町田樹
プログラムの深化を求めた世界に誇る表現者
https://images.app.goo.gl/suNNMDxWHBWpHnXE6
1990年3月9日 162cm
日本代表 神奈川県出身
シニア参戦2010-2014.12 28引退
(6シーズン)
自己ベスト
TS 282.26 2014 世界
SP 98.21 2014 世界
FP 184.05 2014世界
大好きなフィギュアスケーターである町田樹について深堀りし、記事にしてみた。
以下の動画は私が作ったベストオブ町田樹である。
こちらをみていただきたい。余力があれば下の文章も読んで、町田樹中毒になってほしい。
実績
2013-2014シーズンに一気に日本のエースへと駆け上がりソチ五輪では5位入賞を果たす。世界選手権では初出場にして銀メダルを獲得。またGPシリーズでは4度の優勝経験があり、3年連続でファイナルに進出している。四大陸でも銀メダルを獲得している。
五輪個人5位入賞
世界🥈
ファイナル-(4位入賞) 四大陸🥈
GP🥇🥇🥇🥇🥈🥉
全日本🥈
JGP🥇🥈🥉
技術
表現力が非常に高く、作品に対する思いが人何倍も強いため数多くの名プログラムを生み出した。引退後のアイスショーでは誰も挑んだことがない10分近くに及ぶ長編プログラムを数多く披露し、フィギュア界の常識を覆した。また、演技中の背筋の美しさは世界一と言っても過言ではない。ジャンプはルッツを得意としている。飛躍のシーズンとなった2013-2014シーズン以降は4回転トゥループの成功率が跳ね上がり、ジャンプなど技術の面でも世界トップレベルの選手へと大化けした。しかし、どういうわけかチェンジフット系のキャメルスピンではレベル4がほとんど取れていない。苦手なのかそれとも作品を重視し、敢えて3止まりにさせているのか謎。
競技人生でのジャンプ成功確率
(ジュニア時代、国内試合、B級国際試合以外の全ての大会から導き出したオリジナルデータです。)
4T 49% 【16/33】
3A 70% 【35/50】
3Lz 85% 【34/40】
3F 58% 【15/26】
3L 71% 【12/17】
3S 100% 【17/17】
全ステップレベル4獲得率 23% 【10/43】
・ステップシークエンス レベル4獲得率
32%【 10/31】
・ストレートラインステップ 0% 【0/6】
・サーキュラ ステップ 0% 【0/6】
全スピンレベル4獲得率 50% 【49/99】
コンビネーションスピン 70% 【23/33】
フライング系スピン 76% 【25/33】
チェンジフット系スピン 3% 【1/33】
人物
フィギュアスケートの深化を追求し、誰よりも作品(プログラム)や音楽への愛が溢れていた選手。2014年に競技会からの電撃引退を発表した後、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科に進学し、そこで修士号を取得した。現在は博士課程に在籍している。慶應義塾大学や法政大学などでは非常勤講師として活動している。2018年には異例であるプロ競技会からの引退を発表し、完全にリンクから姿を消した。ただ、解説者としての活動は続けており、芸術面や各選手の個性に重点を置いて話す彼の解説は絶賛されている。競技会という枠では収まりきらない人物だということがこれだけでもわかるはず。また、たいへんな読書家でもあり語彙力が高く、インタビューなどでは斜め上を行った名言が毎回のように飛び出る。やはり彼のことに関しては語りきれないものがあるので、とりあえず下の名言集というのをみてほしい。これを読めば大体町田樹がどのようや人物だったのかわかるはず笑
出典:https://images.app.goo.gl/ME63SZvpJX8QiSQZ6
名言集
「僕は元々芸術家。目指しているのは、純粋芸術としてのフィギュアスケート」
「活字を追い、紙のページをめくるという作業は、一種の精神安定剤のようなもの」
「エタノールを燃やしたときに透明な炎が出るんですけど、そういう見えない炎を内に秘めて虎視眈々と狙う」
「町田樹の最高傑作ができたと思っています」
「僕にとって現状維持は退化」
「さなぎからチョウヘ、羽化するような進化をお見せしたい」
「これまでの『火の鳥そのもの』から、僕の裸体に火の鳥の精神を絡みつけて具現化した」
