奥田ゾンダーランド2020年11月23日読了時間: 4分廃墟探訪episode17 江草廃校&ゴーストタウン清里更新日:2020年12月24日今回は2020年の3月にT-塚田と1泊2日で山梨遠征をした。目的地は山奥に眠る廃校だ。韮崎駅に到着。とにかく殺風景。バスにゆらりゆられ妙なとこで降りる。坂を上ると、、おお!いきなり凄まじい校舎が出迎えてくれた。校庭に足を踏み入れた瞬間「ヨン!!スリー!!セット!」と凄まじい音量で謎の放送が鳴り響き、心臓がとまりかける事件が起きた。なんと廃校庭は謎の老人軍団に占拠されており、楽しそうにゲートボールの大会を開いていた。ゲートボールの合図的なのをラジカセで大音量で流していたらしい。。。運が良いのか悪いのか、、。(人がいるため、不審者と怪しまれる可能性があったり逆に人がいることによって安心感もあったり)彼らはどうやら廃墟来訪者には無関心らしく楽しそうにゲートボールの試合を続ける。気を取り直して、まずは校庭を散策。朽ち果てたジャングルジムやブランコがたまらなく良い。何故かターミネーター2の核爆弾のシーンを連想してしまった。校庭の端にあったトイレ。トイレがある廃墟は大体優秀だ。校庭の倉庫もどこか懐かしさがあり良い雰囲気だ。体育館だけは埃は凄いものの管理されているのか?使おうと思えば使えるレベルに綺麗だ。さあ、そして本丸へ。校舎を裏から撮影。この使われなくなった水道と倒れた消火栓がなんとも言えない良い味を出している。まずは正面玄関。校長室的な雰囲気が漂った玄関だ。続いて下駄箱いよいよ中へ。この廊下だけでも感激だ。廃墟という未知の世界に憧れていた子供の頃の自分に自慢したくなった瞬間だ。「ついにここまで来たぜ」と。教室に足を踏み込む。音楽室かな?学生生活が終わる1週間前にここへ来たためノスタルジックにもなってしまう、、小学校の時、中学校の時、こうしていれば、、などと考えたり。まるで自分の心象風景をみているようだ。最後に学校の玄関を拝んで帰ることにした。7時15分で時計が止まってるのも印象的だ。この時計が動いていた時代に、多くの児童がこの玄関をくぐり登校していたことを想像するだけで色んな感情が込み上がってくる。素晴らしい廃墟だ。ゲートボール爺さんたちから話を色々聞いておけばよかったと後悔も少し残る。帰りにワイナリーに立ち寄った。そこのワインお爺さんは紙コップに2cmほど自家製ワインを注いでからこう言った。ワイン爺「君たち、今日車?」我々「いえ、歩きでここまで来ました」ワイン爺「そうか!よし、じゃあサービス」と更に2cmほどワインを注いで我々に出してくれた。ありがたい!、、いやまて!!笑 車で来てたとしても出してたんかい!笑とにかく美味かったので4000円近くする高級ワインを家のお土産に買った。韮崎駅に無事帰還。駅前にあった魚民。駐車場の規模おかしいだろ笑 スーパーかなんか建てる予定が突如魚民になったとかか、、?居酒屋に行き、小さな旅館で1泊。次の日は電車で北上し、ゴーストタウン清里へと向かった。【清里について】この清里は1970年代〜1980年代に謎の「清里ブーム」というものが起こり、観光客で賑わった楽園であった。しかしバブル崩壊と共にその人気は一気に衰え、21世紀に入る頃にはゴーストタウンと化してしまった栄枯盛衰の街だ。Episode11で話題にあげた大洋村を覚えているだろうか。この大洋村のパターンと非常に似ている。「ブーム」ってなんなのかね本当に。。清里駅に到着。駅に降りた瞬間突然の雪景色。そして人っ子ひとりいない!!