奥田ゾンダーランド2019年11月4日読了時間: 10分江戸川珍歩は描く語りき 第1幕~創作の夜明け〜更新日:2020年7月19日 私は漫画を描いている。初めて漫画を描いたのは小学校2年生の頃の冬だ。このコーナーでは自分が描いてきた漫画を時代順に説明し、成長過程を兼ねて連載していく。このコーナーをを通して人間の進化と尊厳について論じていきたい。 今回は小学2年生頃に描いた第1〜4作を中心に紹介していく。 実は漫画は幼稚園年長の時に描いているのだが、(母の友人宅でそこの息子と自分の兄がマリオパーティー2をやっているのを後ろからみていたのが全ての始まり。家に帰り、落書き帳にマリオパーティーでヨッシーが反則しまくって勝ちまくる漫画を既に描いている。)物語がしっかりした長編漫画を描いたことがなかった。 処女作 「ヨッシーのクッキー工場」2006年1月頃執筆 ジャンル:バトル漫画?? 表紙は小3ごろに追加したものだが、中々のカオスっぷり。 ストーリー むかしむかしあるところにマリオとヨッシーがいました。彼らは冒険の途中、偶然クッキー工場をみつけました。クッキーが好きな2人は流れでクッキー工場で働くことになりました。という感じに物語は始まる。主人公はマリオなのに、なぜタイトルはヨッシーなのかは不明。ゼルダの伝説みたいなものか。 読み方はこんな感じになる。 主要メンバーはこんな感じ↓ マリオ、ヨッシーの他、初のオリジナルキャラである工場のメンバーたちがいる。社長のバックス、副社長のウェンド、かわいい枠のセイジロウ、ひねくれ者枠のジョー。 このジョーのひねくれ加減も笑える。 クッキーを作るという抜き打ちテストのシーンでジョーは甘いものを食べたら虫歯になるという可愛い理由で反抗している。だったらなぜここで働いている。他に就職先がなかったのなら同情できる。 クッキー工場での人生が描かれていくのかと思いきや、2話にして突如、マリオVS副社長ウェンドとのバトルが繰り広げられる。(人生初のバトルシーン) ウェンドの帽子が取れたらハゲだという演出は結構好き。(これはインディジョーンズに出てくるトードの影響か) そしてウェンドの額や服にあるAという文字は当時の自分に聞かないとわからない謎要素である笑 マリオの勝利で終わり、ウェンドは実は悪の組織に洗脳されていただけで根は良いやつであった。ここから話は急展開する。何故かクッキー工場はゴールドストーンという世界を平和にするチートアイテムを持っていて、それを悪の組織が狙っていることが判明する。そして続々と以下のような刺客が送られてくるという展開になる。 メカクッパ以外は皆オリジナルキャラ。なんだよメカクッパって笑 何故防衛庁やペンタゴンにあるべきような物がクッキー工場にあるのかが謎だが、めちゃくちゃな展開というかこの勢いは、今では出せないものである。 3人目の刺客、ベスラーがお気に入りキャラ。 クッキー工場に客みたいに訪ねに来て堂々と「私は敵だ」と話す様は人間国宝もの。 そしてベスラーがチート並みの強さを発揮し、工場にいるバックス、ヨッシー、ジョー、ウェンドをぶっ殺していくシーンは今読んでも笑える。こんな簡単に仲間殺しちゃうもの!? 生き残ったマリオとセイジロウが時限爆弾を使い倒すという劇的な展開を見せる。時限爆弾という危険物を所有しているこのクッキー工場とは一体。。 その後も急展開が続く。いのちの山という呪文を唱えれば死んだ人をいくらでも生き返らせることができるくっっっそチートマウンテンにマリオとセイジロウは行く。 そこで工場の仲間を生き返らせることができたものの、悪の組織レース軍団も来ていて、せっかく倒したメカクッパとベスラーを生き返らせていたという、萎え展開をみせつけられる。 物語は後半に入り、珍しくクッキー工場での日常が描かれる絆回がある。マリオは仕事で失敗が続き、慣れた仲間たちはつい厳しくマリオに当たり散らしてしまう。どんな漫画やドラマにでもある喧嘩回である。この歳にこういう回を取り入れたのは凄いが、ここでもまさかの展開になってしまう。マリオはストレスのあまり、鼻と髭をもぎ取り、謎の大佐みたいな姿に変身し、工場の仲間たちに暴力を振るいまくるバイオレンスな展開になる。 