奥田ゾンダーランド2021年7月26日読了時間: 6分創作霊園更新日:2021年8月10日ゴミの山から小松ノートを見つけた。高校卒業時に小松という気が狂ったクラスメイトが小さいノートをくれた。「そのノートに今後の漫画作品の構想を描き入れるのだ!」というので、そろそろ短編集を描きたいと思っていた僕は、思いついた短編の予告的なのを描き入れた。ほとんどが構想の段階で終わった謎作だ。このまま闇に葬るのも可哀想だと思った私は、この創作霊園で掘り起こした遺骨たちをここに献上する。(小さな奇談が重なったことでこの怪ノートが生まれたので、「漫画」や「スペシャル」ではなく「奇談」にぶち込みました)全て作品化させるつもりで描いたが、結局のところ大学生活で堕落してしまい漫画を描く気力が失せ、作品化できたのは「肉体派」と「右田マウンテン」の2作品のみとなった。これら二つは遠い未来に江戸川珍歩は描く語りきで取り上げるつもりだが今回でもちょっぴり紹介。「肉体派」こちらは大学1年の頃に描きあげたBL漫画である。世界一のボディビルダーを目指す筋肉マッチョだらけの学校での恋愛を描いた。主人公である盛森輝(もりもりてる)と相手役である小野翔(おのかける)の美しくも悲しいロマンスに翻弄されるストーリーだ。ちなみに盛森輝のモデルとなった○森輝は恐怖マレーシア旅行記に登場する同じクラスメイトだ。小野翔のモデルとなった○野翔も同じクラスであったが肉体派を完成させた1年後にミスター青山学院になり有名人になるという快進撃をみせた。↑作品化できた肉体派俺は一体何をしているんだか。。「右田マウンテン」頭の長い老人の上で怪しい男がひたすらバランスを取り続ける話。下は硫酸の海なので必死に落ちないように耐えるがどうなるのか!?この老人のモデルは高校時代の現代文の先生で時速0.5キロのスピードでしか歩けず、授業中も「..へ、ひ、、ほっ...は」とまともに喋れず辛うじて生命活動が出来ている感じのヤバかった先生だ。受験期に現代文の先生がこれになってしまったため、普通に恨んでいる。2学期になると、ついに動けなくなり学校に来れなくなってしまった。今現在生きているかは不明。言い方は悪いがこんな瀕死の先生を受験生に起用した母校は頭のネジが飛んでいるとしか言いようがない。私の漫画のキャラにされるリスクも考えないこの高校は倫理観や道徳心のかけらもありゃしない!↑作品化できた右田マウンテン以上の2つが作品化できた漫画だ!ここから先はこのノートの中の構想段階で生涯を終えてしまった(その気になれば作品化できるがどうも気力が、、)哀れな手抜き作品群を紹介しよう。「仮面ライダーG3(ゲーンスリー)」ベルトを巻けば変身でき、怪人どもと戦えるヒーローもの。1話ごとに出てくるキモい怪人を倒して行く話だ。モデルになったのは同じクラスメイトの元さんと呼ばれた怪しい子だ。仮面ライダーが好きで、何故かいつも両手をパクパクさせている個性的な人だったが人間不信に陥り、高校3年になると不登校になってしまった。クラスのみんなから存在を忘れ去られてしまったが、俺は忘れない!彼の偉業を作品にして残そうと計画したが見事に作品化出来ずこのノートに白骨遺体してみつかった。「レズビアン」このシンプルなタイトルに心を揺さぶられた方もいるはずだ。肉体派という男ものを描いたのならば女ものも描くべきだ!、となり作ろうとした。ファイナルファンタジーで例えると肉体派はメテオでこちらレズビアンはホーリーという感じに対になるものがほしかった。ストーリーも決まっておらず早い段階で灰と化してしまった。「バスケの芸術家」絵を描きながらもバスケの腕も超一流!しかし冴えない男でクラスでは3軍扱いされるコントゥンが主人公。絵のセンスもなくバスケも下手だがクラスの人気者であるトラージを倒すため、コントゥンが立ち上がるというお話だ。高校のクラスとかにあるカースト制度に対する批判作であり社会派系作品に位置付けられる予定だった。こちらもストーリーを組み立てる前に頓挫し、幻の作品となった。無論2人とも同じクラスメイトをモデルにした。「乙幡(おっぱた)の惑星」こちらはSF作品。「謎の砂漠を探検。しかしそこはなんと、練馬区だった、、!」というパワーサブタイトル出オチが輝いている作品だ。猿の惑星のオマージュであり、左上にいる汚いおっさんは卓球部の顧問である乙幡先生だ。とにかくエロくて不潔なねずみ男の具現化的存在の先生であり、作品の材料にしてしまった。ラストシーンで謎の惑星の正体が練馬区だと知り、絶望するというオチが決まっていただけに作品化に至らなかったのは残念だ。「精神病院24時」間違えて精神病院に入れられてしまった男がエスケープを試みるドキドキアクション作。これは適当だし色々あかんな笑 構想段階でお亡くなりになって正解な作品だ。