本物のゴーストタウンだ。FF7のニブルヘイムのBGMをかけたくなる光景だ。このような廃墟と化した店舗がたくさん。どこも氷柱まみれだ。清里の町をひたすら探索。上の写真に写る建物は元パチンコ屋らしい。この町も数十年前は人で賑わっていたのか。。どこもかしこも廃墟だ。町そのものが廃墟というのは初めてだったため、廃墟を拝みに来たというよりも異世界に来てしまった感が強い。人類が消えた未来にいる感覚にも陥る。本当に廃墟は麻薬だ笑途中面白いものを発見。魔界だろもはや笑 清里を探索している途中吹雪に見舞われた。気温も急激に下がり、町が我々を拒んでいるのか!?と恐怖にも陥った笑驚くことにかつては一坪500万円ほどの価値があったこの町は今では一坪1万円程度だそうだ。誰もが憧れた夢の都「清里」が数十年で、我々のような変な連中のためのディープスポットと化してしまうとは滑稽でもあり悲しい話でもある。清里の西側にあったこのおとぎ話の世界のような建物のインパクトが凄かった。廃墟になり更に化けたな、、笑廃校、そして栄枯盛衰タウン清里を巡って思ったのは楽しさ、悲しさ、怖さ、哀愁、緊張感などのあらゆる感情が同時に味わえる廃墟はやはり、最高だということだ!帰る頃には吹雪が止んでくれたがT-塚田の帽子には氷柱ができてて思わず笑ってしまった笑余談清里探索の後、隣の駅に良さげな温泉があったため立ち寄った。温泉から出た後脳がおかしくなり、脱衣所で昨日買った高級ワインを落とし割ってしまう事件を起こしてしまった、、。清里の呪いか、!?隣では地元のじいさんが「ぐははは!脱衣所で酒盛りじゃあ!」と楽しそうにしている。脱衣所は紫色に染まり絶望のドン底だったが、今となってはいい思い出だ、、笑 次回は東京都の山奥に眠る伝説の廃村「峰集落」をお送りする!
今回は2020年の3月にT-塚田と1泊2日で山梨遠征をした。目的地は山奥に眠る廃校だ。韮崎駅に到着。とにかく殺風景。バスにゆらりゆられ妙なとこで降りる。坂を上ると、、おお!いきなり凄まじい校舎が出迎えてくれた。校庭に足を踏み入れた瞬間「ヨン!!スリー!!セット!」と凄まじい音量で謎の放送が鳴り響き、心臓がとまりかける事件が起きた。なんと廃校庭は謎の老人軍団に占拠されており、楽しそうにゲートボールの大会を開いていた。ゲートボールの合図的なのをラジカセで大音量で流していたらしい。。。運が良いのか悪いのか、、。(人がいるため、不審者と怪しまれる可能性があったり逆に人がいることによって安心感もあったり)彼らはどうやら廃墟来訪者には無関心らしく楽しそうにゲートボールの試合を続ける。気を取り直して、まずは校庭を散策。朽ち果てたジャングルジムやブランコがたまらなく良い。何故かターミネーター2の核爆弾のシーンを連想してしまった。校庭の端にあったトイレ。トイレがある廃墟は大体優秀だ。校庭の倉庫もどこか懐かしさがあり良い雰囲気だ。体育館だけは埃は凄いものの管理されているのか?使おうと思えば使えるレベルに綺麗だ。さあ、そして本丸へ。校舎を裏から撮影。この使われなくなった水道と倒れた消火栓がなんとも言えない良い味を出している。まずは正面玄関。校長室的な雰囲気が漂った玄関だ。続いて下駄箱いよいよ中へ。この廊下だけでも感激だ。廃墟という未知の世界に憧れていた子供の頃の自分に自慢したくなった瞬間だ。「ついにここまで来たぜ」と。教室に足を踏み込む。音楽室かな?学生生活が終わる1週間前にここへ来たためノスタルジックにもなってしまう、、小学校の時、中学校の時、こうしていれば、、などと考えたり。