結果仲直りをし、絆はより深まるのだが、、。セイジロウ手首切断されてる...笑笑(次の回では再生している。) これを喧嘩という言葉で収めていいのか。。 その頃悪の組織でもボスのレースが、役立たずという理由でせっかく生き返らせた幹部たちを殺していくスターリンばりの謎の粛清を始める。 地味にグロい。 こういう自分の手で戦力をゼロにしてしまうという、自ら敗因を生み出すポンコツボスキャラも珍しい。 その後、悪の軍団を殲滅しに、クッキー工場のみんなは悪の根城であるレース城に行くことになる。 まあこんな感じに罠をくぐり、ボスのレースのとこまでたどり着く。 最後はなんと自分の力でレースを倒すのではなく、ゴールドストーンを謎の窪みにはめ込み、平和パワー?炸裂でレースたちが次々と木っ端微塵になるというあっさりエンドを迎える。(ヘンダーランドのマカオとジョマの死に方に近い。わからない人申し訳ない。) そして世界一美味いクッキーを作れました。 こんなハッピーエンドで幕を閉じた。 笑いもあるし、バトルもあるし、一応ストーリーも骨はあるので頑張った方か。にしても仲間も敵もバラバラに吹っ飛ぶ表現が多すぎな気が..。 第2作「続・ヨッシーのクッキー工場 」2006年2月執筆 続編が出来てしまった。今回の表紙は更に高血圧になっている。読み方は前作と同じ、そんで相変わらずバトルもの。クッキー要素はゼロ。 話は前作の続き。レース軍団をぶっ潰し、日常に戻り工場で働いているところから始まる。 ロックという新キャラが現れ、「レースの仇を討ちに葉っぱオバケという強敵がこちらに向かってるから逃げて」と告げられる。 今作は新敵、葉っぱオバケ軍団を工場の仲間+ロックで倒していく物語だ。 バカ弱そうな見た目の敵キャラ。しかも部下の顔がセイジロウにそっくりという手抜き具合。 前回は敵を一方的にぶっ殺してくアンパンマンスタイルを取っていたが、今作は一度マリオは負け、修行の末勝つという少年ジャンプスタイルを取っている。 ↑敗北を経験するマリオ 死ぬがいのちの山で生きかえるという相変わらずのチートっぷり。 復活したマリオは修行をしパワーアップし、あっさり勝ってしまう。あっけなく物語を終わりと思いきや、まさかの展開「セイジロウの闇落ち(闇オチ)」が待っている。 前作では可愛い枠で常識人でいい奴だったセイジロウが「俺は気づいた。マリオを殺せば俺が主人公になれる」という謎理論を突然展開しだし、場面場面でマリオを襲い出す。なぜこういう展開になってしまったのか全く思い出せない笑 葉っぱオバケを倒した後、真のラスボスとして登場するセイジロウ。ツッコミどころは満載だが、こういう展開は進歩といえるか。 セイジロウ撃破。(笑) 死にゆくセイジロウに放ったマリオのメッセージ「言っとくが主役にならなくてもきっと幸せになれるかもしれないのに」は幼いながらも自分のメッセージが込められていた(笑) しかし嫉妬心なのか、なぜそんなに主人公という職業にこだわったのか... 第3作 「スーパー学校」 2006年3月頃執筆 凄いやつらが通うスーパー学校の日常を描いた作品。ジャンルはバトルもの。初の全オリジナルキャラで構成された作品であり、能力者ものである。 表紙と序盤のページは紛失。 主人公はスーパー学校の生徒アクミル。 不器用な彼は全ての教科で上手くいかず、担任のファール先生に叱られ、ひねくれてしまう。割と綺麗な始まり方だ。 全校生徒はアクミルを含め4人。 切断されても再生するドM野郎のデイビット、目がスコープになっているメカ人間のマシーン、色んな超能力を持つチートキャラのレッドアイなどがいる。彼らは休み時間は戦闘などをして楽しんでいる素晴らしい脳筋っぷりだ。 アクミルは何も特殊能力はないが、戦闘力は高い。 あと一人だけ画力が高いこのイケメン(美女?)な性別不明キャラ、ローロもいる。彼はスーパー学校生ではなくアクミルの個人的な友人であり、アドバイスなどをして助けてくれたりしてくれる。 最近の珍百景に出てきそうな過疎学校だが、そんな学校にもとんでもない刺客がやってくる。 