【小松シリーズ】小松のノートなので小松千夜物語以外でも小松を主人公にしたお話を描いてあげれば彼は喜ぶだろう、と考え作ろうとした謎作たちを紹介する。【小松の五つ星レストラン】世界一のシェフを目指す小松シェフのお話。1話一品。話の終わりには毎回レシピが載るというクッキングパパを超越する内容だが作品化できず沈没。そもそも俺、ゆでたまごのレシピしか書けん。。【小松茸(だけ)】大量の小松が登場するカルト哲学系ストーリー。これはあらゆる可能性を感じる1ページなので近々漫画化したい。 【小松MEN】SFだが、どんな話にするのかまでも至らなかった謎作。【コマツのキチ太郎】ゲゲゲの鬼太郎のオマージュ。パクリは良くないな。【コマ太郎】創作のネタが切れたのか日本昔ばなしに頼ろうとする枯渇っぷりだ。ここらへんはもう漫画化させる気はなくただ、表紙を描いて楽しんでいた。。【井草戦争】これは高校時代の集大成的な作品にするつもりだった。井草高校に突如麻原彰晃やヒトラー、寝返った小松などが攻めてくるお話でクラスのウェイ系たちが愛する井草高校のために立ち上がり防衛するという戦争ものだ。これは中々面白そうなものが描けそうで、独立した作品ではなく現在連載中の小松千夜物語の中にこういう回をぶち込みたいと思っている。ここからのは高校卒業時ではなく大学2年ごろにこのノートに追記した作品で一応載っけておく。【ガール3部作】「滑落ガール」登山が趣味の女子大生はあっ!と足を滑らせ滑落。命は助かったものの誰も助けにこないような山の崖の下に1人ぽつんのサバイバル劇。食い物に困り自分のコンタクトレンズまで食い始める名シーンを用意していたのだが、作品化には至らず。「ヘロインヘロヘロガール」サイコドラッグ作品。こういうのが一番描きやすいからこれもいつか作品化させたい。「尻ガルガール」ビッチ伝説的なお話だ。これは描く気も起きなかった笑 タイトルの語呂の良さだけで形になりかけた作品だ。こんな感じかな。。どれも雑草みたいなお話ばかりだが、どれか形にしてほしい!というものがあればがんばります。。一つの変な発想から素晴らしいお話に膨れ上がることもあるのでこの小松ノートは今後も創作メモとして使っていきたいところだ。たった1ページでも絵を描くだけで自身の持つクリエイティブィティに大きな効果をもたらすので何か降ってきたらとりあえず描け!を意識していきたい。
ゴミの山から小松ノートを見つけた。高校卒業時に小松という気が狂ったクラスメイトが小さいノートをくれた。「そのノートに今後の漫画作品の構想を描き入れるのだ!」というので、そろそろ短編集を描きたいと思っていた僕は、思いついた短編の予告的なのを描き入れた。ほとんどが構想の段階で終わった謎作だ。このまま闇に葬るのも可哀想だと思った私は、この創作霊園で掘り起こした遺骨たちをここに献上する。(小さな奇談が重なったことでこの怪ノートが生まれたので、「漫画」や「スペシャル」ではなく「奇談」にぶち込みました)全て作品化させるつもりで描いたが、結局のところ大学生活で堕落してしまい漫画を描く気力が失せ、作品化できたのは「肉体派」と「右田マウンテン」の2作品のみとなった。これら二つは遠い未来に江戸川珍歩は描く語りきで取り上げるつもりだが今回でもちょっぴり紹介。「肉体派」こちらは大学1年の頃に描きあげたBL漫画である。世界一のボディビルダーを目指す筋肉マッチョだらけの学校での恋愛を描いた。主人公である盛森輝(もりもりてる)と相手役である小野翔(おのかける)の美しくも悲しいロマンスに翻弄されるストーリーだ。ちなみに盛森輝のモデルとなった○森輝は恐怖マレーシア旅行記に登場する同じクラスメイトだ。小野翔のモデルとなった○野翔も同じクラスであったが肉体派を完成させた1年後にミスター青山学院になり有名人になるという快進撃をみせた。↑作品化できた肉体派俺は一体何をしているんだか。。「右田マウンテン」頭の長い老人の上で怪しい男がひたすらバランスを取り続ける話。下は硫酸の海なので必死に落ちないように耐えるがどうなるのか!?この老人のモデルは高校時代の現代文の先生で時速0.5キロのスピードでしか歩けず、授業中も「..へ、ひ、、ほっ...は」とまともに喋れず辛うじて生命活動が出来ている感じのヤバかった先生だ。受験期に現代文の先生がこれになってしまったため、普通に恨んでいる。2学期になると、ついに動けなくなり学校に来れなくなってしまった。今現在生きているかは不明。言い方は悪いがこんな瀕死の先生を受験生に起用した母校は頭のネジが飛んでいるとしか言いようがない。私の漫画のキャラにされるリスクも考えないこの高校は倫理観や道徳心のかけらもありゃしない!↑作品化できた右田マウンテン以上の2つが作品化できた漫画だ!