「ビックバンですよ。ボクの『火の鳥』は宇宙まで飛ぶ」
「蒼穹の舞台でこのプラグラムへの愛を皆様に届けたい」
「この美しい青い舞台は自分のために作られたと思っています」
「オフコース、メダル」
「『町田樹』は『悲劇名詞』なのかな」
「SPが『悲恋の極北』、FPが『シンフォニックスケーティングの極北』」
「衣装に宇宙を溶かし込みたい」
「高校2年の時にメキシコのピラミッドの頂上で、アルミのようなものに触れたら4回転が完成した」
「町田樹マイナスフィギュアスケートは、ニアリーイコールゼロ」
「アルゴリズムとヒューリスティックを二つを使い分けるんです。アルゴリズムから得られた情報を元に、ヒューリスティックでいいコンディジョンをつくれた。スランプになるとその手法の繰り返し」
「ティムシェル。日本語だと『汝、治めることを能う(あたう)』という難しい言葉になっているんですが 『自分の運命は自分で切り開く』という意味だと解釈しました」
【プログラム】
SP
[2009-2010シーズン]
・タンゴ・ジェラシー
色気溢れるプログラム。メリハリのつけ方が上手く、自分は表現者だ!という気持ちがこの時代から伝わってくる。
[2010-2012シーズン]
・黒い瞳 (ロシア民謡)
有名なロシア民謡で多くの選手が使用している曲。踊り狂うまっちーをみれるプログラム。前半はエレガントでラストは鬼ステップの嵐。終始見応えのあるプログラムだ。ストレス溜まった時にみると効果的。
[2012-2013シーズン]
・F・U・Y・A (C2C)
フランスのDJグループC2Cの曲を使用した終始異世界感のある独特なプログラム。電子音楽と東洋風の音楽が融合した不思議な曲を見事に名プロへと仕立て上げた。緊張と緩和をテーマにしており、中毒性のある作品で何度もみたくなってしまう。この曲を選ぶセンスにも驚き。
[2013-2014シーズン]
・ドラマ「エデンの東」
町田樹史上最高傑作と自らが語った名プロ。
作品追求のため、原作者であるジョン・スタインベックを研究をし、この作品の答えを自ら導き出した。その結果、自ら生み出した「自分の運命は、自分で切り開く」という答えを武器に、神演技を連発させた。感情が込められた演技が印象的で、全ての仕草が美しい。独自の見解だが、この作品からは「葛藤や苦しみもあるが、滑る幸せを忘れてはいけない」、という思いが伝わってきた。ここでは語りきれないプログラムなのでとにかくみてほしい。
[2014-2015シーズン]
・映画「ラベンダーの咲く庭で」
エデンの東と似た雰囲気があるが、個人的にはこちらの方が好きなプロ。何より曲が美しい。町田の動きもより洗練され、とにかく優雅で隙のない演技である。花畑の中、舞っている切ない青年のような情景が浮かんでくる哀愁溢れるプログラム。フィニッシュのジャン!!は鳥肌もの笑
FP
[2009-2010シーズン]
・映画「カサブランカ」
こちらも数多くの選手が使っている映画音楽。映画は観たことないのに、情景が浮かんでしまう表現力には脱帽。途中のバーみたいなとこに入ったり、立ち止まり思いに耽るシーンなど中盤に見所が多い。シニアデビューのシーズンとは思えない演技であった。
[2010-2011シーズン]
・映画「レジェンド・オブ・フォール]
曲、編集、魅せどころの全てが良いプロ。地味だが、味があるプロ。
[2011-2012シーズン]
・バレエ「ドンキホーテ」
火の鳥と並び町田樹の背筋の美しさが際立っているプログラム。全ての音を見事に捉え、1秒1秒の決めポーズなど全てが絵になる。終始誰かと踊っている素振りを崩さないところも見所の一つ。何より曲の編集がよく、インパクトのある序盤、ミドルテンポの中機敏に動くステップ、哀愁のスローパート、そして最後に再びテンポアップし、壮大に終わるこの作品はまさに神構成。
[2012-2014シーズン]
・バレエ「火の鳥」(ストラヴィンスキー)
町田樹を世界トップレベルの選手に羽ばたかせた代表作。ここまで火の鳥になりきれる選手はおそらく他にいない。相変わらず曲編集も上手く、もはや競技というよりも一つの講演のように思えてしまう出来。序盤の迫力のある火の鳥襲来パート→中盤のゆったりと飛ぶような心落ち着くパート→天まで羽ばたいていくようなエネルギッシュな終盤 という流れの劇的なプログラムである。この作品をみて彼のファンになった人たちも少なくないだろう。