平和な日々が続くと思いきや アクミルとファール先生は血相を変えて教室にやってきてこう告げる。 「大変だ!ヨッシーのクッキー工場がこの学校を乗っ取ろうとしている!」 なんだよこの展開 ツッコミどころが多すぎて何も言えない笑 あのクッキー大好きで平和主義者どもはこの学校を乗っ取ってどうするつもりなんだ。というか同じ世界線だったのか。もう考えれば考えた分だけバカになる笑 クッキー工場側の、マリオ、ヨッシー、バックス、ウェンドがノリノリで「今すぐ、あの学校乗っ取ろうぜ」と凄まじい悪人ヅラになってる。見事に全員闇落ちをしていて色々とガッカリした、、笑 (セイジロウは続・クッキー工場でマリオに討伐されいない。ジョーはなぜかいない。虫歯になるのが嫌で転職したか。) 前作のキャラは大事にしろよ笑 今作のキャラで前作のキャラを倒すという、展開は前作を超えるという気持ちが伝わってきて良いが、、。 部外者のローロが「今すぐ工場を潰しに行くぞ」とみんなを鼓舞し、生徒4人+ファール先生+ローロの計6人で工場に攻撃を仕掛けに行くことを決意した。殺られる前に殺ってやる理論か。 そしてスーパー学校VSクッキー工場との戦争が始まる。 戦闘は前作よりも、役割分担ができていて面白くはなっている。この時はワンピースの影響は全く受けていないがワンピーススタイルではある。 アクミルVSマリオデイビットVSウェンドファール先生・マシーン・レッドアイVSヨッシー こんな対戦カードになっている。 「時が来た」とマリオに告げるアクミルの凛々しさは凄い。こんな強そうなのに、なぜ鉄棒も出来なかったのかが謎だ。カッシーナでもやらされていたのか。出しゃばりみんなを指揮していたローロは何故か隠れている。 一番頼れそうなファール先生と、マシーンは早々にヨッシーにボコられ退場するという無能っぷりを発揮する。そして残ったレッドアイが傷ついた仲間を見て怒り狂い超能力を連発し、ヨッシーを粉々に吹っ飛ばす有能っぷりを発揮する。 一方ウェンドと戦うデイビットは謎の力を発揮し、ウェンドを溶かし勝利する。 新旧主役対決であるマリオ戦で、なんとアクミルはローロに「ミサイルになってくれ」という神風特攻案を出してくる。他の脇役が頑張って戦っていたのになんじゃその戦術は... マシーンがマリオの動きを封じ、怖がっていたローロも意を決し、マリオに突っ込み無事倒す。 倒され無惨にも骨になったマリオの横で「よし!」 「あーあ...(笑)」て思わずなってしまった。。 前作闇落ちしたセイジロウに「主人公にならなくても幸せになれたのに」て言い放ったやつが、学校乗っ取ろうとして、生徒達に返り討ちにされ骨になるとか悲しすぎだろ...。 こちら側の死者ゼロでハッピーエンドを迎えるかと思いきや、、奴が生き残っていた。 戦闘には参加していなく、前作ヨッシーのクッキー工場ではロクな活躍をしなかった工場長バックスが強力エネルギー波を放ち、ローロ死亡! 怒りのアクミルはひと蹴りでバックスの首を吹っ飛ばす。悪(笑)は殲滅できたが、大事な友人を失うというジ・エンドで幕を下ろす。まあ相変わらずな展開だが、、かなり頑張った方か。 続・スーパー学校という作品もその年の4月ごろに描いたのだがそちらは残念ながら紛失。スーパー学校のメンバーか胡散臭い仮面ライダーみたいな敵を倒す話だったようや。あんま覚えてねえや笑 「ヨッシーアイランド」2006年4月頃?執筆 黒歴史作品。SFCのゲーム、ヨッシーアイランドを強引に漫画化したものだ。初のトリビュート作品というのか??キャラもストーリーも全てゲーム通りでオリジナリティのかけらもない。ただ画力や見やすさは随分上がった。セリフも日本語がしっかりしてきて、成長を伺える作品ではある。 読み方は変わり縦に読むようになった。この先、この方式を長年取ることにはなる。 まじで読み返してて、漫画として成立してきたなー、と感心しつつ、おえぇぇ!!恥ず!!!と思わずなってしまう小学生低学年に媚を売ったような内容に立ちくらみもする。ヨッシーのクッキー工場とかでみられた奇妙な個性というものが全く出てないのも問題点か。ちなみに後編は紛失。 この作品の話はこの辺でおしまいにしておこう。 次回へ続く!
