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廃墟探訪 episode29 新潟遠征「石○ロイヤルホテル」

2021.6

今回は同志エリアスと共に新潟の巨大要塞を2つも陥落させた我が廃墟史に残る神回である。


このepisode29では一つ目に訪れた廃ホテルを紹介したい。

新幹線を使い新潟県に入り、そこからタクシーで辺境の地まで行く。

タクシーのうんちゃん「どちらまで?」

我ら「〇〇旅館までお願いします」(廃墟の近くにある旅館)

タクシーのうんちゃん「????...え?あああ、ちょっと調べますね...ん??」


おいおいこのタクシーの人大丈夫か?


なんとか目的地に辿り着くとその旅館も廃墟であった笑

タクシーのおじさんは去り際まで我らをThe疑問符と言える顔で見つめていた。すまない...これはわからんわ..笑

今回の獲物をもう目と鼻の先だ。

この道路にある謎のポールは雪国ならではだ。

冬ではこのポールの先っぽまで雪が積もるらしい。。ああ恐ろしい...6月に行って正解だ


丘を登る、、すると

迫力が凄い。マリオワールドのラストダンジョンみたいな貫禄だ。

立ち入り禁止の文字はない!ないと信じてる!

都合の良いものしか我が目には入らない!


潜入

ロビーとレストランが併合したフロアが待ち受けていた。品のないラブホ廃墟とかとは違い、ただ一言

「なんてエレガントなんだ...」

ベルサイユの王宮的な高級設計にうっとりだ

美しきものは退廃することで更に別の美が滲み出ることを知れた。人間もそうであってほしい



しかしこんな場所にこんな豪華な物を建てるとは...冬になるとこの辺りはスキー客で賑わうのか?バブルの勢いで作っちまったのだろう。

前回のファミテックほど謎ではないな笑



メニューとヨーロピアンな絵画。良い写真が撮れる。キューブリックの映画の世界にいる気分にもなる。映画「シャイニング」や「バリーリンドン」の舞台に使われそうな雰囲気だ。

一点透視図法も使えそうだ笑 キューブリックの脳内という感じもして映画ファンとしても楽しめる物件である。


ここは厨房か

急に昭和臭のする姿を現しやがった笑


ここは事務室か


なんか奥の方にラーメン屋的なエリアもあった笑

この物件は1980年代にバブルの勢いで誕生し2002〜2007年に閉業したと見られている。

あるある運命だがもう少し情報があっても良いのではないか、とも思ってしまう。どんなに大きな巨人も簡単に忘れ去られてしまうことに世の儚さも感じる。

一体全体当時はどのような姿で運営されていたのか。気になる。。廃墟は想像力をも掻き立ててくれる。


2階に上がる。

部屋は、、なんだか安そうな旅館という感じでありゃりゃ笑 という感じだ


昔の自分なら奥の方まで探索しよう!となった。しかし今回はある成長を実感できた。

「ここいらで探索は止めよう」となったところだ。

この先も同じような部屋が続くだけ、と判断できたのだ。経験から廃墟の全貌を想像することができた。

これにより余計な時間や労力、リスクを伴わなくて済んだ。隅から隅まで探索するのは大事だが時には美味しいとこだけ頂き、無駄な部分は削ぎ落とすのも手である。


その美味しいところの一つは地下にあった。

トイレだ!!

この骨トイレ...芸術だろう!!

廃墟の定番 トイレの中でもベストオブトイレに君臨する絶景だ。


ここらへんで引き上げるとしよう長居は禁物だ。



さらば。余計な落書きが何一つないそなたはまさに美中の美。その美しき姿をこれから先も保ってほしい!


満足いく探索ができた。

しかしこれは前座に過ぎなかった。

この後我らはタクシーを召喚し再び駅に戻る。

そこからバスに乗り今度は反対方向の山へ。

この年、最強とも言える廃墟を訪れる。

続きは次回episode30でお届けしよう。。










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