[2014-2015シーズン]
・交響曲第九番 (ベートーヴェン)
おそらく世界一練られた鬼プログラム。演技開始直後20秒間の静止、バレエダンスを意識したステップ、最後の力を振り絞り動きまくるコレオなど見所はたくさん。もはやどこがステップなのかもわからないほどのクオリティ。合唱が入ってからの盛り上がりは半端じゃなく、あれは完全にベートーヴェンが乗り移っている。ただ、その分体力の消耗も激しく完成系をみることなく引退してしまったのは本当に残念。
EX
・映画「ロシュフォールの恋人」
このプログラムこそがTHE・町田樹だと思う。まず曲がめちゃくちゃ良い。ドラマチックな展開に合わせ、感情を溜め込んで爆発させる動きが本当に町田らしくて良い。
・アランフェス協奏曲 (和風バージョン)
衝撃プログラム。和風バージョンのアランフェスというだけで異質なプログラムだが、なんとその曲に合わせ侍の姿で滑るというオリジナリティ爆発の作品となっている。祭りで楽しんでいる最中にならず者に襲われ、決戦の末勝利するという物語を演じている。初めの祭りのシーンでの動きは、浮世絵になりそうな和の美しさを感じられ、彼の演技の幅の広さに圧倒される。殺陣のシーンも迫力満点である。刀を持ちながらあそこまで綺麗に滑れる選手は他にいない。
・Don’t stop me now (QUEEN)
メガネをした冴えない青年が冬の道で、妄想の世界に入り込むストーリー。有名なアップテンポのパートに入った瞬間、メガネとマフラーを取り、理想の自分の姿であるギタリストになりきって大暴れするという大盛り上がりのプログラム。エアギターシーンは必見。
出典:https://images.app.goo.gl/tYfgTgXxLKfqo6Hk6
・ドラマ「白夜行」
片手を血で染め白夜行を完璧に演じている。全日本選手権のエキシビションがクリスマスであったため、それ以降は演じないと決めた彼の作品に対するこだわりも凄い。(白夜行はクリスマスのシーンでラストを迎えるため)
・Je te veux (エリクサティ)
山高帽にロングコートというオシャレな古き良き格好で登場するプログラム。町田にピッタリのプログラム。ヨーロッパの白黒時代の映画に出演してそうな雰囲気が出せるのが凄い。
・4つの即興曲 作品90/D899 第3曲 (シューベルト)
「継ぐ者」(The Inheritor)
町田史上最も美しいプログラムで6分弱という長さの前代未聞の大作。曲をいじらずに全編を通して演じたいという町田の曲に対する敬意を感じ取れる作品。詳しくは町田のサイトの解説をみてほしいが「継承者」をテーマにしている作品。ベートーヴェンからシューベルトへ、という継承のように彼の場合は高橋大輔(ランビエールとかも)から町田樹へ。そしていつの日か町田樹に憧れた選手たちが彼の思いを継承していく「人間の連鎖」の素晴らしさをテーマにしている(多分笑)
シューベルト特有の哀愁のある曲だが、変化の少ない曲のため、観客を退屈させずに演じきるのは至難の業である。しかし町田はそれを6分間一度も目が離せないクオリティのものに仕上げた。もうどこか違う世界に行ってしまった人間による芸術作品をみている感覚に陥る。この作品にも語りきれないものがあるため、まずは演技をみてほしい。
・アヴェ マリア (シューベルト)
「祈り」をテーマにしているプログラム。この作品の特徴はジャンプを一つも取り入れていないことである。終盤のリンクの端から端まで微動打にせず移動する場面は圧巻。町田樹が天使の手先にみえるプログラム。
・ドンキホーテ(ロングバージョン)
「バジルの輝き」
これまた誰も挑戦したことがない前代未聞の構成に挑んだ町田。今回は3部構成になっているプログラム。華麗な1部、壮大な2部、疾走する3部と観る人を飽きさせない構成である。
・白鳥の湖(チャイコフスキー)
ドンキホーテ同様こちらも3部構成。王子ジークフリートを描く作品でバレエの要素を多く取り入れている。相変わらず質の高い作品だが、少しマンネリ感も出てしまっている。ラストの羽を持つ演出は美しい。
・ヴォレロ (ラヴェル)
「起源と魔力」
9分近くある超大作。コンパルソリーから始まり、段々と盛り上がっていく構成。もう俺の説明は下手くそだから町田樹のサイトをみてくれ!!いや、町田樹のヴォレロをみれば全てが理解できる!