私は漫画を描いている。初めて漫画を描いたのは小学校2年生の頃の冬だ。このコーナーでは自分が描いてきた漫画を時代順に説明し、成長過程を兼ねて連載していく。このコーナーをを通して人間の進化と尊厳について論じていきたい。 今回は小学2年生頃に描いた第1〜4作を中心に紹介していく。 実は漫画は幼稚園年長の時に描いているのだが、(母の友人宅でそこの息子と自分の兄がマリオパーティー2をやっているのを後ろからみていたのが全ての始まり。家に帰り、落書き帳にマリオパーティーでヨッシーが反則しまくって勝ちまくる漫画を既に描いている。)物語がしっかりした長編漫画を描いたことがなかった。 処女作 「ヨッシーのクッキー工場」2006年1月頃執筆 ジャンル:バトル漫画?? 表紙は小3ごろに追加したものだが、中々のカオスっぷり。 ストーリー むかしむかしあるところにマリオとヨッシーがいました。彼らは冒険の途中、偶然クッキー工場をみつけました。クッキーが好きな2人は流れでクッキー工場で働くことになりました。という感じに物語は始まる。主人公はマリオなのに、なぜタイトルはヨッシーなのかは不明。ゼルダの伝説みたいなものか。 読み方はこんな感じになる。 主要メンバーはこんな感じ↓ マリオ、ヨッシーの他、初のオリジナルキャラである工場のメンバーたちがいる。社長のバックス、副社長のウェンド、かわいい枠のセイジロウ、ひねくれ者枠のジョー。 このジョーのひねくれ加減も笑える。 クッキーを作るという抜き打ちテストのシーンでジョーは甘いものを食べたら虫歯になるという可愛い理由で反抗している。だったらなぜここで働いている。他に就職先がなかったのなら同情できる。 クッキー工場での人生が描かれていくのかと思いきや、2話にして突如、マリオVS副社長ウェンドとのバトルが繰り広げられる。(人生初のバトルシーン) ウェンドの帽子が取れたらハゲだという演出は結構好き。(これはインディジョーンズに出てくるトードの影響か) そしてウェンドの額や服にあるAという文字は当時の自分に聞かないとわからない謎要素である笑 マリオの勝利で終わり、ウェンドは実は悪の組織に洗脳されていただけで根は良いやつであった。ここから話は急展開する。何故かクッキー工場はゴールドストーンという世界を平和にするチートアイテムを持っていて、それを悪の組織が狙っていることが判明する。そして続々と以下のような刺客が送られてくるという展開になる。 メカクッパ以外は皆オリジナルキャラ。なんだよメカクッパって笑 何故防衛庁やペンタゴンにあるべきような物がクッキー工場にあるのかが謎だが、めちゃくちゃな展開というかこの勢いは、今では出せないものである。 3人目の刺客、ベスラーがお気に入りキャラ。 クッキー工場に客みたいに訪ねに来て堂々と「私は敵だ」と話す様は人間国宝もの。 そしてベスラーがチート並みの強さを発揮し、工場にいるバックス、ヨッシー、ジョー、ウェンドをぶっ殺していくシーンは今読んでも笑える。こんな簡単に仲間殺しちゃうもの!? 生き残ったマリオとセイジロウが時限爆弾を使い倒すという劇的な展開を見せる。時限爆弾という危険物を所有しているこのクッキー工場とは一体。。 その後も急展開が続く。いのちの山という呪文を唱えれば死んだ人をいくらでも生き返らせることができるくっっっそチートマウンテンにマリオとセイジロウは行く。 そこで工場の仲間を生き返らせることができたものの、悪の組織レース軍団も来ていて、せっかく倒したメカクッパとベスラーを生き返らせていたという、萎え展開をみせつけられる。 物語は後半に入り、珍しくクッキー工場での日常が描かれる絆回がある。マリオは仕事で失敗が続き、慣れた仲間たちはつい厳しくマリオに当たり散らしてしまう。どんな漫画やドラマにでもある喧嘩回である。この歳にこういう回を取り入れたのは凄いが、ここでもまさかの展開になってしまう。マリオはストレスのあまり、鼻と髭をもぎ取り、謎の大佐みたいな姿に変身し、工場の仲間たちに暴力を振るいまくるバイオレンスな展開になる。 結果仲直りをし、絆はより深まるのだが、、。セイジロウ手首切断されてる...