ここから先はこのノートの中の構想段階で生涯を終えてしまった(その気になれば作品化できるがどうも気力が、、)哀れな手抜き作品群を紹介しよう。「仮面ライダーG3(ゲーンスリー)」ベルトを巻けば変身でき、怪人どもと戦えるヒーローもの。1話ごとに出てくるキモい怪人を倒して行く話だ。モデルになったのは同じクラスメイトの元さんと呼ばれた怪しい子だ。仮面ライダーが好きで、何故かいつも両手をパクパクさせている個性的な人だったが人間不信に陥り、高校3年になると不登校になってしまった。クラスのみんなから存在を忘れ去られてしまったが、俺は忘れない!彼の偉業を作品にして残そうと計画したが見事に作品化出来ずこのノートに白骨遺体してみつかった。「レズビアン」このシンプルなタイトルに心を揺さぶられた方もいるはずだ。肉体派という男ものを描いたのならば女ものも描くべきだ!、となり作ろうとした。ファイナルファンタジーで例えると肉体派はメテオでこちらレズビアンはホーリーという感じに対になるものがほしかった。ストーリーも決まっておらず早い段階で灰と化してしまった。「バスケの芸術家」絵を描きながらもバスケの腕も超一流!しかし冴えない男でクラスでは3軍扱いされるコントゥンが主人公。絵のセンスもなくバスケも下手だがクラスの人気者であるトラージを倒すため、コントゥンが立ち上がるというお話だ。高校のクラスとかにあるカースト制度に対する批判作であり社会派系作品に位置付けられる予定だった。こちらもストーリーを組み立てる前に頓挫し、幻の作品となった。無論2人とも同じクラスメイトをモデルにした。「乙幡(おっぱた)の惑星」こちらはSF作品。「謎の砂漠を探検。しかしそこはなんと、練馬区だった、、!」というパワーサブタイトル出オチが輝いている作品だ。猿の惑星のオマージュであり、左上にいる汚いおっさんは卓球部の顧問である乙幡先生だ。とにかくエロくて不潔なねずみ男の具現化的存在の先生であり、作品の材料にしてしまった。ラストシーンで謎の惑星の正体が練馬区だと知り、絶望するというオチが決まっていただけに作品化に至らなかったのは残念だ。「精神病院24時」間違えて精神病院に入れられてしまった男がエスケープを試みるドキドキアクション作。これは適当だし色々あかんな笑 構想段階でお亡くなりになって正解な作品だ。【小松シリーズ】小松のノートなので小松千夜物語以外でも小松を主人公にしたお話を描いてあげれば彼は喜ぶだろう、と考え作ろうとした謎作たちを紹介する。【小松の五つ星レストラン】世界一のシェフを目指す小松シェフのお話。1話一品。話の終わりには毎回レシピが載るというクッキングパパを超越する内容だが作品化できず沈没。そもそも俺、ゆでたまごのレシピしか書けん。。【小松茸(だけ)】大量の小松が登場するカルト哲学系ストーリー。これはあらゆる可能性を感じる1ページなので近々漫画化したい。 【小松MEN】SFだが、どんな話にするのかまでも至らなかった謎作。【コマツのキチ太郎】ゲゲゲの鬼太郎のオマージュ。パクリは良くないな。【コマ太郎】創作のネタが切れたのか日本昔ばなしに頼ろうとする枯渇っぷりだ。ここらへんはもう漫画化させる気はなくただ、表紙を描いて楽しんでいた。。【井草戦争】これは高校時代の集大成的な作品にするつもりだった。井草高校に突如麻原彰晃やヒトラー、寝返った小松などが攻めてくるお話でクラスのウェイ系たちが愛する井草高校のために立ち上がり防衛するという戦争ものだ。これは中々面白そうなものが描けそうで、独立した作品ではなく現在連載中の小松千夜物語の中にこういう回をぶち込みたいと思っている。ここからのは高校卒業時ではなく大学2年ごろにこのノートに追記した作品で一応載っけておく。【ガール3部作】「滑落ガール」登山が趣味の女子大生はあっ!と足を滑らせ滑落。命は助かったものの誰も助けにこないような山の崖の下に1人ぽつんのサバイバル劇。食い物に困り自分のコンタクトレンズまで食い始める名シーンを用意していたのだが、作品化には至らず。「ヘロインヘロヘロガール」サイコドラッグ作品。こういうのが一番描きやすいからこれもいつか作品化させたい。「尻ガルガール」ビッチ伝説的なお話だ。これは描く気も起きなかった笑 タイトルの語呂の良さだけで形になりかけた作品だ。こんな感じかな。。どれも雑草みたいなお話ばかりだが、どれか形にしてほしい!というものがあればがんばります。。一つの変な発想から素晴らしいお話に膨れ上がることもあるのでこの小松ノートは今後も創作メモとして使っていきたいところだ。たった1ページでも絵を描くだけで自身の持つクリエイティブィティに大きな効果をもたらすので何か降ってきたらとりあえず描け!を意識していきたい。
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