・楽興の時第3番(シューベルト)「ダブルビル:第1部」
良い曲に良い演技。至福の時とはこのことか。
・愛の挨拶 (エルガー)「ダブルビル:第2部」
美しい曲に美しい演技。こちらも町田樹の魅力が多く詰まったプログラムだ。
・アダージェット (マーラー)
「人間の条件」
9分30秒の超大作であり、町田樹の人生最後のプログラム。7部構成で、人間の尊厳をテーマにしている。人生で大きな壁にぶち当たっても、生きていかねばならない人間を描く。どこをとっても見応えがある。
出典: https://images.app.goo.gl/XEKgmkXiDBqJ1JXB6
まっちーの競技人生
シーズンベスト
[2009-2010 ]
SP 69.60 FP 147.88 T 217.48
[2010-2011]
SP 66.78 FP 134.17 T 200.95
[2011-2012]
SP 82.37 FP 125.67 T 208.04
[2012-2013]
SP 83.48 FP 154.17 T 236.92
[2013-2014]
SP 98.21 FP 184.05 T 282.26
[2014-2015]
SP 93.39 FP 175.70 T 269.09
【2009-2010シーズン】
シニアの大きな大会に初参戦したシーズン。四大陸のフリーではノーミスの演技をみせ、初出場にして銀メダルを獲得し、その名を世界に知らしめた。
ジャンプ
3A 67% 【2/3】
3Lz 100% 【2/2】
3F 100% 【3/3】
3L 100% 【1/1】
3S 100% 【1/1】
ステップ 0% 【0/4】
ストレートラインステップ 0% 【0/2】
サーキュラ ステップ 0%【0/2】
スピンレベル4獲得率 50% 【3/6】
コンボ系 100%【2/2】
フライング系 50% 【1/2】
チェンジフット系 0% 【0/2】
四大陸選手権 2位 合計:217.41
SP タンゴ ジェラシー
ショート 6位 合計:69.60
1 3F+3T 1
2 3A -1.4
3 3Lz 1
4 SlSt3 0.6
5 FSSp3 0.1
6 CSSp3 0.1
7 CiSt2 0.5
8 CCoSp4 0.2
フリー 2位 合計:147.88
技術点:80.48
構成点:67.40
1 3A+3T 1.2
2 2A 1.4
3 3Lz 0.8
4 CCoSp4 0.3
5 SlSt2 0.5
6 CSSp3 0.3
7 3F 1
8 3A 1.6
9 3Lo 0
10 3F+2T 0
11 3S+2T+2Lo 1
12 CiSt2 0.5
13 FSSp4 0.4
【2010- 2011シーズン】
四大陸銀メダリストにして、全日本4位の成績を持つ町田は、高橋、小塚、織田に続く日本の新エースとして期待がかかったシーズン。ネーベルホルン杯では自身初の4回転を成功させ、初の国際大会での優勝をする。しかしGPシリーズでは2枠も貰うも、2戦とも不燃焼に終わり全日本でも6位に沈んでしまう悔しい試合が続いたシーズンとなった。
ジャンプ成功確率
4T 0% 【0/2】
3A 50% 【3/6】
3Lz 50%【3/6】
3F 50% 【2/4】
3L 50%【1/2】
3S 100% 【2/2】
ステップレベル4獲得率 0% 【0/4】
スピンレベル4獲得率
コンボ系 25% 【1/4】
フライング系 75% 【3/4】
チェンジフット系 0% 【0/4】
中国杯 5位 合計:200.95
ショート 7位 合計:66.78
技術点: 33.16
構成点:33.62
1 3A 1.3
2 3F+3T -0.4 e
3 CCSp3 0.3
4 CCoSp2 0.4
5 3Lz< -1.9
6 FSSp3 0.4
7 CiSt2 0.8
フリー 6位 合計:134.17
技術点: 69.73
構成点:66.44
減点:2.00
1 4T -3
2 3A+3T 0.7
3 3Lz 0.9
4 SlSt2 0.2
5 FSSp4 0.6
6 3F 0.8
7 3Lo 0.2
8 3A -3
9 FCSSp3 0.3
10 1Lz+2T -0.1
11 3S+2T+2Lo -0.5
12 ChSt1 0.6