笑笑(次の回では再生している。) これを喧嘩という言葉で収めていいのか。。 その頃悪の組織でもボスのレースが、役立たずという理由でせっかく生き返らせた幹部たちを殺していくスターリンばりの謎の粛清を始める。 地味にグロい。 こういう自分の手で戦力をゼロにしてしまうという、自ら敗因を生み出すポンコツボスキャラも珍しい。 その後、悪の軍団を殲滅しに、クッキー工場のみんなは悪の根城であるレース城に行くことになる。 まあこんな感じに罠をくぐり、ボスのレースのとこまでたどり着く。 最後はなんと自分の力でレースを倒すのではなく、ゴールドストーンを謎の窪みにはめ込み、平和パワー?炸裂でレースたちが次々と木っ端微塵になるというあっさりエンドを迎える。(ヘンダーランドのマカオとジョマの死に方に近い。わからない人申し訳ない。) そして世界一美味いクッキーを作れました。 こんなハッピーエンドで幕を閉じた。 笑いもあるし、バトルもあるし、一応ストーリーも骨はあるので頑張った方か。にしても仲間も敵もバラバラに吹っ飛ぶ表現が多すぎな気が..。 第2作「続・ヨッシーのクッキー工場 」2006年2月執筆 続編が出来てしまった。今回の表紙は更に高血圧になっている。読み方は前作と同じ、そんで相変わらずバトルもの。クッキー要素はゼロ。 話は前作の続き。レース軍団をぶっ潰し、日常に戻り工場で働いているところから始まる。 ロックという新キャラが現れ、「レースの仇を討ちに葉っぱオバケという強敵がこちらに向かってるから逃げて」と告げられる。 今作は新敵、葉っぱオバケ軍団を工場の仲間+ロックで倒していく物語だ。 バカ弱そうな見た目の敵キャラ。しかも部下の顔がセイジロウにそっくりという手抜き具合。 前回は敵を一方的にぶっ殺してくアンパンマンスタイルを取っていたが、今作は一度マリオは負け、修行の末勝つという少年ジャンプスタイルを取っている。 ↑敗北を経験するマリオ 死ぬがいのちの山で生きかえるという相変わらずのチートっぷり。 復活したマリオは修行をしパワーアップし、あっさり勝ってしまう。あっけなく物語を終わりと思いきや、まさかの展開「セイジロウの闇落ち(闇オチ)」が待っている。 前作では可愛い枠で常識人でいい奴だったセイジロウが「俺は気づいた。マリオを殺せば俺が主人公になれる」という謎理論を突然展開しだし、場面場面でマリオを襲い出す。なぜこういう展開になってしまったのか全く思い出せない笑 葉っぱオバケを倒した後、真のラスボスとして登場するセイジロウ。ツッコミどころは満載だが、こういう展開は進歩といえるか。 セイジロウ撃破。(笑) 死にゆくセイジロウに放ったマリオのメッセージ「言っとくが主役にならなくてもきっと幸せになれるかもしれないのに」は幼いながらも自分のメッセージが込められていた(笑) しかし嫉妬心なのか、なぜそんなに主人公という職業にこだわったのか... 第3作 「スーパー学校」 2006年3月頃執筆 凄いやつらが通うスーパー学校の日常を描いた作品。ジャンルはバトルもの。初の全オリジナルキャラで構成された作品であり、能力者ものである。 表紙と序盤のページは紛失。 主人公はスーパー学校の生徒アクミル。 不器用な彼は全ての教科で上手くいかず、担任のファール先生に叱られ、ひねくれてしまう。割と綺麗な始まり方だ。 全校生徒はアクミルを含め4人。 切断されても再生するドM野郎のデイビット、目がスコープになっているメカ人間のマシーン、色んな超能力を持つチートキャラのレッドアイなどがいる。彼らは休み時間は戦闘などをして楽しんでいる素晴らしい脳筋っぷりだ。 アクミルは何も特殊能力はないが、戦闘力は高い。 あと一人だけ画力が高いこのイケメン(美女?)な性別不明キャラ、ローロもいる。彼はスーパー学校生ではなくアクミルの個人的な友人であり、アドバイスなどをして助けてくれたりしてくれる。 最近の珍百景に出てきそうな過疎学校だが、そんな学校にもとんでもない刺客がやってくる。 平和な日々が続くと思いきや アクミルとファール先生は血相を変えて教室にやってきてこう告げる。 「大変だ!ヨッシーのクッキー工場がこの学校を乗っ取ろうとしている!」 