廃墟探訪 episode2 〜羽村山口軽便鉄道跡&多摩湖廃ホテル〜
- 奥田ゾンダーランド
- 2018年5月18日
- 読了時間: 3分
今回は2015年の春休みに行った第2回廃墟探訪をお送りする。今回の旅のお供も前回いっしょに奥多摩ロープウェイに行ったポセだ。
今日は羽村駅から多摩湖までの羽村山口軽便鉄道跡を
歩いてみた。かなり歩いたな。 大正5年に山口貯水池と村山貯水池を作るため(現狭山湖と多摩湖)羽村から砂利や建設資材を運ぶのに敷かれた線路が今回歩いた羽村山口軽便鉄道である。
現在では線路は跡形もないが名残はしっかり残っている。

羽村駅に着いてすぐに謎の防空壕?的な遺構を発見!

燃料庫の跡?もしかすると貯水池建設に関係ある建物なのかな?不明。
その後瑞穂町に向かい線路の跡とされる遊歩道をひたすら歩く。所々レール跡的なのもあったのだが写真一枚も撮らなかった...。
しばらく歩くとうおおおお!!

横田基地にぶつかった!仕方なく大きく迂回して再び線路跡を探すことに、、
GHQ感半端ないアメリカ軍人が基地内を車で走り回ってたのはよく覚えてる。
線路跡を再び発見しひたすらひたすら歩くと


迫力満点のトンネルに行き着く。昔ここにレールが敷かれ列車が通ってたのを想像するとロマンを感じる。 似たようなトンネルが4本続き、4本目を抜けると一気に
山の中に出た。 少し歩くと、、なんと立ち入り禁止トンネル! ようやく雰囲気出てきたと思ったのにここで諦めろってか!

この上を行って真の終点を確かめてやる。

空気が気持ちいい山道
良い景色、そして迷った...。
トンネルでお腹いっぱいになったせいか、
モチベが下がったため線路跡を探すのは諦めふつうに
多摩湖沿いを散歩することにした。
結局この先も線路跡は続き、玉湖神社というところが
分岐点になっていて、その両先に真の終点があるらしい。この周辺に当時の建設に携わったのであろう謎の遺構が
いくつもあったらしく、それだけは見たかったと後悔。
少し話は変わるが多摩湖狭山湖は曰く付きの地で有名なのだ。 例えば、狭山で起きた殺人事件を始め、大正時代に多摩湖付近の池で少年が溺れ死んだたっちゃん池、ダムの底に
沈んだ村などの怨念、そしてここ最近Twitterで話題に
なった地図にない土地(実際はヤバイホームレスが住み着いてる無法地帯とのこと)などと心霊系で騒がれる場所だ。 帰ろうと思ったその時、曰く付きとされている例の
あそこに偶然辿り着いてしまった。 多摩湖廃ホテル街。ここも多摩湖では十分有名な
心霊スポットである。



西武球場や西武遊園地も側にあるためバブル時代に乗っかって大量の娯楽施設を多摩湖沿いに建てたがそのほとんどが廃墟となり消え去ったらしい。このホテルクインも
その一つだろう。今では西武遊園地すら廃墟の危機...。

80年代で時が止まってしまってるこの感じに哀愁を感じる。

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