」 俺「そのゲーム機の角っこが脳にぶっ刺さって死ぬんだ」 と、あの時の負の発想が止まらない症候群は今でも脳裏に焼き付いてる。
その後奇跡的に飛行機は無事マレーシアに到着した。
実に7時間半。俺はグロッキー状態で降りる。
その後バスで首都、クワラルンプールはと向かう。
ブレたが夜のツインタワーが何か天から力を得ているような光景が神がかってた。
想像以上に都会で驚いた。ユニクロ、セブンイレブンなど日本でもお馴染みの店が構えていたのは面白かった。信号がほとんどなく人と車が混み合っており、少し大通りから外れるとブレードランナーのような雑多な世界観へと変わっていったのが印象的だ。
赤道付近にいるせいなのか月が真上にあり遠く感じるのも不思議だった。
我々が泊まった怪しいホテル
夕食はホテルの近くの陰気な中華料理屋だった。
1日目夜の事件
道中、ターバンを巻いたマレー人に肩をポンポンポンポンとされ「でたああああああ!!ムハメドモンスターだああああ!!!殺される!」となって、結局その男は何もせず去っていったが、到着早々不吉な事件が起きたため、不安でいっぱいのなか部屋で眠りについた。
2日目 部屋から見る朝のクアラルンプールは中々絶景。
2日目の思い出はこれだ!!↓
帰国後2日目の内容のみ、班ごとで巨大レポート化しろ
という謎課題が出た。それで作った上のやつをみてもらうとわかりやすい、かな?
まずニライ大学に行き、そこで6人班に分かれ、そこの
学生達と文化交流をする。
マレーシアの文化舐めすぎだろ!っと班のやつに文句
言われた挿絵 当日強引に町田樹と羽生結弦も紹介した 。
この上3人が文化交流をしたニライの女子大生 この後彼女らと永遠の別れを告げ、クアラルンプールへと戻る。
班行動は続き、うちらの班には下のイリという美女がクアラルンプールを案内してくれるガイドとしてついてきてくれた。
ツインタワー迫力がやばい
6階までは商業施設がわんさか詰め合わさっている。ここで昼食をとったのだがイリが勧めてくれた飯が超絶不味く友達はトイレにゲロ吐きにいくほどだった。
その後電車に乗り(マレーシアの切符は紙ではなくプラスチックのコインみたいなので、しかもそれを改札に入れるのではなく擦るという不思議なシステムだった!)セントラルマーケットという巨大なお土産屋へ行き、夜飯はまたも中華!
そして2日目の夜、ホテルで再び事件は起きた。 高校一やばい男である小松が下の階のもりもりてるの部屋に集合をかけた。仕方なく部屋に向かうと、もりもりの
部屋の前の廊下で小松たちはお土産で買ったドリアンの」チョコが入った瓶を持っていた。 なんだ、、においを嗅いで騒ぐ小学生的なノリか、、と思いながらみんなで廊下でくさいくさい、と騒いでいると
もりもりの向かいの部屋がガチャ、と開く。やばい、他のクラスの人たちに迷惑かかっちゃったかな、と思うとドアから出てきたのは真っ黒のマレー人だった。しかも
首だけ出していてジャックニコルソンばりの演出だった。 そして首だけマレー人はキレ気味で 「△я¥♯&현€☆л〒*%й>」 おい!!井草生で階とか部屋まとまってないのかよ!!
先生方よ、地元民がランダムでいろんな場所に泊まってるなら一言先に言ってくれや、、。 我々が恐怖のどん底にいる中、小松はそのマレー人に対し「ハロー」といいはなった。 その瞬間俺は「!!!?」となり、猛ダッシュで
エレベーターに乗り込み、それに続いて小松らも逃げ出した。次の日にもりもりてるから「お前らのせいで向かいの部屋が怖くて夜も眠れなかったぞ」というクレームを散々言われたのは今でもジワる。
3日目
3日目は今にもナパーム弾の雨が降ってきそうなジャングルに連れてかれた。そこで再び班ごとに分かれ、
地元の家族と遊ぶという体験をした。
そこで昼飯を食い(美味かった!!水は鉄の味がしたが、、、。)そのあとにマレーシアのボードゲームを
やった。マレー人対日本人という感じに対戦を行い、俺は得点を書いたりした。その際、ペンを持っていなかったのでもりもりてるから借りてたのだが、そのマレー人の家にペンを置き忘れるという失態をして「お前人のペンを勝手に寄付すんな!」とあとあと相当怒られた。
その後変な工房でオリジナルの銀の皿作り
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