なんだよこの展開 ツッコミどころが多すぎて何も言えない笑 あのクッキー大好きで平和主義者どもはこの学校を乗っ取ってどうするつもりなんだ。というか同じ世界線だったのか。もう考えれば考えた分だけバカになる笑 クッキー工場側の、マリオ、ヨッシー、バックス、ウェンドがノリノリで「今すぐ、あの学校乗っ取ろうぜ」と凄まじい悪人ヅラになってる。見事に全員闇落ちをしていて色々とガッカリした、、笑 (セイジロウは続・クッキー工場でマリオに討伐されいない。ジョーはなぜかいない。虫歯になるのが嫌で転職したか。) 前作のキャラは大事にしろよ笑 今作のキャラで前作のキャラを倒すという、展開は前作を超えるという気持ちが伝わってきて良いが、、。 部外者のローロが「今すぐ工場を潰しに行くぞ」とみんなを鼓舞し、生徒4人+ファール先生+ローロの計6人で工場に攻撃を仕掛けに行くことを決意した。殺られる前に殺ってやる理論か。 そしてスーパー学校VSクッキー工場との戦争が始まる。 戦闘は前作よりも、役割分担ができていて面白くはなっている。この時はワンピースの影響は全く受けていないがワンピーススタイルではある。 アクミルVSマリオデイビットVSウェンドファール先生・マシーン・レッドアイVSヨッシー こんな対戦カードになっている。 「時が来た」とマリオに告げるアクミルの凛々しさは凄い。こんな強そうなのに、なぜ鉄棒も出来なかったのかが謎だ。カッシーナでもやらされていたのか。出しゃばりみんなを指揮していたローロは何故か隠れている。 一番頼れそうなファール先生と、マシーンは早々にヨッシーにボコられ退場するという無能っぷりを発揮する。そして残ったレッドアイが傷ついた仲間を見て怒り狂い超能力を連発し、ヨッシーを粉々に吹っ飛ばす有能っぷりを発揮する。 一方ウェンドと戦うデイビットは謎の力を発揮し、ウェンドを溶かし勝利する。 新旧主役対決であるマリオ戦で、なんとアクミルはローロに「ミサイルになってくれ」という神風特攻案を出してくる。他の脇役が頑張って戦っていたのになんじゃその戦術は... マシーンがマリオの動きを封じ、怖がっていたローロも意を決し、マリオに突っ込み無事倒す。 倒され無惨にも骨になったマリオの横で「よし!」 「あーあ...(笑)」て思わずなってしまった。。 前作闇落ちしたセイジロウに「主人公にならなくても幸せになれたのに」て言い放ったやつが、学校乗っ取ろうとして、生徒達に返り討ちにされ骨になるとか悲しすぎだろ...。 こちら側の死者ゼロでハッピーエンドを迎えるかと思いきや、、奴が生き残っていた。 戦闘には参加していなく、前作ヨッシーのクッキー工場ではロクな活躍をしなかった工場長バックスが強力エネルギー波を放ち、ローロ死亡! 怒りのアクミルはひと蹴りでバックスの首を吹っ飛ばす。悪(笑)は殲滅できたが、大事な友人を失うというジ・エンドで幕を下ろす。まあ相変わらずな展開だが、、かなり頑張った方か。 続・スーパー学校という作品もその年の4月ごろに描いたのだがそちらは残念ながら紛失。スーパー学校のメンバーか胡散臭い仮面ライダーみたいな敵を倒す話だったようや。あんま覚えてねえや笑 「ヨッシーアイランド」2006年4月頃?執筆 黒歴史作品。SFCのゲーム、ヨッシーアイランドを強引に漫画化したものだ。初のトリビュート作品というのか??キャラもストーリーも全てゲーム通りでオリジナリティのかけらもない。ただ画力や見やすさは随分上がった。セリフも日本語がしっかりしてきて、成長を伺える作品ではある。 読み方は変わり縦に読むようになった。この先、この方式を長年取ることにはなる。 まじで読み返してて、漫画として成立してきたなー、と感心しつつ、おえぇぇ!!恥ず!!!と思わずなってしまう小学生低学年に媚を売ったような内容に立ちくらみもする。ヨッシーのクッキー工場とかでみられた奇妙な個性というものが全く出てないのも問題点か。ちなみに後編は紛失。 この作品の話はこの辺でおしまいにしておこう。 次回へ続く!
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