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廃墟探訪 episode9 〜秩父の廃村 岳集落〜

待たせた。 最近廃線ばっかで盛り下がってた廃墟シリーズだが今回は凄まじいものを引っさげてきた。 初の廃村探索である。 埼玉県秩父市の奥にある浦山ダム沿いの山の中に眠る廃村に突撃した。探索日は2019年3月31日。めっさ遅くなってしまった。。 この村に関して詳しいことはわかってはいないが、昭和52年の新聞が落ちていたため、その時期までは住民が居たと考えられる。 我々は秩父駅に到着したあと、「ぬくもり号」というピンク色のめちゃくちゃ小さいバスに乗り、浦山ダムの日向というとこで降りる。(地元の老人に愛用されているっぽい)


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ダムはどこかそそられるものがある。静かなる恐怖という感じがして好きだ。 ダムフェチとかの奇妙な女と結婚したいものだ。

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初代スターフォックス感のある鉄塔が印象的な地区だ。 廃村に続く道を発見しひたすら前進。途中道に迷うというアクシデント。

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ひたすら進むと折れ曲がった電柱!集落は近い!

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到着。いきなりぶっ潰れた家数軒が出迎えてくれた。

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昔は北側にもう何軒も建っていたらしいが数年前の火事で無くなってしまったらしい。 この家は原型をとどめているが、今にも倒壊しそうだ...。 この岳集落は実はあの有名ホラーゲーム「SIREN」に出てくる羽生蛇村のモデルにもなった場所である。夜行ったら、おそらく死ぬ笑笑

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側に地蔵があったのだが、こんな紙が貼られていてゾッとした。さすがに地蔵の写真は撮らなかった。

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傾いた蔵。めっちゃ良い。

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こけしおった

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2階建の大きな家 内部がよく見える

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朽ち果てた建造物を見るたびに自然の力の強さを感じ、なんとも言えない気持ちになる。

村の端には手入れされているような綺麗な神社?らしきものがあった。

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行ったことはないが東京の廃村、峰集落にもこのような神社があり、人里離れた場所にある廃墟、廃村の近くには古い神社があることが多い。 その辺も興味深いところだ。

当時の物か

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落ちていた手紙。 相当古いものだろう。なんだかいろんな感情が込み上がってくる。

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立派な家だ。

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スーパードンキーコング2のサントラがマッチしそうな聖地だ。

新聞も落ちていた ベトナム戦争の記事が書いてあり感動した。時がストップしているこの感じ、凄く哀しくて好きだ。

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決死の覚悟でおじゃまします 荒らさないように慎重に侵入

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この昭和な台所。良い。

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かなり崩壊が進んでいる。あと数年で潰れてしまうだろう。来れて本当に良かった。

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感動を超え、次の日の朝まで廃人になってた。

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公共浴場も残っていた。

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良い味を出している。あの洗剤の中身はサリン以上のヤバイものが熟成され出来上がっているんだろうな、なんて思ったり。

この浴場の隣にも数軒立派な家が並んでいたのだが、どこかの馬鹿が放火したため、全焼。なんてことをしやがる本当に。

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苔に飲まれた井戸。

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朽ち果てたバイク?

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これの使用用途が気になった。

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帰り道に見つけた休憩所(笑) 座ったら体から苔が生えてきそうなベンチだ。

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岳集落のある山からみる浦山ダムは絶景だ。

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帰り道にポツンと一軒家を発見。 こちらも廃屋だが先ほどの廃村ほど崩れていない。

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じゃまします!

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立派な家だった。つい最近まで人が住んでいたような感じだ。ただ床はかなり腐っていて、抜ける気配しかしなかったので、上がるのは断念した。


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これまた帰り道に妙な石碑を発見。 この地に所縁のある歴史人物らしいが、、いや誰だよ!!

無事ダムまで戻ってきた。

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この昼過ぎくらいの少し寂しげなダムがめっちゃ好き 時間通りバス停に到着。 ミニバスぬくもり号に乗り、ダムと村にさよならを告げる。行きと同じおっちゃんが運転して「無事帰ってきたか」みたいな表情をされた。おそらく降ろした時からあの廃村に向かうことをわかっていたのだろう。

帰りは秩父駅にそのまま帰らず、影森中学校というところで降りた。そう、もう一つお目当ての場所があったのだ。

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そう、恒例の廃線だ! 秩父鉄道の影森駅から秩父鉱業秩父鉱業所まで貨物専用の線路があったのだが、1984年に廃止されてしまった線路を今回は探索した。影森駅から行けるとこまで行ってみた。(廃村で体力をかなり使ってしまったため果てまでは行かなかった)

線路を追いひたすら南に行く。途中歩道橋的なところから撮影。右の草ボーボーのとこが廃線だ。古い木の電柱みたいのが連なっているのが幻想的だ。

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南へ南へ

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ここがハイライトかな 草に埋もれた線路

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この先も続いているらしいが線路はもうないため断念。浦山口という駅まで歩き、結局浦山ダムまで戻ってきてしまった。田舎の哀愁があり良い駅だ。

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このまま電車で秩父駅まで戻った。帰りにかっこいい桜があった!

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西武秩父駅まで歩き、恒例の温泉締めで祭の湯にて旅の幕引きをした。

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温泉レビューで述べるがまあまあだったな..

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ハイパービッチ版湯もみちゃんみたいなのが出迎えてくれた。

おわり

ちんぽこおまけ 〜下河原線廃線跡〜 2月あたりに一人で下河原線跡を探索したのだが、ゲロつまらない結果に終わった。この線路は1976年まで国分寺駅から北府中、府中本町を経由し、府中競馬場駅までを繋いでいた地味に便利な路線であった。(現在は国分寺から府中競馬場に行くには西国分寺で乗りかけをしなければならない)しかし武蔵野線の登場によって姿を消す羽目になった。

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出典:

https://images.app.goo.gl/r3Zy2PcECkDAjpgA6 こんな感じにニョンっとのびていた。








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収穫これだけ しょぼ!!!!

以上!!

次回はepisode10、初の廃道探訪+恐怖の八王子城跡+毒ガス島探訪をお送りする。

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