まるで自分の心象風景をみているようだ。最後に学校の玄関を拝んで帰ることにした。7時15分で時計が止まってるのも印象的だ。この時計が動いていた時代に、多くの児童がこの玄関をくぐり登校していたことを想像するだけで色んな感情が込み上がってくる。素晴らしい廃墟だ。ゲートボール爺さんたちから話を色々聞いておけばよかったと後悔も少し残る。帰りにワイナリーに立ち寄った。そこのワインお爺さんは紙コップに2cmほど自家製ワインを注いでからこう言った。ワイン爺「君たち、今日車?」我々「いえ、歩きでここまで来ました」ワイン爺「そうか!よし、じゃあサービス」と更に2cmほどワインを注いで我々に出してくれた。ありがたい!、、いやまて!!笑 車で来てたとしても出してたんかい!笑とにかく美味かったので4000円近くする高級ワインを家のお土産に買った。韮崎駅に無事帰還。駅前にあった魚民。駐車場の規模おかしいだろ笑 スーパーかなんか建てる予定が突如魚民になったとかか、、?居酒屋に行き、小さな旅館で1泊。次の日は電車で北上し、ゴーストタウン清里へと向かった。【清里について】この清里は1970年代〜1980年代に謎の「清里ブーム」というものが起こり、観光客で賑わった楽園であった。しかしバブル崩壊と共にその人気は一気に衰え、21世紀に入る頃にはゴーストタウンと化してしまった栄枯盛衰の街だ。Episode11で話題にあげた大洋村を覚えているだろうか。この大洋村のパターンと非常に似ている。「ブーム」ってなんなのかね本当に。。清里駅に到着。駅に降りた瞬間突然の雪景色。そして人っ子ひとりいない!!本物のゴーストタウンだ。FF7のニブルヘイムのBGMをかけたくなる光景だ。このような廃墟と化した店舗がたくさん。どこも氷柱まみれだ。清里の町をひたすら探索。上の写真に写る建物は元パチンコ屋らしい。この町も数十年前は人で賑わっていたのか。。どこもかしこも廃墟だ。町そのものが廃墟というのは初めてだったため、廃墟を拝みに来たというよりも異世界に来てしまった感が強い。人類が消えた未来にいる感覚にも陥る。本当に廃墟は麻薬だ笑途中面白いものを発見。魔界だろもはや笑 清里を探索している途中吹雪に見舞われた。気温も急激に下がり、町が我々を拒んでいるのか!?と恐怖にも陥った笑驚くことにかつては一坪500万円ほどの価値があったこの町は今では一坪1万円程度だそうだ。誰もが憧れた夢の都「清里」が数十年で、我々のような変な連中のためのディープスポットと化してしまうとは滑稽でもあり悲しい話でもある。清里の西側にあったこのおとぎ話の世界のような建物のインパクトが凄かった。廃墟になり更に化けたな、、笑廃校、そして栄枯盛衰タウン清里を巡って思ったのは楽しさ、悲しさ、怖さ、哀愁、緊張感などのあらゆる感情が同時に味わえる廃墟はやはり、最高だということだ!帰る頃には吹雪が止んでくれたがT-塚田の帽子には氷柱ができてて思わず笑ってしまった笑余談清里探索の後、隣の駅に良さげな温泉があったため立ち寄った。温泉から出た後脳がおかしくなり、脱衣所で昨日買った高級ワインを落とし割ってしまう事件を起こしてしまった、、。清里の呪いか、!?隣では地元のじいさんが「ぐははは!脱衣所で酒盛りじゃあ!」と楽しそうにしている。脱衣所は紫色に染まり絶望のドン底だったが、今となってはいい思い出だ、、笑 次回は東京都の山奥に眠る伝説の廃村「峰集落」をお送りする!
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