13 CCoSp2 0.1
ロシア杯 11位 合計:177.01
ショート 12位 合計:56.37
技術点: 26.76
構成点:30.61
減点:1.00
1 3A -3
2 3F+3T<< -1.7
3 CCSp3 0
4 CCoSp1 -0.3
5 3Lz -1
6 FSSp4 0.2
7 CiSt3 0.3
フリー 9位 合計:120.64
技術点: 60.80
構成点:60.84
減点:1.00
1 4T< -2.1
2 3A+3T 0.4
3 3Lz 0.7
4 SlSt3 0
5 FSSp4 0.4
6 3F -0.9
7 Lo 0
8 1A 0.1
9 FCSSp3 0.1
10 3Lz+2T 0.2
11 3S+2T 0.3
12 ChSt1 0.4
13 CCoSp4 0.1
【2011-2012シーズン】
演技は更に美しく繊細になり、表現面では化けてきたが昨シーズンに続きジャンプに苦しむシーズンになってしまった。GPシリーズではNHK杯に出場するも7位に終わり、全日本では善戦し4位に着くも、四大陸では7位に沈む。チャンスは何度かあったものの中々ショートフリーの両方を揃えられずメンタル面の弱さもみえてしまったシーズンになってしまった。
4T 0% 【0/2】
3A 67% 【4/6】
3Lz 83% 【5/6】
3F 50% 【2/4】
3L 50% 【1/2】
3S 100% 【2/2】
ステップレベル4獲得率 0% 【0/4】
スピンレベル4獲得率 33%【4/12】
コンボ系 50%【2/4】
フライ系 50% 【2/4】
足変え系 0% 【0/4】
出典:https://images.app.goo.gl/wR6TcgwxXdkuC35HA
NHK杯 7位 195.45
ショート 5位 合計:72.26
技術点:38.73
構成点:34.53
減点:1.00
1 3A 2.1
2 3F+3T 1.1
3 CCSp3 0.5
4 CCoSp4 0.4
5 3Lz 0.2
6 FSSp 0
7 CiSt3 0.9
フリー 6位 合計:123.19
技術点:54.57
構成点:68.62
1 4T<< -1.9
2 3A+3T 1.7
3 2Lo -0.6
4 SlSt3 0.4
5 FSSp3 0.4
6 1A 0
7 3Lz+2T 0.3
8 2F -0.2
9 ChSt1 0.7
10 FCCoSp1 0
11 3Lz 0.6
12 3S -0.2
13 CCoSp1 0.4
2012 四大陸選手権 7位 208.04
ショート 4位 合計:82.37
技術点:43.88
構成点:38.49
1 3A 2
2 3F+3T 1.3
3 CCSp3 0.5
4 CCoSp4 0.6
5 3Lz 1.3
6 FSSp4 0.7
7 CiSt3 1
フリー 10位 合計:125.67
技術点56.91
構成点69.76
1 4T< -3
2 1A+2T 0
3 3Lo 0
4 SlSt3 0.6
5 FSSp4 0.7
6 3A 1.4
7 3Lz+2T+2Lo 0.9
8 2F e -0.3
9 ChSt1 0.7
10 FCCoSp3 0.3
11 1Lz 0
12 3S+1T -0.7
13 CCoSp3 0.3
【2012-2013シーズン】
小さなミスが無くなり、大技ジャンプ以外はまとめられるようになった。演技力にも磨きがかかり、火の鳥は世界中で話題になるプログラムとなった。スケートアメリカでは3位に入り、自身初の大きな国際試合でのメダルとなった。続く中国杯では尊敬する高橋大輔を抑え悲願のGPシリーズ優勝を果たし、ファイナルにまで進出した。しかしファイナルではミスを連発し最下位となり、その後の全日本選手権でも調子が上がらず、自身最低の9位にまで沈んでしまう。年明けには自分に喝を入れるためか坊主になってた笑
ジャンプ成功確率
4トゥループ 0% 【0/3】
3アクセル 56% 【5/9】
3ルッツ 100% 【9/9】
3フリップ 50% 【3/6】
3ループ 67% 【2/3】
3サルコウ 100% 【3/3】
ステップレベル4 獲得率 50% 【3/6】
スピンレベル4獲得率 44%【8/18】
コンボ系 67% 【4/6】
フライング系50% 【3/6】
