今回の廃墟探訪の同行者は初参戦のKKKだ。
彼とは長い付き合いで以前記事に書いた中国地方旅行記の同行者でもあり、色々な温泉を共に巡った友人だ。彼との本格的な廃墟探訪は今回が初めてなのだ。
そのため今回は初心者向きの廃墟入門的な物件に行くことになった。初めてのシルバニアみたいな廃墟だ。千葉の我孫子方面にある湖北駅という寂しい駅で合流。
そこから徒歩で目的地へと進む。
少し歩くとこれだ。
見慣れない風景ばかりで道中が楽しい。段々廃墟の魔のオーラが近づいてくる。
林に突入すると広々としたところにでる。
目的地はすぐそこだ。横にある藪の中にうっすらと建つ今回の獲物。
徒歩30分ほどで着き侵入時のリスクもほぼないためまさに初級廃墟である。
さて肝心の中身はどうか。
中々に大きな一軒家であり1階部分はガレージみたいな空間になっている。BBQなどをやるのにうってつけなハウスだ。
こんな辺鄙なところになぜ家が?
先程の画像を見ればわかるとおり周りは畑と林と道路のみで他に家は一軒も見当たらない。
色々転がってる。
さあ、家の中に!
崩壊の美という感じがして好みだ。
床が抜けそうで恐ろしい。見たところ普通の一軒家、もしくは別荘のような感じだ。
ここの情報を追ってみると1980年頃に建設され2009年頃には廃墟になっていたとされる。
変な都市伝説もあり1982年にここで一家心中事件が起き凶悪な心霊スポットと言われているがそんな根も葉もない噂なんて信じないぞ。まあ、こんな不自然な場所に建つ家だ。色んな都市伝説が生まれそうだ。
土木関係の会社の寮という説やアダルトビデオ会社の撮影現場だという話もある。
しっかり撮れてなくて申し訳ない。トイレには小便器があるところを見るとそれらの説も否定できない。
これこそ真相は藪の中というやつだ!答えのないものほど価値がある。だから廃墟が好きなんだ。
探索は10分ほどで完了した。
たまにはノーマル過ぎる小規模廃墟も緊迫感ゆるゆるで悪くない。
今までと同じで霊的なものは一切感じられなかった。これまでで霊的なものを感じたのはたったの2回だ。
1回目はEpisode13で語った福島のおばけペンション
あそこはやばいと思う。
何かがおかしいと思った。行ってはだめだ。詳しくは記事を読んでくれ。
2回目はEpisode19で紹介した峰集落。こちらは守護霊的なものに会った気分だがした。何か凄い暖かく心が浄化される神秘体験をした。詳しくは記事を読んでもらいたいが、あの廃村では実際に人が自殺している。昔その村に住んでた住人が廃村となった故郷で煉炭自殺をしたのだ。(直接地元の人から聞いた情報でネットでの心霊情報や都市伝説はほぼない)
怖い話のはずなのにあの日は不思議と感動してしまった。
悪霊というものは常に人間が生み出し、守護霊というものは自然が生み出すものなのではないかとこの記事を書く際に悟ってしまった。。
廃墟=心霊で片付ける単細胞集団が悪霊を生み出しているようなものだ。変な噂を流すのはもうやめてくれ!
ここらで撤退。
コンパクト廃墟という感じがして息抜きができた。
リラックスしながら行動を共にできるKKKと行ったのも正解だった。行く友人によって廃墟は変わらずとも道中のストーリーが大きく変わる。また彼とはどこかをめぐりたい。
おまけ
数ヶ月前にT-塚田と廃墟というより変なとこ巡りをしていたのだ載っけよう。
埼玉の蓮田の果てにやってきた。
呪いの家 「黒い家」
廃墟扱いされているが住人がいるっぽい。
中から気持ち悪いラジオが流れてた。
精神病か何からしい。
これ以上はノーコメントで。。
やべえもんみたな、、という感じだ。
そこから徒歩で40分ほど歩いたところにもう一つスポットが!廃墟マップで紹介されていたリゾートちっくな別荘である。
話と違う!ジャングルオブジャングルで入れねえ!!
失敗回の部類にはなるがこれはこれで楽しい。
この辺で終わります笑
次回Episode33 芸術の頂点「熱海の廃別荘(美術館)」を2回に分けてお送りする。さらば!!
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