チェンジフット系 17% 【1/6】
スケートアメリカ 3位 合計:229.95
ショート 4位 合計:75.78
技術点:38.65
構成点:37.13
1 3A 2
2 3F+3T e -0.4
3 FSSp3 0.1
4 CCSp3 0.2
5 3Lz 0.4
6 StSq2 0.9
7 CCoSp3 -0.1
フリー 2位 合計:154.17
技術点:75.03
構成点:80.14
減点:1.00
1 3A 2
2 4T -3
3 3Lz+3T 0.8
4 FSSp2 0.4
5 StSq3 0.8
6 3A+SEQ -2.1
7 CCSp2 0.3
8 3Lo 0.4
9 3Lz 0.7
10 3F+2T e -0.7
11 3S 0.7
12 ChSq1 1.1
13 CCoSp3 0.3
中国杯 1位 合計:236.92
ショート 2位 合計:83.48
技術点:44.16
構成点:39.32
1 3A 2.1
2 3F+3T 1.2
3 FSSp4 0.2
4 CCSp3 0.7
5 3Lz 1.1
6 StSq4 1.1
7 CCoSp4 0
フリー 1位 合計:153.44
技術点:76.66
構成点:77.78
減点:1.00
1 3A 1.1
2 4T -3
3 3Lz+3T 0.3
4 FSSp4 0.5
5 StSq3 0.8
6 3A+SEQ -1.6
7 CCSp1 0.3
8 3Lo 0.7
9 3Lz 0.9
10 3F+2T 0.6
11 3S 0.9
12 ChSq1 0.7
13 CCoSp4 0.1
グランプリファイナル 6位 合計:198.63
ショート 6位 合計:70.58
技術点:34.30
構成点:37.28
減点:1.00
1 3A -2.9
2 3F+2T -1
3 FSSp4 0.4
4 CCSp4 0.4
5 3Lz 0.7
6 StSq4 0.8
7 CCoSp4 0.6
フリー 6位 合計:128.05
技術点:56.41
構成点:72.64
減点:1.00
1 3A 1.9
2 4T<< -2.1
3 3Lz+3T 0.5
4 FSSp3 0.3
5 StSq4 0.7
6 1A+2T 0.1
7 CCSp3 0.4
8 2Lo -0.6
9 3Lz 0.6
10 1F 0
11 3S 0.1
12 ChSq1 0.4
13 CCoSp4 0.3
【2013-2014シーズン】
覚醒のシーズン。4回転ジャンプや3アクセルなどの大技ジャンプの成功率が飛躍的に上がり、ショートフリーを通して4回転を3本組み込めるようになった。GPシリーズでは2戦とも2位とは大差をつけ連続優勝を果たす。2年連続のファイナルでは惜しくもメダルを逃すも、全日本ではショートフリーでほぼノーミスの演技をし、ソチ五輪代表の座を自力で掴んだ。ソチ五輪では団体戦、個人戦の両方で善戦し、男子シングルスでは5位入賞を果たしたが、100%の演技をできなかったことで悔しさの残る大会にもなった。シーズン最後の演技であり、初めて挑む世界選手権ではソチ五輪の憂さを晴らすような、ショートフリー共に最高の演技で締めくくることができ、銀メダルを獲得した。0.33の差で羽生結弦に逆転負けされるも、自己ベストを更に大幅更新し、日本人初となる初出場にして銀メダル獲得という記録残すと共に長年期待されてた日本人初のワンツーフィニッシュを実現させた。シーズンを通して技術のみではなく、プログラムへの思い込み、精神面でも大きく成長したことがわかり、努力をすれば人はなんだってできることを教えてくれた。
ジャンプ成功確率
4T 65% 【11/17】
3A 94% 【16/17】
3Lz 91% 【10/11】
3F 83% 【5/6】
3L 83% 【5/6】
3S 100% 【6/6】
ステップレベル4獲得率 55% 【6/11】
スピンレベル4獲得率 61% 【20/33】
コンボ系 82% 【9/11】
フライ系 100% 【11/11】
足変え系 0% 【0/11】
出典:https://images.app.goo.gl/v1g77Gp3rtxu7L3c8
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